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心地いい暮らしの中で感じることの備忘録

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日々暮らす中で感じること。感情と気づきの備忘録を集めています。ささやかな日々を愛せますように🕊
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「予感」を味わえば、長く、深く、楽しめる。

「予感」を味わえば、長く、深く、楽しめる。

まだまだ寒いのに、春の予感がする。
梅の蕾が顔を出していたり、花屋さんにはチューリップが並んでいたり。
服屋さんはすっかり春物だらけだし、パステルカラーの雑貨が並ぶことも多くなった気がする。

実際にはまだまだ寒い、というよりも今日が1番寒いのではないか、という日々の中で生きているのだけど。でもなんとなく、12月よりも1月よりも、今が1番、「春の予感」が色濃いものだ。

「予感」を味わう。まだ外は

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文学フリマ京都9、ありがとうございました!&通販も開始しました

文学フリマ京都9、ありがとうございました!&通販も開始しました

1/19(日)文学フリマ京都9、終了しました!
【す-17 散歩日和】のブースにお立ち寄りいただいた方、ご購入いただいた方、本当にありがとうございました。
興奮冷めやらぬうちにいまの感情を残しておこうと思います。

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何も分からないままただただ過ぎていった前回の文学フリマ大阪。両隣のブースの方々がとにかくすごくて、少しだけ「ここにいていいのか」と思ってしまっていたっけ。今回の文学フリマ

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「暮らしのアドベントカレンダー」前半の振り返り。

「暮らしのアドベントカレンダー」前半の振り返り。

12月がはじまってすぐ、年末までに毎日1つずつ、カウントダウンをするようにやりたいことをリストアップする「暮らしのアドベントカレンダー」なるものを作ってみた。

焦りや時間の流れの速さへの嘆きよりも、ワクワクして「やりたいことを全部できたぞ」という気持ちで1年を終えたいから。そんな気持ちで31個のやりたいことを書き出してみたので、今回は12月前半戦の振り返り。

実は「暮らしのアドベントカレンダー

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暮らしのアドベントカレンダーを作る │ 年末までの毎日に小さな楽しみを。

暮らしのアドベントカレンダーを作る │ 年末までの毎日に小さな楽しみを。

クリスマス前の期間をより楽しく過ごすために、12月24日までをカウントダウンしていく「アドベントカレンダー」というものをよく聞くようになった。クリスマスの楽しさやワクワク感は、クリスマス当日よりもむしろ、クリスマスに至るまでの過程をどれだけ楽しめるか、に左右されるのではないか、と最近感じる。

この「過程を楽しむ」ことを目的にしたアドベントカレンダー、もし私自身の暮らしをカウントダウンするとどうな

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シェア型書店にて、一箱だけの小さな本屋さんをはじめました。

シェア型書店にて、一箱だけの小さな本屋さんをはじめました。

本を読むのが好きなのはもちろんだけど、小さな街の書店に立ち寄り、背表紙をゆっくり眺めながら本を選ぶ時間も同じくらい好き。ハッと惹かれる一冊との出会いは、その本屋さんに足を運んだからこそ得られるもの。その時の気分や読みたい本によって選び取る本が変わるのも、好きなポイントの一つだ。

いつか、小さな街の本屋さんを開いてみたいな、と密かに思っている。この世の中に数えきれないほどある本でも、なぜか分からな

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お気に入りの図書館が近所にある暮らし

お気に入りの図書館が近所にある暮らし

読書欲がすごい。本が読みたくて仕方がなくて、本を買ったり借りたりしては、食いつくように読んでいる。公園や鴨川沿いで本を読む幸福を知ってから、本を読む手が止まらない。

そんな楽しい気持ちで読んでいるからか、最近、「この人の書く文章が好きだなぁ」という本に巡り合う確率が高い。引き寄せているのかもしれないと思うほどに。

いまは、滝口悠生さんの「長い一日」と、森田真生さんの「偶然の散歩」が気に入ってい

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長野・松本でのできごと・日記

長野・松本でのできごと・日記

新幹線と特急列車に乗って、長野へ行った。長野、遠い。特急しなのの揺れ進む電車に酔い、読もうと思った本も読めずにへとへとになって長野駅に着いた。なんでこんな遠いところまで…と思ったけれど、改札を抜け駅を出た時に深く吸い込んだ空気で一瞬にして来てよかったな、と思えた。

