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マネしたいアイデアnote

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先生の思考・実践・アイデアで学びをえたnote集。 自分のしあわせに近づけるnote集。
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#教育

noteの学校向け出前授業スタート! 児童・生徒向けに「表現力講座」を実施します

noteの学校向け出前授業スタート! 児童・生徒向けに「表現力講座」を実施します

noteは、インターネットで創作を楽しむ工夫をお伝えする「表現力講座」を、学校へ提供開始します。

予測不能な未来を切り拓く創造力が必要な時代に、自らつくりだすことを楽しむ経験や創作のちからを育むことは、学校においてもますます重要なテーマになっていると感じます。そんな今、noteだから子どもたちに伝えられることはないか?と考えうまれたプログラムです。表現力を高めるプログラム実施に関心のある学校関係

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明治図書から献本が届きました!

明治図書から献本が届きました!

愛媛の和田先生、神奈川の新井先生と一緒に書かせていただいた『社会科授業ICT活用ガイド』がいよいよ出版されました。

そして明治図書さんから献本が送られてきました。

自分が書いた本を手に取れる喜び!最高です。

明治図書のHPにはこのように紹介されています

「「やってみよう」とワクワクするICT活用スキルと事例が満載

GIGAスクール時代にまず確認すべき環境・設備のポイントから、授業改善&効

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【教師力】「教師」に求められる能力とは。

【教師力】「教師」に求められる能力とは。

教師としてNO1を目指していたJUNです!

冷静になって考えてみれば「No1ってなんだ?」とつっこみたくなるのですが、「若さ」というものはそんなものですよね。

「高いところがあれば上りたい。」「競争があれば優勝したい!」みたいなノリ。しかし、実際に教師になって10年選手となると、「他の先生よりも抜きん出たい。」みたいな世界ではないことはさすがに分かります。

合格点は、

「目の前の子どもが学

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午前は公立小学校教師、午後はフリーのデザイナー。複業で学校に関わる人が増えれば、プラスの変化が生まれる。

午前は公立小学校教師、午後はフリーのデザイナー。複業で学校に関わる人が増えれば、プラスの変化が生まれる。

午前中は公立小学校で非常勤講師、午後はフリーランスのデザイナーとして社会課題にデザインの力でアプローチする「ソーシャルデザイン」を実践している、阿部至さん。

高校時代から教師を目指し教育学部に進学した阿部さんが、デザイナーとして「学びを変える」ことを決めたのは、なぜだったのでしょうか。

教員免許を持ちながら、広告会社、ソーシャルデザインを手がける個人事務所、教育系NPO法人、そして現在の非常勤

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適応障害休職中に私を変えた魔法の言葉「通行人D」

適応障害休職中に私を変えた魔法の言葉「通行人D」

「適応障害」と診断され、約半年小学校教員を休職した私。
現在は症状が回復。退職後、ライターとして活動を始めています。

休職してしばらくの間は、医師の診察とカウンセリング以外、家でボーッと過ごしていました。「何もしたくないなら、何もしないで過ごした方がいい。心が休みたがっているから」と医師に言われたからです。

1ヶ月程経って、心が落ち着き始めると、ネットで「適応障害」について検索していました。そ

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【オンライン授業】先生教えて!学校で迷わないための著作権の話②

【オンライン授業】先生教えて!学校で迷わないための著作権の話②

有斐閣公式キャラクターのろけっとぽっぽーは悩んでいました。

著作権法には、学校で著作物を使いやすくするための例外があるらしい。
あと、新型コロナウイルスの影響による特例もある、って聞いたかも。

前回、上野達弘先生に著作権について教えてもらったけど、”学校”という場での著作権については、もっと知っておくとよいことがあるみたい。

そこで、新刊『教育現場と研究者のための著作権ガイド』の著者のお一人

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【探究TEACHER/正頭英和】コンピュータが苦手でもできる? ”マインクラフト”を活用した英語の授業

【探究TEACHER/正頭英和】コンピュータが苦手でもできる? ”マインクラフト”を活用した英語の授業

探究学習に挑戦したいけれど、一体どう授業を作ったらいいのか分からない。そんな悩みを抱える先生に向けて、今まさに探究学習を実践している先達に聞く「探究TEACHER」シリーズがスタートします。初回は、教育界のノーベル賞と言われる「Global Teacher Prize 2019(グローバル・ティーチャー賞)」のTOP10に唯一の日本人教員として選出された正頭英和先生。

正頭先生は京都にある立命館

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1年生になるんだね、おめでとう。一歩大人になった君にミッションを与えよう

1年生になるんだね、おめでとう。一歩大人になった君にミッションを与えよう

君の弟の卒園式に、冬休みに、入学の準備に、、、
毎日本当に、ママはてんてこ舞いだったわ!

