探究メディアQ

日本中の子どもたちに探究的な学びを届ける「探究メディアQ」は、探究的な学びの場を作ったり、探究学習に携わったり、自分たちでも学んだりしている方向けに、取材記事やイベント情報、活動報告などをお届けします。運営:探究コネクト https://tankyu.jp/

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    第3の教育

    炭谷 俊樹
  • 炭谷俊樹氏:子供の可能性を引き出す探究型の教育

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偏差値やGDPによる争いが終わったあと、「探究型」の学びが必要になる理由

”偏差値やGDPで物事や人を測り、競争する時代はもう終わっていくのではないでしょうか。これからは、自分たちが幸せや楽しさを感じられる社会をどう創造していくかが重要になるはずです" そう語るのは、神戸情報大学院大学学長の炭谷俊樹。炭谷は、マッキンゼーで10年のコンサルティング経験を経て、神戸で探究型のマイクロスクールを25年間続け、今では、神戸情報大学院大学学長をつとめています。 今回は、探究型の学びについて、そして炭谷が始めた「探究コネクト」という新しいプロジェクトについ

    • 今週の探究ニュース11月19日号

      自己肯定感と非認知能力の育て方| 『FQ Kids』2024年秋号親子のためのウェルビーイング教育メディア『FQ kids』の最新号では、炭谷俊樹(ラーンネット・グローバルスクール代表)が監修を務めた探究学習に関する特集記事が掲載されています。 「探究学習」は、新しい学習指導要領として2020 年から小学校、2021 年から中学校、2022 年からは高等学校でもスタートした学習方法ですが、 そもそも"探究"とは何か、そして、なぜ今求められているのかを知っている人は少ないので

      • 「AIは教育をどう変えるか?新時代の学びを考える」イベントレポート

        AIによって未来の教育はどのように変わっていくのでしょうか? その変化によって、教師の役割や保護者の働きかけは、どう変わっていくべきなのでしょう? 2024年8月2日から3日の2日間、教育におけるAI活用の可能性を日本を代表するトップランナーが語り合う「教育AIサミット 2024」が、一般社団法人教育AI活用協会(AIUEO)によって開催されました。イベントDAY2のトークセッションは、「AIは教育をどう変えるか?新時代の学びを考える」というテーマ。 知窓学舎塾長や多摩大

        • 2025年4月、福岡市城南区にオルタナティブスクール「CAN!P school」開校。「自分を拓く学校」とは?

          2025年4月のオルタナティブスクール開校に向け、動き出した団体があります。それが、福岡県福岡市を拠点に、探究型の民間学童保育や野外体験をベースにしたイベントを行っているCAN!P(キャンプ)。 「自らの意志で選択し、決定できる人に溢れる社会をつくる」ことをビジョンに掲げるCAN!Pが、今回新たに立ち上げる学校とは?設立のきっかけや実現したい教育の姿について、代表の粕谷直洋さんに話を聞きました。 地方に教育の選択肢を増やしたい スクール開校の構想が立ち上がる前から、CA

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        • 探究的に学んだ子どもたちは今
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          「私立小学校とオルタナティブスクールはどう違う?」「うちの子に合うスクールの選び方は?」Q&Aに探究メディアQ編集スタッフが答えます。

          「オルタナティブスクールって最近増えてきているみたいだけど、新設校と老舗、どっちがおすすめ?」「うちの子は発達特性があるけど、おすすめのスクールってある?」「自由や探究をアピールしている私立小もあるけど、オルタナティブスクールとどう違うの…?」 探究メディアQをお読みいただく保護者の方から、ここ数年、そんな質問をいただくことが増えてきたように思います。この記事では、ひとりの保護者としても公立小・私立小・オルタナティブスクールを子どもと一緒に複数見学してきたという、探究メディ

          「私立小学校とオルタナティブスクールはどう違う?」「うちの子に合うスクールの選び方は?」Q&Aに探究メディアQ編集スタッフが答えます。

          【満席御礼!増席中】「オルタナティブスクールフェス2024」を11/15に開催します!

