9/8(日)に行われた文学フリマ大阪12で販売したエッセイ2冊を、BASEにて販売中です。1/19(日)に行われる文学フリマ京都9ではこちらの2冊にくわえて、新しいエッセイ集を販売するべく現在制作中です🕊 販売している2冊のエッセイについて、概要をまとめてみました◎ ①海の街について.「海の街について.」は、私が2021年、1年間ほど旅するように暮らす多拠点生活をしていたときに出会った、海のある街で暮らしてみたときのことについてのエッセイ集です。 なぜ「海の街」に限定し
読書欲がすごい。本が読みたくて仕方がなくて、本を買ったり借りたりしては、食いつくように読んでいる。公園や鴨川沿いで本を読む幸福を知ってから、本を読む手が止まらない。 そんな楽しい気持ちで読んでいるからか、最近、「この人の書く文章が好きだなぁ」という本に巡り合う確率が高い。引き寄せているのかもしれないと思うほどに。 いまは、滝口悠生さんの「長い一日」と、森田真生さんの「偶然の散歩」が気に入っている。小説でいえば、何か特別な事件やゾワゾワするような展開がなくても(もちろんミス
いつも読んでくださる方も、初めてここにたどり着いてくださった方も、こんにちは、misakiと言います。 このnoteでは、自己紹介として、noteを書く理由や好きなことなどをまとめていきます。もし共通点などがあれば、気軽にコメントいただけると嬉しいです!ぜひコーヒー片手にゆっくりと読んでいただければ𓂃𓈒𓏸☕ プロフィール散歩日和。 について 「散歩日和。」という名前で、noteを更新したりZINEを製作したりしています。名前の由来は、「散歩をするように、日々暮らしたい」
少し大げさに聞こえてしまうのだけど、私はつくづく「散歩をしないと気がすまない日々」を歩んでいるような気がする。毎日、天気はどのようか、どの時間に散歩に出かけるか、どこの道を歩こうか、そんなことで頭がいっぱいである。 最近は朝が肌寒くなってきたので、朝の9時頃か、昼の14時頃に散歩に出かけることが多い。それが夏であれば、太陽が完全に街を照らす前の5時頃であるし、冬はポカポカな陽気を感じられる15時頃。そうやって、散歩を軸に日々を形作っている。散歩が中心の日々、ともいえるかもし
メンバーシップ「暮らしの定点観察。」は、日々の暮らしの中で生まれる感情や思考を、より深く深く綴っていく場所です。 メンバーの方に向けに、今回はいつも私が行っているNotionのフォーマットでの振り返りをお見せしながら、10月の振り返りと11月のテーマ決めをしていきたいと思います。 10月のテーマは「楽しみを優先に暮らしを作っていく💛」でした10月は、1年で最も好きな月。「仕事をしない自分を許す」を裏テーマとして、散歩やライブなど自分の楽しみを優先するぞ、と思い過ごした1ヵ
メンバーシップ「暮らしの定点観察。」は、日々の暮らしの中で生まれる感情や思考を、より深く深く綴っていく場所です。 このメンバーシップでは、月に1度「旅と暮らしの写真展」を開催します。写真展とはいっても、私の世界観のまま、私の目を通してみた景色を表現したい、そう思い、note上で「個展を開くなら?」をテーマに旅と暮らしの写真をお届けします。 今月は、2021年~2024年の10月に撮った写真を集めてみました。1年で1番好きな10月私は何を思って過ごしていたのかを振り返ってみ
メンバーシップ「暮らしの定点観察。」は、日々の暮らしの中で生まれる感情や思考を、より深く深く綴っていく場所です。 メンバーの方に向けに、今回は「フィンランドで暮らしたい」という願望が芽生えた私自身の気持ちについて深掘りをしてみました。願望や妄想は、口に出して言葉にしていくと、意外と叶うんじゃないかと思えてきます。 フィンランドで暮らしたい、という願望こないだ「30代でやりたいこと」を書き出している時に、ふと「北欧で暮らしたいなぁ」という気持ちが自然と沸き上がった。
メンバーシップ「暮らしの定点観察。」は、日々の暮らしの中で生まれる感情や思考を、より深く深く綴っていく場所です。 メンバーの方に向けに、今回は新しく作るZINEのテーマや仮タイトル、前書きなどを公開します。とにかくZINEは、自由に泳がせながら過程も楽しみながら作りたい。そんなZINE制作に対する想いもまとめています。 12月中に1冊、新しいZINEを作る9月に文学フリマ大阪に出店して、「自分の言葉でZINEを作るのは楽しい…!!」という気持ちを味わったと同時に、少し肩の
メンバーシップ「暮らしの定点観察。」は、日々の暮らしの中で生まれる感情や思考を、より深く深く綴っていく場所です。 メンバーの方に向けに、今回はひとり内省合宿の裏側として、自分自身に問いかけたことをまとめています。30代のテーマや目標などを洗い出したものを改めて整理してみました。 どんな30代を過ごそうか。10月7日に、私は30歳の誕生日を迎えた。29歳から30歳になって、何かが劇的に変わるわけではないけれど、「20代」と「30代」には何か大きな違いがあるようでならなくて、
