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「なんかイヤ」という言葉の違和感を大切にしたい。
今日は、私の超個人的なお話をしてもいいですか?
もしよければ、このままスクロールしていただいて、ただちょっと内容が明るいものではないので、今はそういう感じのは厳しいという場合は、遠慮なくこのまま画面を閉じていただいて、今のあなたに合った他の「りん」の記事をご覧いただけると嬉しいです!
それでは早速、参ります!
実はですね…
先日、大学時代の仲の良い友達のグループラインで、そのうちの一人のお父さんの訃報に接したのです。
私自身、まだ「死」というものがあまり身近になく、自分の近しい人からのそのような知らせに、正直とても戸惑いました。
元々、みんなで会う約束があって、それに不参加になるということと、最近返信ができていなかったお詫びとして、そのように伝えられたのですが、その文面から私には彼女がガクガクと震えて、ひどく怯えているように見えました。
普段は、とてもサバっとしていて、自分を持っている芯の強い子ですが、とてつもなく大きな音で泣き叫んでいる心の声が聞こえてきました。
私が戸惑っている状況ではないと感じました。
彼女のために、今の自分ができることだけを考えようと思いました。
どんな言葉だったら、受け入れてもらえるか、少しでも心地よいと感じてもらえるか。
傷だらけで冷え切った心をほんの少しでも温めることができるか。
できるだけ、余計なことは言わないように、彼女にとって少しでもプラスになるようなものだけを必死に探しました。
そして、最終的には、今の彼女自身の辛い状況を全肯定するような言葉と、とにかく少しでも自分を癒す時間があることを願う内容でメッセージを送りました。
ひとまず、自分の中での最善は尽くしました。
しかし、私以外の友達のメッセージを見てみると、みんな揃って「ご冥福をお祈りします」との一文が書かれていました。
周りとの反応の違いに、正直動揺してしまいました。
もちろん、その一文もその通りなのですが、私には「なんか違う」というあまり言葉にならないモヤっとした引っ掛かりがあって、その言葉を使うことがどうにもできなかったのです。
多分それは、近しい関係性ということと、ラインという便利なツールで簡単に指先でメッセージを送れてしまうからこそ、慎重に言葉を選んでいきたいという思いがあったからなのかもしれません。
会う約束が不参加になることに、必ずしも理由を伝える必要はないと思うのです。「ごめん、行けなくなった」それだけをシンプルに伝えてもいいわけです。
それでも、敢えて具体的にグループラインに知らせた彼女自身の気持ちを想像するに、その事実を抱えている彼女自身の苦しみをただみんなに分かって欲しかったのではないかと感じました。
「そうだよね、苦しかったよね。」
そんなふうに、ただそっと寄り添って欲しかったのではないでしょうか。
私には、そんな彼女の姿が見えました。
この件に関して、本当に何かして欲しいと思っていたら、それ相応の働きかけをすぐにこちら側に促していたはずです。
普段は近しい間柄だからこそ、その一文を使うだけに留まることに、どこかはっきりとした境界線があるような気がして、寂しさを感じてしまったのです。
もちろん、周りの子たちも、彼女に対する最大限の配慮を考えて、そのように言葉にしたのだと思います。「死」にまつわる話題は、とてもデリケートで難しく、正直なところどのような言葉掛けが正しくて間違っているというのもないと思うのです。
けれど、特に深く傷ついた相手には、より慎重に、相手が置かれている状況をめいいっぱい想像して、相手の立場に立ちながら、これからも言葉を紡いでいけたらいいなと、そう感じた私の最近の出来事でした。
こんな取り止めもない個人的な話を最後まで聞いてくださって、本当にありがとうございました!
そんなあなたにも幸あれ🌸
あなたにとって、今日も良い日でありますように。
りん
(今日はさらにグンと暖かくなって、暑いくらいでしたね☀️)
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