          コロナ禍や生成AI利用の広がりもあって、「これまでの学び方・教え方でいいのかな?」と問いを持つ人が増え、オルタナティブスクールが各地で増えてきています。 とはいえ、新しい選択肢であるオルタナティブスクールを選ぶ人はまだまだ少数派。「それぞれのスクールにはどういう特徴があるの?」「どこのスクールも魅力的だけど、どんな基準で選んだらいいの?」「リアルな話を聞いてみたいけど、身の回りに通わせている保護者がいない」という人もいるかもしれません。 今回は、そういった家庭のヒントにな

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          「教育移住」で、子どもも親も豊かに生きる。風越学園の開校を機に、家族7人で東京から軽井沢へ

          子どもが育つ環境を考え、より良い地域を求めて家族で居住地を移す「教育移住」。2020年以降はリモートで働く親が増え、その選択肢がより身近なものとなりました。 子どもの探究心を引き出す学習塾「探究学舎」取締役であり、5児の母でもある宝槻圭美さんは、軽井沢風越学園(以下、風越学園)が開校した2020年に家族7人で東京から軽井沢へ移住。生活拠点を移してから、暮らしや子育てはどのように変化したのでしょうか。移住を決めるまでの経緯や、移住後の暮らしについて聞きました。 街の雰囲気と

          「教育移住」で、子どもも親も豊かに生きる。風越学園の開校を機に、家族7人で東京から軽井沢へ

          理想の学校なんてない。子どもを真ん中にして、「つくる」プロセスを味わい続ける

          軽井沢駅から15分ほど車を走らせると見えてくるのは、2.2万坪の広大な敷地に建てられた軽井沢風越学園(以下、風越学園)の校舎。2020年4月に、3歳から15歳までの子どもたちが過ごす私立の幼小中混在校として開校しました。 校長を務めるのは、22年間教員として公立小学校に勤め、教員養成にも携わってきた岩瀬直樹さん。開校から5年目を迎える今、スタッフや子どもたちとともに風越学園をつくり続ける岩瀬さんに、学校運営で大切にしていることやこれまでの変化について聞きました。 「本物」

          理想の学校なんてない。子どもを真ん中にして、「つくる」プロセスを味わい続ける

          他者と共に、豊かに生きるには?長野のイエナプラン校から「心地いい社会」のつくり手を育てる

          複数の企業で経験を積んだのちに27歳で大学に進学し、教員となった原田友美さん。公立小学校での勤務を経て、2019年4月より長野県佐久穂町に開校したイエナプランスクール認定校・大日向小学校には、立ち上げ当初から関わってこられました(2021年のインタビューはこちら)。開校6年目を迎える今、原田さんはこれからの教育をどのように捉えているのでしょうか? 探究メディアQ責任編集者であり、ラーンネット・グローバルスクール代表でもある炭谷俊樹が聞き手となり、大日向小学校での実践とこれか

          他者と共に、豊かに生きるには?長野のイエナプラン校から「心地いい社会」のつくり手を育てる

          子ども主体の学びをゼロからつくる。長野のイエナプラン校「大日向小学校」5年間の軌跡

          2019年4月、長野県南佐久郡佐久穂町に開校した、日本初のイエナプランスクール認定校「大日向小学校」。ドイツ発祥のイエナプラン教育は、一人ひとりを尊重しながら自律と共生を学ぶ実践として、オランダを中心に世界中に広がり続けています。 開校から5年。どのような実践を積み重ねて、今の大日向小学校がつくられていったのでしょうか。探究メディアQ責任編集の炭谷俊樹が聞き手となり、校長の久保礼子さんと教頭の青山光一さんに、これまでの取り組みを振り返っていただきました。 オランダで見た、

          子ども主体の学びをゼロからつくる。長野のイエナプラン校「大日向小学校」5年間の軌跡

          探究ナビ講座をサポートする「ナビアドバイザー」を募集!

