生成AIパスポートを受けてきました
10/7(土)に生成AIパスポート試験を受けたので記録に残します
結果発表は1,2ヶ月先のようで結果自体はまだ出ていません
生成AIパスポートとは
一般社団法人生成AI活用普及協会が提供する資格試験です
生成AIパスポート試験はAIに関する基礎知識、生成AIの簡易的な活用スキルの可視化をするための資格制度です。
AIを活用したコンテンツ生成の具体的な方法や事例に加え、企業のコンプライアンスに関わる個人情報保護、著作権侵害、商用利用可否といった注意点などを学ぶことができます。
生成AIパスポートの基本情報
試験開催形式:オンラインでの実施
試験時間:60分
問題数:60問
費用11,000円(税込)(学生は半額)
試験日:10/6(金),7(土)
※次回いつ試験が実施されるかは未定
合格ラインは定義されていいない、合否発表は1,2ヶ月後(曖昧)
ようは協会も探り探りなんでしょうね
試験範囲の一部
学習しておくといい内容
1. 機械学習のルールベース
機械学習の基本原則やアルゴリズムに
ルールベースのアプローチとは何か、その特徴や利点
教師あり、教師なし学習
2. 次元削減のメリット
次元削減の目的とメリット
データ解析や可視化、特徴抽出における利点
3. ニューラルネットワークと人工ニューロン
ニューラルネットワークと人工ニューロンの基本的な原理や関連性
ディープラーニングとの違いやニューラルネットワークの構造
4. VAE(Variational Autoencoder)の仕組み
VAEに関連する問題では、エンコーダーとデコーダーの役割や連続的な潜在空間の概念
生成モデルとしてのVAEの特徴
5. CNN(Convolutional Neural Network)の仕組み
CNNの基本原理や畳み込み層、プーリング層についての理解
6. BERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)モデル
自然言語処理におけるBERTモデル
BERTの特徴や事前学習のプロセス
7. ディープフェイク技術の原理
ディープフェイク技術
生成ネットワークやGAN(Generative Adversarial Network)の基本原理
8. 音声生成AIの応用
音声生成AIのトレーニング方法や利用分野
音声合成や音声認識の技術について
9. 動画生成AIの特徴
動画内要素の非表示や特殊効果生成
10. 限定提供データの保護
限定提供データの特徴や保護要件
11.AI社会原則
12. AI利活用原則と基本理念
13. AI利活用原則(10原則)と生成AI
14.Zero ShotとFew Shot
公式テキスト
試験対策は基本的にこの本になり、この本の内容が出題されます
電子本と物理本があります
電子:¥1,782(税込)
物理:¥1,980(税込)
試験を受けた感想
まず感じたのは試験時間は60分では足らなかったです
見直しを殆どできなかったので、あと30分は欲しかったかな
60問解き終わったのが57分くらいで、見直しできたのが3分程度という少なさ
試験の内容はしっかり勉強しないとまず受からないと感じました
生成AIに関する専門的な知識が必要で範囲も広いです
感覚的に10~40時間くらいの学習が必要かと思います
私はAzure AI900を勉強していたので、それと被る部分もありました
伝わる人にしか伝わらないですが、難易度の個人的な見解ですが
AWSの資格試験で難易度を数値化して例えるとCLFが5、SAAが10とすると、生成AIパスポートは7~10の間くらいだと思います(人によって数値のゆらぎはあると思います)
試験自体はAIのことをかなり網羅的に学べるのでAIのことをこれから学びたいという方にはいい資格だと思いました
重ねますが、一番感じたのは試験時間が足らないと思ったです笑
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