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私が先生でいたい理由
うつ病を患ってから、多くの人に先生をやめる選択肢を提案される。でも、私の中には先生をやめるという選択肢は存在しない。
私が先生になりたいと思ったのは高校の時の恩師に憧れたからである。
それでも、文学部から教職課程をとって教員採用試験を受けるに至るまでのモチベーションは他のところにあり、それがまさしく、私が先生でいたい理由である。
大学生の時にとある選挙事務所でバイトをした。結果的に議員になるそ
知ることができることの幸せ
学校現場でも積極的にICTの活用が進んでいる。
勤務校ではGoogleを活用して授業や行事に挑んでいる。
休職していても生徒の様子が気になる。
本当は仕事から離れて、仕事のことを忘れてゆっくり休むべきなのかもしれない(医者にもそういわれている)が、私は自分よりも生徒が好きで学校が好きだから、仕事から完全に離れることは心がどこか遠くへフワフワと消えていってしまう気がしてそれができない。
しかし、同
父と私のスパイスカレー(2022年執筆)
キャラウェイは太古の時代から、人と人、人とモノを結びつけるおまじないに使われていたという。
父とは長らく会えなかった。さかのぼること22年前、生まれた時から離れ離れの生活は始まっていた。仕事の都合で長期出張が多く、また普段の仕事でも朝早くに家を出て夜遅くまで帰ってこなかった。中学校に上がるころには、一年の大半を台湾と中国で過ごすようになっていた。大学受験の時には、家族LINEに送られた入学式の時の