          ラーンネット・グローバルスクールが20年以上に渡り開催してきた「探究ナビ講座」。   子どもたちの好奇心や探究心を最大限に引き出す大人を増やすべく、実践的な接し方・方法論について学ぶ機会を提供してきました。   【探究ナビ講座の詳細はこちら】  これまで基礎編は、神戸と東京を中心に行ってきましたが、他の地域や企業・組織内での開催をご要望いただくことも増えています。今後こうした声にお応えし、より多くの人に探究ナビ講座を届けるために、講座内のロールプレイングをサポートする「ナビ

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          育みたいのは、“グローカル”に活躍できる人。2025年春、熊野古道で「うつほの杜学園」開校に向けて

          世界遺産の熊野古道がある、和歌山県田辺市。そんな自然や歴史、文化が豊かな地で、2025年4月の小学校開校に向けて準備を進めている団体があります。岩や木などにできた空洞や、万事が始まるはじめの空間という意味がある「うつほ」から名付けられた、うつほの杜学園。 一条校設立に向け奔走しているのは、うつほの杜設立準備会で代表理事を務める仙石恭子さん。どんな思いで、設立に向けた準備を進めてこられたのでしょうか。話を聞きました。 子どもを通わせたい学校がない、で発見した自分の使命 —

          育みたいのは、“グローカル”に活躍できる人。2025年春、熊野古道で「うつほの杜学園」開校に向けて

          中学3年生で小学校設立メンバーに。子どもたちが「通いたい」と思える学校を全国につくりたい

          鹿児島県姶良市(あいらし)の中山間地域にある旧新留小学校の小さな木造校舎。2007年に閉校してから17年の月日が流れた今、この場所を私立新留小学校として蘇らせようという動きがあります。 発起人は、広島叡智学園中学校3年生(2024年3月取材時)の古川瑞樹さん、鹿児島で保育園を運営する古川理沙さん、秋田で教育やまちづくりを手掛ける丑田俊輔さんの3人。一般財団法人私立新留小学校設立準備財団として、小学校づくりを進めています。 立ち上げメンバーの1人である古川瑞樹さんは、小学校

          中学3年生で小学校設立メンバーに。子どもたちが「通いたい」と思える学校を全国につくりたい

          「本当に今の学校に通い続けるのがいいの?多様な学びの実践者に聞いてみよう!」イベントレポート

          令和元年に約25万人だった長期欠席の小中学生は、令和4年には46万人を超え、3年で大幅に増加。保護者もリモートワークが可能になったりする中で、「本当にリアルで週5同じ場所に通わなきゃいけないの?」「ずっと都心で暮らしてきたけど、ここでの学びが本当に子どもに合っているのかな?」など、考え直した人も多かったのではないでしょうか。 今回探究メディア「Q」では、人口8200人の秋田・五城目町に教育移住した高橋今日子さん、湘南ホクレア学園理事長の小針一浩さん、東京都フリースクール等ネ

          「本当に今の学校に通い続けるのがいいの?多様な学びの実践者に聞いてみよう!」イベントレポート

          地方の生徒に可能性を。探究学習の効果検証と事業化にチャレンジ Edo New School(エドゥニュースクール)

          「人が育つ地域の生態系を強くしたい」 そう語るのは、岐阜県飛騨市で中高生向けの探究スクール「Edo New School(エドゥニュースクール)」を運営する、株式会社Edo代表の関口祐太さんと副代表の盤所杏子さん。 「『やってみたい』を見つけ『やれる!』と思える自分になる」をコンセプトに、興味関心を見つけ深めることのできる探究スクールを運営しています。さらに、難しいと言われる教育効果の可視化にも挑戦。エビデンスに基づいた探究学習を届けています。 中高生向け探究スクールの

          地方の生徒に可能性を。探究学習の効果検証と事業化にチャレンジ Edo New School(エドゥニュースクール)

          どんな世界でも、サバイブする力を。湘南ホクレア学園理事長が考える「未来を生き抜くスキル」とは

          「どんな世界でもサバイブできる子を育てる!」をコンセプトに、2022年4月に開校した湘南ホクレア学園。江ノ島駅から5分ほど歩いたところにある築85年超の古民家を校舎に構え、湘南の自然豊かな環境の中で子どもたちが学んでいます。 ホクレアを設立したのは、ビジネスコンサルティングやシステム開発の会社を起業してきた小針一浩さん。2015年に生まれたお子さんの大病による5年間にわたる闘病生活がきっかけとなり、子どもたちの未来のために残りの人生を過ごすことを決意したと言います。 教育

          どんな世界でも、サバイブする力を。湘南ホクレア学園理事長が考える「未来を生き抜くスキル」とは