天正2年(1574)11月22日は医師・曲直瀬道三が正親町天皇に医学書「啓迪集(けいてきしゅう)」を献上した日。道三の名声は全国に響いており自らの治療経験や多くの医書を参考に編纂した。本書は8巻から成り74門にわけられ、類似の病気を一括し各病気について詳しく述べられている。
天文3年(1534)9月3日は近江に逃れていた将軍足利義晴が7年ぶりに入京し建仁寺に入った日。足利将軍って義満など一部除き不安定ですね。争いに巻き込まれ京を追われるだけならまだしも殺されてしまった将軍も。肩書きだけではなく実力も伴ってなければ人はついて来てくれないものですね。