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「聴くこと書くこと生きること」学びnote

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書くこと、生きることを学ばせていただくnoteです!
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創作大賞の応募作品を、プロの編集者が添削するとこうなる

創作大賞の応募作品を、プロの編集者が添削するとこうなる

もしかして、受賞しちゃうかも。

創作大賞に応募した瞬間、こう思った人は多いと思う。

私もね。第一回創作大賞で、エッセイを書いて応募しました。でもね、応募ボタンを押した瞬間「受賞できるかな~」とは思わなかったんです。

応募が完了した瞬間、思ったことはコレです。

さて受賞パーティー、何着てこうかな。

ここで自己紹介を。

私は、日本最大級のコンテストである「note創作大賞」で優秀賞を受賞し

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「また次もお願いしたいな」と編集者に思わせるライターさんがしているあるひとつのこと

「また次もお願いしたいな」と編集者に思わせるライターさんがしているあるひとつのこと

「いいライターさん、いない?」
編集者が集まると、ほぼこの言葉が誰かの口から出てきます。
そのくらい、編集者にとってライターさんは欠かせない存在です。ライターさんの良し悪しで仕事の進め方やスケジュールが決まる、と言っても過言ではないと思います。とくに〝聞き取り〟によって構成されることの多い実用書においては、ライターさんの力量しだいで本の仕上がりが左右されることも(もちろん、最後は著者や編集者が責任

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「文章力も編集力も上げたい」と思った書籍編集者が読んで役に立ったnote50選

「文章力も編集力も上げたい」と思った書籍編集者が読んで役に立ったnote50選

編集者をはじめて30年近くになります。いい意味でいえばベテラン、悪くいえば老害(>_<)と呼ばれる年齢になりました。そこでもう一度編集と執筆を学び直してアップデートし、ついでにnoteの運用法を勉強しようと思ってまとめてみたのが、このnoteです。

記事の選択にあたっては、この3年間に投稿された「note」「編集者」「ライティング」ジャンルの記事を中心に、勉強になったnoteを読み込み、迷いに迷

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写真も撮れる“取材ライター”は生き残れるのか?現役15年以上のリアル

写真も撮れる“取材ライター”は生き残れるのか?現役15年以上のリアル

 もはや文章を書くことだけがライターの仕事ではない——。Webメディアで求められるスキルは多岐にわたるが、とくにここ数年で賛否両論ありながらも「写真も撮れるライター」の活躍の場が広がっているように感じる。

 誰もが生き残りをかけて熾烈な競争を繰り広げているなか、「取材ライター」向けのノウハウやアドバイスに「撮影」スキルをオススメする記事をよく見かけるようになった。そこで、僕自身の15年以上の経験

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より強く生き残りたいライター編集者、集合!「連れ去り編集部」開催!【Huuuu × LOCAL LETTER】

より強く生き残りたいライター編集者、集合!「連れ去り編集部」開催!【Huuuu × LOCAL LETTER】

12月7日(木)「連れ去り編集部(ローカルブリッジ)」開催!
@東京ミッドタウン八重洲

全国47都道府県を飛び回り、自ら土地を体験することで、他のメディアでは得られない手触りの情報を伝えてきた編集者・ライターのチーム「Huuuu」と、地域コミュニティメディア「LOCAL LETTER」。

体がバラバラになるくらい、時にはしんどい…! と感じながらも日本各地への非効率な移動を重ねてきたHuuu

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「編集者」という生き物の7つの習性

「編集者」という生き物の7つの習性

僕は10年以上、出版社で本の編集をしてきました。

その後独立して、フリーの編集者として出版業界で活動していこうかなと思っていたのですが、ひょんなことから「経営者の言語化・コンテンツ化」のお手伝いをする仕事に出会い、今はそれがメインになっています。

そうやって出版業界の外に出てみると「編集者ってこういう考え方するよな」「編集者って基本こういうスタンスだな」というのが見えてきました。

出版の世界

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編集者が思い出の取材を語る。事前準備は十分すぎるくらいがちょうどいい?|エディマートお茶会vol.1

編集者が思い出の取材を語る。事前準備は十分すぎるくらいがちょうどいい?|エディマートお茶会vol.1

こんにちは!エディマート入社2年目の織茂(おりも)です。

この度、エディnoteでふたつの新企画がスタートしました!ひとつ目は、入社1年目のありまによるエディマート座談会『5人の本』。

そして、気になるふたつ目は…『エディマートお茶会』です!

