高村ミチカ

元小学校教員。公立小学校に3校勤務し、11年間担任を務めました。適応障害をきっかけに、休職期間を経て2021年3月に退職。現在はライターとして活動中。教員の方や保護者の方に役立つ情報を発信していきます。オンライン相談サービス「ウチのこは」では、専門家として相談を受け付けています。

高村ミチカ

元小学校教員。公立小学校に3校勤務し、11年間担任を務めました。適応障害をきっかけに、休職期間を経て2021年3月に退職。現在はライターとして活動中。教員の方や保護者の方に役立つ情報を発信していきます。オンライン相談サービス「ウチのこは」では、専門家として相談を受け付けています。

マガジン

  • 元小学校教員がお届け!国語が好きになるお話

    教員生活10年。国語を専門に研究してきました。好きな文学作品の紹介やちょっとした豆知識をお届けします。

  • 【適応障害休職中のヒント】こころが休みたがってるんだ!!

    現在、適応障害休職中の私。心を休ませるためのヒントをお届けします。

  • 中学生の本棚

    実家で見つけた中学校の読書記録。中学校の頃そのままに青臭い文章でお届けします。

  • 元1年生担任がお届け!小学校入学準備のヒント

    1年生の担任を3回した経験をもとに、小学校入学準備のヒントをお届けします。 取り上げてほしい内容があれば、ぜひお気軽にコメントください!

  • 先生が学校に行けなくなった日

    現在、適応障害で休職中の私。 小学校の先生が学校に行けなくなって、休職するまでのお話です。

最近の記事

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【自己紹介】死にたくなった先生がnoteを始めるまで

「日本を教育で変えたい。」その思いが、私の教員人生の出発点です。小学校教員になって10年。子どもたちが主体的に学ぶ姿を目指して、日々教材研究に打ち込んできました。授業作りに対する熱意は誰にも負けない、と思っていました。初任校では、公開授業研究会を積極的に行いました。独自の授業プランが評価され、教員向け雑誌に授業実践が掲載されるなど、教員としてのキャリアを着実に積み重ねていました。 しかし、3校目の異動先で適応障害と診断され、休職をすることになりました。原因は、子どもとの関係

    • 初記名記事! 講談社さんが配信する子育て系WEBサービス「コクリコ」で連載が決まりました! 子どもの「やりたい!」を引き出す家庭学習のヒント 小学生の保護者の方にぜひ読んでほしいです! https://cocreco.kodansha.co.jp/contributor/0IoYU

      • オリンピックde自由研究 〜夏休みの自由研究のヒントをお届け〜

        選手たちの熱戦が繰り広げられた東京2020オリンピックもいよいよフィナーレを迎えました。テレビ観戦をしていたら、あっという間に時間が過ぎてしまったという人も多いのではないでしょうか。私はすっかり新競技のスケートボードにハマってしまいました。 一方で、そろそろ気になり始める夏休みの宿題。オリンピックだからしょうがないと放置していると、夏休みの終わりに地獄を見ることになりかねません。特に、時間のかかる自由研究はそろそろ手をつけておきたいところ。 そこで、今回は夏休みの自由研究

        • 読書感想文は怖くない!! 「全国コンクール」も目指せる書き方のコツ大公開

          夏休みの宿題の定番、読書感想文。国語が苦手な子どもにとっては、作文用紙を埋めるのも精いっぱい。しかし、ちょっとしたコツさえつかめば、読書感想文は簡単に書けます。コンクールに選ばれるのも夢ではありません。 元小学校教員であり、「青少年読書感想文全国コンクール」で地方審査の経験もある筆者が、読書感想文を書くポイントを紹介します。 1 優秀作品から○○を盗め! あらすじよりも大切なこととは?まずやってほしいのが、過去の優秀作品を読むこと。「青少年読書感想文全国コンクール」のホー

