黒澤明監督『野良犬』次に野沢尚『烈火の月』そして稲葉圭昭『恥さらし』と観たり読んだりしました。3つの作品に接してそれぞれの作品への見方が深まったような感じがしています。主題は『責任感』です。責任感て、今の時代、失われつつある貴重な道徳心なのかも知れませね。
稲葉圭昭『恥さらし』を読了。日本の警察組織の持つ構造的な闇の告発の書になっています。また覚醒剤を使用することの地獄が描写されています。野沢尚『烈火の月』と『恥じさらし』は両方読んで欲しい作品です。読み終えて、黒澤明監督の『野良犬』を思い出しました。稲葉さんには「義」がありました。
「眠れる森」で遭難しかかっていましたが、無事完走いたしました。 わたくし、真犯人を当ててしまいました! 回が進むにつれてAさん→Bさん→Cさん→Dさん、と翻弄され、最終回前になって消去法で辿り着いた人でした。 (ちょっと邪道) 切なすぎるラスト。 評判に違わぬドラマでした。
『眠れる森』の素晴らしさを再体験し、“この人の作品、もっと観たい……”とWikiってみたら。野沢尚さん、自殺されていたのか……(44歳って、今の私と同じ歳だよ…)。はぁ……。「だからあんなにも、深いセリフが書けたのね…」なんて言うのは簡単か。気をつけよう、感性に殺されないように。
夕方に再放送している『眠れる森』、何度か観ているはずなのに、やっぱりついつい観ちゃうね☺︎(犯人はあの人のはずだけど、実那子の設定、こんなにも複雑だったっけ⁉︎) あの時代のドラマって、なかなかおもしろいもの多いよね、音楽もリッチ&重厚だったりするし。もっと再放送すればいいのに♪
帰るときオニユリが群生している斜面があって、テレビドラマ「恋人よ」のラストシーンを思い出す。赤い花が一面に咲いていて印象的だった。(たしかあれは合成。)
家族に観せたくて(そんなふうに他人の時間を奪って?でも☞“観る価値あり”と思わせる作品って、ほんとなかなか無いんだよ)、消さずにいた『眠れる森』の最終回を、また一緒に観る。やっぱり……すげーーー。凄い脚本。キャラ設定がいちいちディープだし、最後の最後の最後まで、惹きつける気満々!