フェスタサマーミューザ川崎、沖澤のどか指揮読響(7/31)。シュトラウス「ドン・ファン」、リスト協奏曲2番(阪田知樹p アンコールのフォーレ『ネル』も面白い)、サン=サーンス「オルガン付」(大木麻理org)。いずれも緊迫感と静寂との対比が心に沁みた。沖澤のリードでソロも映えた。
ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全3曲の新譜2枚が同時発売。辻彩奈&阪田知樹(ソニー)、諏訪内晶子&エフゲニ・ボジャノフ(ユニバーサル)。いずれも甲乙付け難く、ヴァイオリンのみならずピアノの充実ぶりが耳を惹く。この3つのソナタが永遠の名曲だからこそ、常に新しく蘇り続けるのだろう。
阪田知樹さんのラフマニノフピアノ協奏曲全曲プログラム。色彩豊かな音色、この世のものとは思えない精度の高い高音トリル、細部まで計算された美しさと集中力に感動。彼に寄り添った大井剛史マエストロのタクトと応えた東京フィルも素晴らしかった。その場にいられたことに感謝できた数少ない演奏会。
先日行った阪田知樹さんのコンサート。一音一音に計算し尽くされた陰影、色彩があり、素晴らしかった。高音トリルのこの世のものとは思えない美しさは唯一無二で、何度聴いても、また聴きたくなる💞。ずっと追いかけたいピアニストの一人🎹。