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何回か読みたい物

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勝手ながら、よもぎみどりがまた読みたいと思ったnoteをマガジンにさせて頂きました。 マガジンから外してほしいと思われた方はお手数ですが、よもぎみどりのnoteどれでもいいのでコ…
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#音楽

【前編】まさにSFレベルの天才/宇多田ヒカル『SIENCE FICTION』

【前編】まさにSFレベルの天才/宇多田ヒカル『SIENCE FICTION』

 宇多田ヒカルがデビュー25周年を迎えるにあたってX上でカウントダウンがはじまり、「ひさびさのツアーか!?」と予想したファンは少なくなかったはず。

 その予想は的中することになったのですが、その期待を超えてなんとベストアルバムの発売!しかもそのタイトルは『SIENCE FICTION』!

 本人もこのタイトルが思い浮かんだときに「これだ!」と思ったらしいのですが、こんなにしっくりくるものもなか

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RADWIMPS・野田洋次郎『日本語のことばの美しさを世界に広げる名手』(前編)人生を変えるJ-POP[第48回]

RADWIMPS・野田洋次郎『日本語のことばの美しさを世界に広げる名手』(前編)人生を変えるJ-POP[第48回]

たったひとりのアーティスト、たったひとつの曲に出会うことで、人生が変わってしまうことがあります。まさにこの筆者は、たったひとりのアーティストに出会ったことで音楽評論家になりました。音楽には、それだけの力があるのです。歌手の歌声に特化した分析・評論を得意とする音楽評論家、久道りょうが、J-POPのアーティストを毎回取り上げながら、その声、曲、人となり等の魅力についてとことん語る連載です。

今回は、

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【ピタゴラス・ソクラテス・プラトン】神話が創造した哲学

【ピタゴラス・ソクラテス・プラトン】神話が創造した哲学

真実に気づく人とと、気づかない人がいるとします。

哲学書『共和国』の中にある『洞窟の比喩』の寓話の中では、真実に気づいた人は真実に気づかない人を哀れんで彼らに真実を訴えます。しかし、真実に気づいた人は真実に気づいたあと、怪我をしていました。
それを見た真実に気づかない人たちは、ああなりたくはないと思い同じ行動をとることを嫌がります。もちろん、彼らが言っていることを信じようともしません。
可能であ

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【藤井風】2024年インスタ質問まつり

【藤井風】2024年インスタ質問まつり

藤井風が2024年初のインスタ質問まつりを開催ー!
ううー!リアタイできなかった〜〜〜😭😭😭

今年は波乱の幕開けになったけど、こういう楽しいニュースだけを見て生きてたいね。

まず、これよね。

【朗報】藤井風、彼女いません。「Do you have a girlfriend?(彼女いる?)」に対して、「Nope. (いない)」だって!!!!(落ち着け)
※Nopeは、Noのくだけた表現。

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2021年 好みだけで選んだ邦楽トップ10

2021年 好みだけで選んだ邦楽トップ10

 2021年もあとわずか。今年最後の記事は考察でも分析でも、ましてや批評でもない単なる好き嫌いだけで選んだJ-POPの鬼リピトップ10ランキング。

 いつもとは違い客観性ゼロの記事だから、もう忖度なしで好き勝手に書いていく。ファンの方には「この曲はあの曲より上位だろう!!!」とか叱られるかもしれないが、あくまでも私見なので悪しからず。

10位 「金木犀」アイナ・ジ・エンド 解散間近のBiSHの

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『深読み カイト』後篇「タペストリー」

『深読み カイト』後篇「タペストリー」

前回はコチラ

2019年12月24日深夜
スナックふかよみ

じゃあ始めようか。

天才 米津玄師が「カイト」の三文字に仕掛けたカラクリとは…

いったい何なのか…

ゴクリ…

まずは「カイト」という言葉から連想される…

カランカラン♫
(ドアが開く音)

あ… いらっしゃいませ…

え?

・・・・・

あの… おひとり様ですか?

見ての通り。

この店は、初めて?

ええ、そうですが

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『深読み カイト』中篇「アラシィ」

『深読み カイト』中篇「アラシィ」

前篇はコチラ

2019年12月24日深夜
スナックふかよみ

米津玄師は、やはり天才だね…

よくもまあ『カイト』なんてタイトルを思いついたもんだ…

ここまで「嵐」というグループを言い表した言葉は、ないんじゃないかな…

嵐というグループを言い表してる?

いったい、どういうことなの?

では、話そうか…

『カイト』というタイトルに隠された秘密を…

ゴクリ…

カランカラン♫
(ドアが開

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「深読み カイト」前篇

「深読み カイト」前篇

2019年12月24日
夜の繁華街

やれやれ…

どこもかしこもカップルだらけ…

クリスマス・イヴって、いつからこんなことになったんだろう…

お洒落な店で食事して、お洒落なバーで君の瞳に乾杯して、最後は君の心にチェックインしてメイク・ラブ…

今夜はイエス・キリストの誕生を祝う聖なる夜なのに、そんなこと1ミリも気にもせず子作りに勤しむとは…

「性夜」とはよく言ったものだよね。これじゃあ霜降

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米津玄師の歴代アー写を一気レビュー!

米津玄師の歴代アー写を一気レビュー!

 アー写とは「アーティスト写真」の略で、いわゆる宣材(宣伝材料)写真の一種である。米津玄師はシングル及びアルバム発売時に新たなアー写を公開し注目を集めてきた。

この記事では、それらのアー写*を時系列で一気にレビューしてみたい。

*メイン以外のアザーカット(同時に撮影された別カット)も含む。
*アー写だけでなく、一部その曲のイメージカットも含む。

*なお、文中の毀誉褒貶はあくまでも”筆者の主観

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noteがつらくなる前に、読んでほしい話

noteがつらくなる前に、読んでほしい話

もしかして、noteを書くのが、キツくなってきていませんか。

最近、立て続けに何人か、noteを続けるのがつらいという方に出会いました。心を込めて記事を書いていた方が投稿をやめてしまった例も、10件以上見ています。

noteには、継続と成功のノウハウを語る記事があふれています。でも、つらくなってしまった方々のnoteを読むと、そういう記事には決して描かれない、もっと深い部分での悩みや苦しみ、行

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「5G時代のエンタテインメント」は”ライブのクラウド化”、そしてマルチバースへ

「5G時代のエンタテインメント」は”ライブのクラウド化”、そしてマルチバースへ

エンタテインメントは常に”テクノロジー”による環境の変化にさらされながらも、それを活用する新世代のアーティスト、クリエイター、ビジネスマンが出てきて、彼らが次世代のメインストリームになる、という歴史の繰り返しを経ています。
(ピンク・フロイド、小室哲哉、ジャスティン・ビーバー、西野カナ、GReeeeN、あいみょん、そしてLil Nas X)
これが『エンターテック』の考え方で、そうした歴史を知って

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曲が分身する? スマブラSPのメニュー曲が飽きないその理由とは

曲が分身する? スマブラSPのメニュー曲が飽きないその理由とは

こんにちは、クレスウェアの奥野賢太郎です。先日『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が発売されましたね。今回はそのゲームタイトルから、BGMとして特に印象に残った1曲を紹介します。夏に書いた前回の記事からずいぶん間が空いてしまいましたが、これは紹介せねばならないという機運に恵まれました。

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』というのは任天堂が発売するアクションゲームタイトルで、

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