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【閻惠昌と香港中楽団】今日行ったコンサートの感想:令和05年(2023年)03月31日(金)【2023 Japan Tour】
指揮:閻惠昌 チューニングを聴いているだけで、ああ! 中華ファンタジー! と期待が高まった。二胡の官能的な音色、横笛の鄙びた音色、どれも美しい! 「革胡」という、中華チェロ、及びコントラバスを初めて知りました。あれはいつ開発された楽器なのだろう。伝統楽器なのだろうか。そして設置された巨大な笙! あれも口で吹くんですね! 洋楽器としてティンパニとシンバル、チューブラー・ベルズとヴィブラフォンがいましたが、馴染んでました。 伍卓賢『真』(「極」第6楽章) 今日の曲目の中で
【第32回芥川也寸志サントリー作曲賞】今日行ったコンサートの感想:令和04年(2022年)08月27日(土)【サントリーサマーフェスティバル】
小野田健太〈第30回受賞記念委嘱作品〉『綺羅星』 うーん。なんというか、フランス系ですね。始めは単音の旋律、後半は和音の応酬でしたが、2台もピアノがいてそれかよ、みたいな。音が燦めいているのは分かりましたが、静かな部分も美しくないし、早い部分も無くて盛り上がりに欠ける。2年前の受賞作もつまらなかったし、仕方無い。 波立裕矢『失われたイノセンスを追う。Ⅱ』 ヒンデミットのワーグナーみたいだったな。コンセプトがベリオの『シンフォニア』的。坂東祐大『ダミエ & ミスマッチ J