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強盗に遭遇しない方法と、遭遇した場合の対処方法
今回は、後述する強盗殺人事件の類型を検討した論文を参考に、強盗に遭遇しないためにできる事、した時の対処方法等を考えてみたい。
なお、今回は便宜上、強盗が行われる場所に着目し、店、住居、路上の三類型に区別して考えてみたい。
店に対する強盗まずは店に対する強盗を考えてみる。
コンビニ強盗等をイメージしてもらえれば良いと思う。
この類型では、夜間に刃物を用いて行われる事が多いらしい。
夜間に行
2024(令和6)年行政書士試験合格体験記
私は2024(令和6)年の行政書士試験に、初回受験で合格した。
なので、一応合格体験記を書いておこうと思う。
具体的には、使用した教材や勉強スケジュール等をまとめてみる。
参考になれば嬉しいです(読んでもらえればわかる通り、あんまり参考にならんと思うけど笑)。
では、早速本題。
街のティッシュ配りから大量にティッシュをもらってもOK?
今回はタイトル通り、街中にいるティッシュ配りの人からティッシュを大量にもらう行為について、法的に考えてみたい。
具体的には以下のような場面を想像してもらいたい。
<事例>
Xは甲社のバイトに応募し、街中で甲社の広告入りのポケットティッシュを無料配布する業務に従事し、1人で実際に通行人に対してティッシュを配布していた。そこにたまたま通りかかった通行人Yは、ティッシュを沢山もらいたいと思い、Xに対
殺人罪における故意と殺意の関係性
今回はタイトル通り、殺人罪における故意と殺意の関係について検討し、私見を示してみたい。
先に結論から示すと、Twitter(現X)でも少し投稿した通り、構成要件的故意については殺意と同じものと考えて良いだろうが、責任故意については区別すべきだろう。
なお、司法試験等の答案上は、故意と殺意について両方言及しておいた方が無難であろう。
では、以下理由を述べる。
まず、構成要件的故意とは、構成要
2項強盗、2項詐欺と不法領得の意思
今回は、2項強盗(刑法(以下略)236条2項)、2項詐欺(246条2項)について答案で検討する場合に、不法領得の意思に言及するべきか、について検討したい。
なお、念のため、あくまでも一受験生の私見である事にご留意いただきたい。
さて、結論から示そう。
答案で2項強盗や2項詐欺について検討するときには、不法領得の意思には言及する必要は無い、と考える。
理由は以下の通り。
まず、そもそもなぜ
2024(令和6)年予備試験不合格体験記
タイトル通り、私は今年の予備試験に不合格でした。
論文式試験で16点足らず、不合格。
という事で、残念ですが、去年に引き続き今年も予備試験不合格体験記を書こうと思います。
真偽不明ですが、合格体験記よりも不合格体験記の方が再現性があるから有用だそうで。
参考までに、以前の不合格体験記等をどうぞ。
あと、再現答案まとめです。
なお今回は、これまでと違って、使った教材や、今の自分が考える対
〜なう、って危ないじゃん。
よくインスタグラムとか、各種SNSで、「〜到着!」とか、「〜にいます!」とか、「これから新幹線で〜へ行くよー!」みたいな、現在の居場所がわかるような投稿をする人を見かける。
これって危なくない?って話。
だって、それって、今家にいませんって宣言じゃん。
空き巣のターゲットにされかねない。
そのへんのリスク管理をどうしてるのか、個人的にはすごく気になる。
ま、心配しすぎって言われればそれま
不安障害(不安症)を薬物に頼らずに治す方法
いきなりで恐縮だが、まずは私のこの以前の記事を読んで欲しい。
不安障害の治療法―〇〇恐怖症に注目して―|すずきかんた
この記事では、不安障害(不安症)の治療方法として薬物療法と行動療法を軽く紹介した。
だが、精神科の薬物に関して抵抗がある方も多いのではないだろうか。
そこで、薬物療法ではない、行動療法と呼ばれるものについて、もう少しまとめてみたい。
なお、念のため予め注意しておくが、私は
憲法答案の書き方(超初心者編、三段階審査)
今回は、司法試験や予備試験、ロースクール入試等における事例問題の憲法の答案の書き方をまとめてみます。
数年前にTwitter(現X)でも説明しましたが、その投稿は古すぎて行方不明ですし、改めてここにまとめますね(笑)。
結論から先に書くと、とりあえずこれから説明する三段階審査をマスターしてください。
それで大体いけます(笑)。
三段階審査をマスターした後、例外を押さえていく感じのイメージで