但馬SAYS 日頃「他国に攻め込められたら無条件で降伏すべきだ」「武力よりも話し合い」「すぐに降伏していれば、東京大空襲も広島長崎もなかった」と主張するお花畑さんたちは、今回の米宇首脳会談でのトランプの提案に異を唱えることはできないはずだ。井筒和幸、聞いてるか?
「大脱走」を観終え、私の手はあるDVDに自然と伸びていた。「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」。終戦後もサイパン島で戦い続け、上官命令にて米軍に投降した、大場栄ひきいる大場隊の物語である。米軍は、投降式に現れた大場隊の姿に息を呑んだ。胸を張った敗者たちのなんと美しいことよ。
幸福。降伏。
敗戦日を終戦記念日と名付けているのは個人的には違和感しかないのだけれども、多くの人がどう考えているのか気になるところ。その日から何をされているのかを隠したり、置かれている立場を分からなくさせたりする目的でそういう名付けをされているのかもしれない、という見方ができるかは大事だろう。