これ以上なく簡単に良い習慣を身につける
勉強や運動、副業などを習慣化したい人が多いにも関わらず、実際に習慣化できる人は少ない。
毎日30分オンライン英会話をすれば数年後には外資系で仕事ができるようになり年収がアップする。
毎日30分プログラミングを勉強したら、数ヶ月後には自分で簡単なアプリを作れるようになる。
毎日30分運動をすれば身体は引き締まり、メンタルも向上する。
良い結果が約束されているにも関わらず、私たちは良い習慣を身につけることができない。
なぜ、良い習慣を継続できないのか?
なぜ、私たちは良い結果が約束されているにも関わらず習慣化ができないのだろうか?
その理由は辛いからだ。
Netflixを1時間見る方がオンライン英会話を30分受講するよりも楽だし、スマホゲームで遊ぶ方がプログラミングを覚えるよりも断然楽だ。
つまり、悪い習慣は楽で、良い習慣は辛いから、悪い習慣を優先してしまうのだ。
ということは、良い習慣の辛い部分をなくしていけば自然と良い習慣を継続できるようになる。
良い習慣を楽にする
良い習慣を辛くなく楽にする方法を紹介していく。
限りなく簡単にする
毎日30分のオンライン英会話は辛い。知らない外国人と慣れない英語で30分も話すなんて狂気の沙汰だ。
しかし、5分ならどうだろう?
夕食の準備のために電子レンジで5分解凍している時間やUberEatsや出前を頼んで待っている時間に5分だけ英語で話してみるのだ。
5分なら自分の名前や趣味、職業などを話していたら終わる。そして、5分話した後にまだ話したくなったら他のオンライン講師に通話をすれば良いだけだ。(話したい時にアプリを開いて通話をすぐに開始できるオンライン英会話がある)
また、プログラミング学習も限りなく簡単にすればいい。
「3ヶ月でアプリを作る!」という目標を立てるよりも、「毎日1ページ技術書を読む」という目標を立てた方がいい。
たったの1ページなら3分で読めるだろう。そして、不思議なことに人間は1ページで止まらない。勉強を始めるまでが億劫なだけで、机に座って1ページ読むと数ページ追加で読んでしまうものだ。
入り口を限りなく簡単にする
オンライン英会話を5分だけ始める際に、講師に予約を取って18:00 - 18:05でレッスンをうける。みたいなやり方はNGだ。
そのレッスンのために生活を変えなければならないし、習い事が常にスケジュールに入っているのはストレス度も高い。そのため、いつでも始められるような環境を作っておいて、ちょうど5分間の隙間時間ができたタイミングですぐに開始できるようにした方がいい。
このようにいい習慣を始めることの負荷を限りなく下げることで習慣化が簡単になる
当たり前のように運動を継続する方法
これは私の実体験なのだが、運動不足解消のために折りたたみができるランニングマシーンを購入した。普段は折りたたんでおいて、運動したいときに20秒で組み立てることができる。
しかし、月に1回使うかどうかの頻度でしか利用しなかった。
そのため、どうせ使わないなら売ってしまおうと思い、メルカリへの出品のためにリビングで組み立てておいた。
すると、リビングに飲み物をとりにいったタイミングや食事の後、一息つくためにリビングのソファに行ったタイミングで運動をするようになった。
20秒もあれば折りたたみの状態から利用できる状態に組み立てられるにも関わらず、その20秒が習慣化のブロッカーになっていたのだ。
その20秒があるがゆえに「よし、辛いけど準備して走るか!」という気持ちでランニングを始めなければならなかったが、0秒で走れる状態にしたおかげで、何も考えずに走り出すことができるようになった。
このように習慣化を防ぐブロッカーは本当に些細なものだ。その些細なブロッカーを取り除くだけで習慣化ができるようになる。
プラスマイナスゼロ作戦
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