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会社に流れる“時間”をいかにコントロールするか?

会社に流れる“時間”をいかにコントロールするか?

会社ごとに「流れる時間の速度」は違う。30年かけて「100」の事業を作るのか? それとも3年で「100」の事業を作るのか? この時間軸をどちらに設定するかで、日々の仕事のスピードは変わってくる。急成長するスタートアップを作り上げるには、時間軸を後者に設定し、日々のプロジェクトをとにかく速く速く速く進めなければならない。経営者の役割は、この「会社に流れる時間」をコントロールすることなのだ。
 
これ

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「データモデリングとデザイン」データマネジメント知識体系(DMBOK)第5章の解説

「データモデリングとデザイン」データマネジメント知識体系(DMBOK)第5章の解説

はじめにデータモデリングとは何だろうか、システム開発したことのある人ならデータベースのテーブル設計をよく行うと思うのだけど、それがデータモデリングと呼ばれている行動。

ただ、DMBOKではこの章の目標は「文書化することである」と書かれておりテーブルそのものより文書化してそれがデータを使う人にとっての共通語彙になることが意義とされている。デザインはデータモデルを設計するという意味を込めてデザインと

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DevHRを立ち上げて半年が経ったので、2024年上半期を振り返ってみた

DevHRを立ち上げて半年が経ったので、2024年上半期を振り返ってみた

こんにちは。コミューンという会社でDevHRとしてエンジニアの採用やEMの組織作りの支援等をしている中島(@kazuki_nakajima)です。

プロフィールはこちら

コミューンに入社して1年、DevHRを立ち上げてから半年が経ったので、これまでの活動を振り返ってみます。2023年6月〜12月のエンジニア採用活動は過去の記事にまとめていますので、興味があればぜひご覧ください。

DevHRと

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タイミー、テックブログ/登壇資料執筆を完全に応援する「文豪待遇制度」を提供開始

タイミー、テックブログ/登壇資料執筆を完全に応援する「文豪待遇制度」を提供開始

タイミーは先日「開発組織のメンバー一人ひとりが能力とモチベーションを最大限発揮し続けるための環境づくり」をMissionとした「DevEnable室」を設立しました。
日々開発組織のメンバーが感じる課題に向き合い、学習機会の充実や、キャリアアップのサポートなどを通して「開発組織の進化」に伴走しています。
※DevEnable=DevEnableはDeveloper Enablementの略称

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言語化の構造化

言語化の構造化

言語化・構造化は良く必要なスキルと語られているにも関わらず、あまりやり方について言及されていることがないので、これを機会に言語化を構造化してみました。

5000文字の長文ですが、言語化に関して苦労している、営業だから言語化大事だけどノリで売ってきちゃってる、など、他にも言語化に興味があると言う方がいれば、是非ご覧いただけると幸いです。

普段はセールスイネーブルメントに関して言語化するようにして

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リクルート創業期の組織論がとてもおもしろいので、実践してみた結果

リクルート創業期の組織論がとてもおもしろいので、実践してみた結果

プレックスは先日、メンバーの数が300名を超えました。実はこの1年ほどで、200名近くの人が新しく仲間になってくれたんです。

「そんなに一気に採用したら、組織がめちゃくちゃになるのでは?」と思われるかもしれません。でも今のところ、離職率はかなり低い水準を保っています。直近の3ヶ月でも、離職者はほぼ出ていません。

僕らの会社がこの急拡大になんとかついていけているのは、ちょっと変わった組織運営をし

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生成AIパスポートを受けてきました

生成AIパスポートを受けてきました

10/7(土)に生成AIパスポート試験を受けたので記録に残します
結果発表は1,2ヶ月先のようで結果自体はまだ出ていません

生成AIパスポートとは一般社団法人生成AI活用普及協会が提供する資格試験です
生成AIパスポート試験はAIに関する基礎知識、生成AIの簡易的な活用スキルの可視化をするための資格制度です。
AIを活用したコンテンツ生成の具体的な方法や事例に加え、企業のコンプライアンスに関わる

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「データウェアハウスとビジネスインテリジェンス」データマネジメント知識体系(DMBOK)第11章の解説