こちらは織茂が仕事をする上で、気になっていることや悩んでいることをテーマとし、エディマートの先輩社員に編集業界のあれこれを語ってもらおう!という企画に

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編集者が身につけておきたい15のスキル

編集者が身につけておきたい15のスキル

実用書の編集者にはいろいろなスキルが求められます。

今回、15個に分けて、その技をピックアップしてみました。

すべての力がすばらしいレベルにある人は、ほとんどいません。
その方は、特別な存在「スーパー編集者」だからです。

そうではない、普通の編集者でも、15のスキルそれぞれが、ある程度、備わっていることが必要でしょう。

一方、これらをある程度、身につけていれば、他の職業に就いても困らないと

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編集者の「読みたくなる」見出しのつけ方

編集者の「読みたくなる」見出しのつけ方

書籍や雑誌、noteの記事につけられる「見出し」。
今回は、“読みたくなる”見出しのつけ方をご紹介します。
 
こんにちは、高橋ピクトです。
池田書店という実用書の出版社で、健康書や趣味の本を編集しています。
 
私は主に書籍を編集しているのですが、見出しは、書籍づくりのキモです。
なぜならば、書籍は文章の集まりですが、ぱっと見ただけではどんな内容かわかりません。
 
ただし、文章の要点をまとめた

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新人ライターや編集者に教えている「短文のススメ」

新人ライターや編集者に教えている「短文のススメ」

 今宵、本の深みへ。編プロのケーハクです。

 ところで、私が所属する編集プロダクションには、毎年ライターや編集者を志望する新人さんが何人か入社してきます。

 そのほとんどは未経験者。出版社の場合、そもそも募集枠が少なく、中途採用者には即戦力を求める傾向が強いので、未経験者は業界への足掛かりとして編プロを選択する方が多いように思います。

 さて、右も左もわからない「真っ白なキャンバス」状態で入

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原稿への赤字が怖いあなたへ「次に生かすポイントの見極め方」

原稿への赤字が怖いあなたへ「次に生かすポイントの見極め方」

Twitterで出会った編集人材とのやり取りから生まれた企画をnoteに掲載する往復書簡シリーズ。前回取り上げた以下の記事の反響が大きく驚いています。ありがとうございます!

「このライターへの依頼もうやめよう。。」クライアントが思うとき|まむし|note

前回は「継続依頼されにくいライターの特徴」を考察しましたが、「クライアント側だって大概だろう」ということで、今回は「クライアント側」に関する

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編集という仕事は、最終的に「生き方」で差別化するしかない

編集という仕事は、最終的に「生き方」で差別化するしかない

編集者は写真が撮れるわけじゃない。絵が描けるわけでも、美しい文章が書けるわけでもない。

編集者は「なにかの専門家」じゃない。

強いて言えば、企画をする人。そして、それを実現する人だ。誰かに動いてもらって、カタチにしていく人。最近はプロモートすることもそこに入り始めているかもしれない。

どこかで「編集者は、なんにもできないけどなんでもできる職業」と聞いたことがあるが、まさにそのとおりだなと思う

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「このライターへの依頼もうやめよう。。」クライアントが思うとき

「このライターへの依頼もうやめよう。。」クライアントが思うとき

Twitterでのやり取りから企画を立て、noteに記事を上げる企画、第3弾。今回は、お金ライターの三浦さんから着想いただいたテーマをもとに、書いてみます!

僕からはすごく出ししづらい、クリティカルなネタをありがとうございます(笑)
言うまでもなくライターとクライアントの関係は対等なので、ライター側の姿勢だけを一方的に論じるのは好きではないのですが、「またご相談したい案件があったらご案内します」

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心を凪にする。―弁護士に聞く「批判」への考え方―

心を凪にする。―弁護士に聞く「批判」への考え方―

Twitterの通知欄にぽこっと数字がついたので、タップする。誰かが私のnoteをシェアしてくれたらしい。添えられた感想を嬉々として読むと、サーッと心臓が冷えていった。

「殺意が沸く」

私の書いたものを読んだせいで、ひどく気分を害されたようだった。

そのツイートをした人のことを、便宜上「彼」と表現する。

彼が読んだのは、私が一年と半年程前に書いた『「学生時代に戻りたい」なんて言う大人になる

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