        • 固定された記事

        【自己紹介】死にたくなった先生がnoteを始めるまで

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        • 先生が学校に行けなくなった日
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          ライタースクールって実際どうなの?元受講生が本音で語ります

          ライフスタイルに合わせて働き方が選べる「ライター職」。気軽に始められる副業として、今人気を集めています。ライターになりたいと考えている人の中には、ライタースクールを検討している人もいるのではないでしょうか。 「ライタースクールって実際何をするの?」 「本当にライターとして活動できるようになるの?」 そんな疑問をもっている人にライタースクールの体験談をご紹介。実際に受講したからこそ分かることをぶっちゃけます! ライタースクールってどんなことするの? 私が受講したのは、「専

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          アクティブ・ラーニングに必要なファシリテーションスキル 思考ツールで話し合いを「見える化」しよう

          「主体的・対話的で深い学び」を意識しているけれどなかなかうまくいかない! 「アクティブ・ラーニング」って何からはじめたらいいの? 新学習指導要領が施行されて、日々の授業に悩む先生も多いのではないでしょうか。今回は、アクティブ・ラーニングのヒントとなる「ファシリテーションスキル」に焦点を当てた授業を紹介します。指導案のダウンロード付き。 そもそも「アクティブ・ラーニング」って? 平成29年に公示された新学習指導要領。「何を学ぶか」だけではなく「どのように学ぶか」も大事にして

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          適応障害休職中に小学校教員が始めた転職活動とは?

          昨年度まで小学校教員だった私。適応障害をきっかけに休職、3月で退職をしました。現在は、ライターとして活動をしています。フリーランスの道を選びましたが、休職中には転職活動をしました。結局、転職には至りませんでしたが、自分自身を振り返る良いきっかけになったと思っています。 今回は、休職中に私がした転職活動を紹介します。 1 転職サイトにとりあえず登録・検索 はじめから「転職するぞ」と決めていたわけではありません。正直、「このまま復職できるのかな」「転職した方がいいのかな」と迷

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          【中学生の本棚】「子どものための哲学対話」永井均

          中学生の本棚とは?実家を掃除していたら、中学生の頃に書いた読書記録カードが出てきた。読んだ本の簡単なあらすじと感想を書いたプリントである。思春期らしい青臭い文章。けれど、なんだか惹き込まれる。今の自分にないものを持っているからかもしれない。 せっかくなので、noteの記事にしてみようと思う。中学生の読書記録をリライトしたもの、それが「中学生の本棚」だ。大人が「あぁ、こんな青臭い時代もあったなぁ」と懐かしい気持ちで読むのもよし、中高生が本を選ぶ参考にするのもよし。それぞれの楽

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          パソコン超初心者の私が「WEBデザイン」の勉強をするために買った本

          私は昨年の12月までパソコンを持っていませんでした。仕事でパソコンを使うので、ワードやエクセル等の基本的な操作はできましたが、得意な方ではありません。どちらかといえば、手書きや紙の本などアナログが好きなタイプでした。 しかし、休職中に何か家でできることはないかと考え、W E Bデザインを勉強することに。そして我が家にMacBook Proがくることになったのです。 さて今回は、そんな超初心者だった私がWEBデザインを勉強するときに、役に立った本を紹介します。 1冊で全て

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          【中学生の本棚】 「ガラスの動物園」テネシー・ウィリアムズ

          中学生の本棚とは?実家を掃除していたら、中学生の頃に書いた読書記録カードが出てきた。読んだ本の簡単なあらすじと感想を書いたプリントである。思春期らしい青臭い文章。けれど、なんだか惹き込まれる。今の自分にないものを持っているからかもしれない。 せっかくなので、noteの記事にしてみようと思う。中学生の読書記録をリライトしたもの、それが「中学生の本棚」だ。大人が「あぁ、こんな青臭い時代もあったなぁ」と懐かしい気持ちで読むのもよし、中高生が本を選ぶ参考にするのもよし。それぞれの楽

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          【国語教材研究】「はなのみち」(光村図書1年上)は挿絵を読め!