「データウェアハウスとビジネスインテリジェンス」データマネジメント知識体系(DMBOK)第11章の解説

はじめにこの章のタイトルを見た時の印象は、ビジネスインテリジェンスについて書かれている章なのかと思っていたら、データソースからデータウェアハウスにデータを格納してBIが参照するというデータ環境全体について書かれている章であった。

この章についてはデータエンジニアリングの領域として、かなり情報も整っているので、DMBOKを参考にして何かを行うより、AWSやGCPなどを用いて構成された実例などを見た

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メルカリ 小泉さんからのエグい学び

メルカリ 小泉さんからのエグい学び

ありがたいことに年末にメルカリの小泉さんとランチをご一緒させてもらいました。

CTO(@yutadayo)が作成した過去の失敗スライドに、リプライをいただいのがきっかけだったのですが、長らく競合事業(現ラクマ)をやっていたこともあり、きちんとお話ししたことがなく、とても学びが深かったので、ご本人に許可をいただいて、メモした内容と学びをシェアさせていただきます。

なんでメルカリに?噂ではフリルに

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経営合宿 虎の巻 〜場所やアジェンダだけじゃない!最高の経営合宿の創り方〜

経営合宿 虎の巻 〜場所やアジェンダだけじゃない!最高の経営合宿の創り方〜

この記事を読むとわかることこの記事は、経営チームで大事な経営テーマをじっくり話し合いたいと思っている人、合宿に行ってみたいという人、既にやっている人向けに、
場所やアジェンダだけでなく、より効果的で楽しい経営合宿をやるためのポイントがわかるよう書いてあります。読んでいただくことで、実際に誰でも合宿を企画して行くことができるようになり、何かしら一歩踏み出すことにお役に立てたら幸いです。

背景と自己

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資料の準備が無い会議滅びろ委員会

資料の準備が無い会議滅びろ委員会

これはなにか

この記事は表題の通り、『資料の準備が無い会議』をこの世から可能な限り滅殺したいと考える筆者の考えを述べたものです。

資料がない会議はその大半が非効率なものであり、参加者の時間をいたずらに消費するだけの害悪でしかありません。

また、会議を設定しておきながら資料の準備をしない(もしくは然るべき人に準備を指示していない)方の存在は、会社全体の生産性を下げるコトになります。はっきりいい

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「遅延評価勉強法」と「好奇心勉強法」を組み合わせると、個人的にすごく捗る

「遅延評価勉強法」と「好奇心勉強法」を組み合わせると、個人的にすごく捗る

今回は僕が個人的にものすごく重宝している勉強法を2つご紹介します。

1つ目は遅延評価勉強法、2つ目が好奇心勉強法というものです。

体感にはなりますが、僕はこの2つを実践することで自分の知識量や技術レベルを大幅に向上させられたという実感があります。

万人受けはしないと思いますが、勉強法の一つのテクニックとして実践してみるといいかもしれません。

遅延評価勉強法って?僕は けんすうさん のブログ

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GPTで成長する人、置いてかれる人の差は○○って解説-159号-

GPTで成長する人、置いてかれる人の差は○○って解説-159号-

GPT時代、 InformationとWisdomの違いが分かっている人と分かってない人では、めちゃめちゃ差がつくよというお話。

先月、GPT-4が発表されて、みんな落合陽一さんも、けんすうさんも、深津さんも、いろんな使い方をされていて、こんなところまでできるんだ、みたいなことで、みんなワイワイ騒いでるんですけれども、驚き方に2種類があるなと思ってるんですね。

それは何かというと、GPTでこん

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3日後に命運が決まる、パルワールドという偶然の物語

3日後に命運が決まる、パルワールドという偶然の物語


1. 金さえあれば、面白いゲームが作れる訳ではないクラフトピアを開発してから3年間、パルワールドというゲームを作り続けてきた。
それがようやく3日後、リリースされる。

ここまでの道のりは長かった。
振り返ってみると、凄く回り道をしてきた気がする。
する必要のない失敗の連続だ。

知っていれば、躓く必要のない場所で、何度も躓いた。
業界の専門家なら、知ってて当たり前の事を、知らなかった。

私た

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