山が近いから?建物が少ないから?電線が地上にないから?山が近いのは京都も同じなのに、全然空気が違うのだ。スッキリと遠くの山まで見渡せ

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残り2ヵ月のやりたいことリスト

残り2ヵ月のやりたいことリスト

あっという間に2024年も残り2ヵ月。信じられないし、あまり信じたくもないけれど、時間は止まってくれないわけで。限られた時間でやりたいことを優先的にやっていくしか道はないようです。

2024年になってすぐに考えた「やりたいことリスト100」ですが、現状の振り返りと、残り2ヵ月を無駄にしないように改めてリストアップしてみようと思います。おそらく、今年の初めに「やりたい」と思っていたことも案外気持ち

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愛すべき日常をより愛すために、非日常へと逃げ込む。

愛すべき日常をより愛すために、非日常へと逃げ込む。

日常が地続きで進んでいくと、どうしようもなく逃げたくなることがある。別に辛いことや悲しいことがあったりするわけではないのだけど。ただただ続く、家の中での暮らし、予想のできる日々や景色から、少しだけ距離を置きたくなるのだ。

私の中でそれは決して悪い意味を持っているわけではなく、言葉通り「日常から少し距離を置く」だけ。ふらっと非日常へ寄り道して、また愛すべき日常へ戻っていく儀式というような。非日常へ

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部屋の外の空を眺めながら、本を読むだけで終わった、ただの休日。

部屋の外の空を眺めながら、本を読むだけで終わった、ただの休日。

東京に行く予定だった3連休。(3連休だけじゃなく本当は10日間行くつもりだったのに)、足の小指の骨折でどこにも行けなくなった。

休むために仕事も調整したので、わざわざする仕事はあまりない。引きずってしか歩けないのでカフェや本屋さんにすら行けないし、夫はもともと私がいないことをいいことに3連休をスプラトゥーンに費やすと決めていたそう。文学フリマの準備も先週でひと段落。

そう、久々に「暇だ!!!!

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小指が折れて、考えたこと。

小指が折れて、考えたこと。

私はよく、イスの角で小指をぶつける。
せっかちだからなのか、足元をよく見ていないからなのか、それとも物の距離感の感覚が現実と違うのか。
いつも小指をぶつけた時には「痛っ」と思うのと同時に「またやっちゃった」という自分への呆れのような気持ちを抱く。

けれど、今回は何かが違う。いつもが「痛っ」なら、「いっっっっった!!!」くらいの痛さだったのだ。
「またやっちゃった」という呆れの気持ちを抱く余裕もな

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文学フリマ大阪、初出店を終えて。

文学フリマ大阪、初出店を終えて。

9/8(日)、文学フリマへの出店を終えました。

初めての出店で、設営から片付けまであっという間の5~6時間。これは現実だろうか…?というふわふわした気持ちのまま、気づけば文学フリマが終わっていました。

まず、「散歩日和」のブースに足を運んでくださった方、目にとめてじっくりと立ち読みをしてくださった方、さらにご購入までしてくださった方、本当に本当にありがとうございました!!!

noteで読んで

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「何もしない」をすること │ 意志をもって無為な時間を過ごす

「何もしない」をすること │ 意志をもって無為な時間を過ごす

私は、ダラダラするのが苦手だ。
というと誤解が生じるかもしれないが、例えば、自由な時間ができたとしたら、つい「何かやって」しまう。「何もしない」をすることが苦手。

「ダラダラするのが苦手」というと、一見いいようにも捉えられる気がするけれど、実際は結構大変だ。時間があると、つい仕事をしてしまう(私はフリーランスで基本的に始業・終業時間がない。つまり、いつでも仕事ができてしまう)し、noteやら散歩

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毎月1日は、立ち止まる。 │ 好きなように過ごす余白の時間

毎月1日は、立ち止まる。 │ 好きなように過ごす余白の時間

毎月1日は、いつもと違う気持ちで過ごす日。

1ヵ月が終わって、また新しい1ヵ月がはじまる。
気持ちがリセットされる。
地続きな毎日に区切りをつけて、また新たな気持ちで頑張ろうと思える日。

だからこそ、毎月1日の過ごし方には気をかけている。

ある時には、早起きしてオープン直後のスタバへ。
ある時には、朝一で下鴨神社へ散歩。
ある時には、図書館へ行って新しく読みたい本を10冊選ぶ。
ある時には、

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