ようやく落ち着いたので、
もうすぐ1年生になる弟に向けてお話しするわ。

もうすぐ3年生になる君にも
1年生になる前に話したことね。

振り返って、ちゃんとできているか、
もっと頑張らなきゃいけないか
次のステップに進めそうか
少し考えてみてほしいわ

卒園おめでとう、ようこそ大人の第一歩改めて、卒園おめで

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最高のオンライン授業のつくり方:新しい学びの場づくりのパターン・ランゲージの紹介

最高のオンライン授業のつくり方:新しい学びの場づくりのパターン・ランゲージの紹介

2020年度は多くの学校で、オンライン授業が実施され、様々な試行錯誤が行われてきました。その状況でいろいろな工夫をしてよいオンライン授業をしている先生方がいる一方で、どうしたらよいのかわからず、苦戦していたり悩んでいたりする方も多いようです。

私は実践・活動の研究をしている者として、2020年に行われた試行錯誤・実験から得られた知見やコツ、その結果見えてきた考え方を研究してとりまとめることができ

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理想の働き方をマトリックス図にしてみました

理想の働き方をマトリックス図にしてみました

 最近は、社会的に長時間労働を撲滅する動きが強まってきていますが、学校も同じです。「学校はブラックな職場だ」という言葉もたくさん耳にしますね。

 正直僕は、
「残業が多いとか、勤務時間を守ってないとか、何をワーワー言っているの?そんなの教師になる前から分かってたことじゃん。自分の時間を削ってでも、子どもたちが成長できるのであればやったらいい」
という風に思っていました。

 ところが、長女が産ま

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「標準化」から「カスタム化」への転換(2/5)

「標準化」から「カスタム化」への転換(2/5)

工業時代の学校においては「標準化」がすべてです。同じ年代の子どもたちが、同じクラスで、同じ内容を、同じ時間に、同じペースで、同じ方法で学んでいます。子どもたちの興味関心や能力が違うにも関わらず、「標準化」されたシステムのもと、「標準化」された学びが「標準時数」という枠の中で続けられています。そこには「カスタム化」はまったくと言っていいほど見られません。果たしてそれでいいのでしょうか。

年間の学

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「従順であること」から「主体的であること」への転換(1/5)

「従順であること」から「主体的であること」への転換(1/5)

工業時代において、「従順であること」は重要事項でした。学校においても「学習規律」という名のもとに「静かに着席すること」「教師の話を黙って聞くこと」「指示通りに行動すること」等が「隠れたカリキュラム(hidden curriculum)」として教育現場のあらゆる場面で繰り返され、強化されています。

現在日本の多くの学校では、教師はその時間の「めあて」を黒板に板書します。子どもたちはその内容をノート

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5年前に感じていた学校教育のこと

5年前に感じていた学校教育のこと

昨日はこんな記事を書きました。

そんな流れで過去の日記を見ていたら、学校教育についてあれこれ書いていたのでnoteに載せます。

2014年秋。ちょうど5年前。

私は教員をしていました。

教師として、できないことが多すぎる。他の先生達はすごい。
私にはできないことができる。

でもね、学校は無駄が多い。
日本の学校改革、もうするときじゃないかな?

テストのための学力なんで必要ない。
テスト

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その瞬間、自分はこれまでの生徒指導は終わったと感じた

その瞬間、自分はこれまでの生徒指導は終わったと感じた

私が中学校の教師として勤務した頃の話です。大学を卒業した私は2003年4月から岡山市内の中学校に常勤講師として着任することになりました。担当学年は2年生で理科担当の副担任です。

1学年が8クラスもある大規模校で、お世辞にも落ち着いている学校とは言えませんでした。
当時は「総合的な学習の時間」が始まったばかりの頃でしたが、その時間になると、生徒の何名かが教室から飛び出して好き勝手に遊び回る。それが

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