          小学校1年生が初めて出合う物語教材「はなのみち」(光村図書1年上)。見開き4ページ、約130文字のとても短い文章です。 この物語の大きな特徴は、必要最低限の文章で物語を展開しているところ。 物語は次のように始まります。 くまさんが、ふくろを みつけました。 「おや、なにかな。いっぱい はいって いる。」 (「はなのみち」光村図書1年上より) 物語のはじめに本来あるべき場面設定や人物設定などは省略され、いきなり出来事が起きます。 「くまさんが道に種を落としてしまう」と

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          国語の授業が「表現する楽しさ」を教えてくれた

          私が「書くこと」を好きになったのは、中学校3年生の国語の授業がきっかけです。 それまでの私は、国語の授業がそれほど好きではありませんでした。教科書の文章を読んで、先生の解釈を聞いて、ノートに写す、そんな時間がつまらないとさえ思っていました。 しかし、ある国語の先生と出会いが私を変えてくれたのです。 その先生は、生徒が主体的に取り組める学習を大切にしていました。授業の秘訣は、予習の仕方にあります。 それは、教科書の文章を3色に色分けして、線を引きながら読み進めるというも

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          ライティング/校正/編集のお仕事お待ちしています!高村ミチカへの仕事依頼

          元教員ライター 高村ミチカ 東京学芸大学教育学部卒業後、公立小学校に3校勤務し、11年間担任を務めました。現在は、フリーのライターとして活動中。校正・編集業務も行なっています。 また、教員経験を生かし、オンライン相談サービス「ウチのこは」で、教育の専門家としても活動しています。 【実績】◯教育実践の執筆 ・雑誌「教育技術」(小学館) ・「学力がグーンとアップする!自学力育成プログラム」(明治図書出版) ・「子どもが輝くいい授業作り」(東洋館出版) ・「『見方・考え方』を

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          適応障害休職中 転職を考えたときに読んだ本

          私は、昨年度まで小学校の教員をしていました。 退職したきっかけは、子どもとの関係に悩み、適応障害になったこと。 約半年間の休職期間を経て、退職をし、現在ライターとして活動しています。 休職期間中は、復職をするか転職するかでとても悩みました。 転職を決意したのは、ある本との出会いがきっかけです。 今回は、適応障害で休職中、転職を考えるきっかけをくれた本を紹介します。 「世界一やさしい『やりたいことの見つけ方』」 (八木仁平 K A D O K A W A) 「自己理解」

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          GWのお家時間におすすめ!海外ドラマ「ゲームオブスローンズ」の魅力

          今年のG Wは、どこへも行かず、お家で過ごすという人が多いのではないのでしょうか。 「せっかくの長いお休みを何もしないでだらだら過ごすのはもったいない」 そう思っているあなたに海外ドラマ「ゲームオブスローンズ」をおすすめします。 「ゲームオブスローンズ」とは?ジョージ・R・R・マーティンの大ベストセラー小説「氷と炎の歌」シリーズをデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスが映像化したテレビドラマシリーズ。2011年から放送が始まり、2019年まで続きました。 米国エミー賞で

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          オンライン相談室「ウチのこは」ビデオ通話・メッセージでの相談をお待ちしています!

          教育や育児に関する情報を発信する 大人のための教育情報メディア「ソクラテスのたまご」を運営している株式会社SUIさんがオンライン相談室「ウチのこは」をリリースしました。 「子育ての悩みやグチを聞いてほしい」 「学校や教育の客観的な情報が欲しい」 「わが子に合った具体的な子育て方法、教育の選択肢を知りたい」 そんな個別の悩みに専門家がオンラインで答えます。 保護者の方の相談はもちろん、 「子どもの支援の仕方で悩んでいる」 「授業についてアドバイスがほしい」 といった先生

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