メンバーシップ「暮らしの定点観察。」は、日々の暮らしの中で生まれる感情や思考を、より深く深く綴っていく場所です。 このメンバーシップでは、月に1度「旅と暮らしの写真展」を開催します。写真展とはいっても、私の世界観のまま、私の目を通してみた景色を表現したい、そう思い、note上で「個展を開くなら?」をテーマに旅と暮らしの写真をお届けします。 今月は、20代に訪れた海外の景色を集めてみました。20代を振り返った時にいちばん思い出すことが、”旅”です。今の私を形作ってくれた異国
新幹線と特急列車に乗って、長野へ行った。長野、遠い。特急しなのの揺れ進む電車に酔い、読もうと思った本も読めずにへとへとになって長野駅に着いた。なんでこんな遠いところまで…と思ったけれど、改札を抜け駅を出た時に深く吸い込んだ空気で一瞬にして来てよかったな、と思えた。 山が近いから?建物が少ないから?電線が地上にないから?山が近いのは京都も同じなのに、全然空気が違うのだ。スッキリと遠くの山まで見渡せて、うーんと伸びをしたくなる感じ。軽やかにどこまでも歩けそうな。 一日目は、U
あっという間に2024年も残り2ヵ月。信じられないし、あまり信じたくもないけれど、時間は止まってくれないわけで。限られた時間でやりたいことを優先的にやっていくしか道はないようです。 2024年になってすぐに考えた「やりたいことリスト100」ですが、現状の振り返りと、残り2ヵ月を無駄にしないように改めてリストアップしてみようと思います。おそらく、今年の初めに「やりたい」と思っていたことも案外気持ちの変化によって「やらないくてもいい」ことになっていたりするもの。ブラッシュアップ
くるりが主催の音楽フェス「京都音楽博覧会2024」へ行った。行く、といっても、会場の梅小路公園は家から歩いて20分くらいの場所にあるので、散歩の延長で立ち寄る、といった表現がしっくりくるのだけど。「晴れてよかったねぇ」と何度も夫と確認し合いながら、1日のワクワクを予想しながら、家からのんびり歩く。本当に、雲一つない晴天だった。 京都音楽博覧会(以下、音博)の好きなところは、いろんなジャンルの音楽が集まるところ。私も夫も普段はロックバンドを聴くことが多いけれど、音博ではその名
日常が地続きで進んでいくと、どうしようもなく逃げたくなることがある。別に辛いことや悲しいことがあったりするわけではないのだけど。ただただ続く、家の中での暮らし、予想のできる日々や景色から、少しだけ距離を置きたくなるのだ。 私の中でそれは決して悪い意味を持っているわけではなく、言葉通り「日常から少し距離を置く」だけ。ふらっと非日常へ寄り道して、また愛すべき日常へ戻っていく儀式というような。非日常へと少しだけ道を逸れれば、愛すべき日常をより愛すことができることを知っているから。
なぜあの香りが鼻をかすめると、こんなにも幸せな気持ちになるのだろうか。1年で、もっとも好きな季節の、もっとも好きな1週間。 金木犀の香りを求めて、ゆらりゆらりと漂いながら散歩に出かける。木を見つけるより先に、香りで金木犀の存在に気づいた時の嬉しさといったら、たまらない。 晴れた日には散歩に出かけ、金木犀の香りを求め、木漏れ日の下で本を読む。そんな繰り返しの日々というのが、私にとっての秋だ。 夏に仕事貯金(暑い夏の間に、引きこもって仕事ばかりしていた)をしていたおかげで、
先日、30歳になった。たった数日で「20代の私」と「30代の私」に変化が起こるわけではないけれど、でもなんだか、「30代の私」に意味づけをしたくなっている。 「30代になった私」は、いまどんな気持ちでいて、どんな30代を過ごしたいと考えているのだろう。少し立ち止まって、ゆっくりとこれからについて思いを馳せる時間を作りたくて。20代を終えて30歳になった私を「20代、お疲れ様」と労わってあげたくて。 私は30歳の記念に、ホテルにこもりひとりで読書・内省合宿をしようと決めた。
10月7日、30歳になった。 昨日まで20代で、今日から30代、何にも変わらないのに不思議な気持ち。 毎年、歳を重ねるたびに「いまが好きだな」と思える。 4年前の誕生日に初めてnoteを更新したから、毎年この日になると通知が来るようになった。そのたびにこの時の拙いnoteを読み返すのだけど、もう4年。コロナで仕事が休業になって、デザインやライターの勉強をはじめて、自分の理想の暮らしと徹底的に向き合い、考え、どうにかしたいともがいていた時。 そこから、仕事をやめて、フリーラ