年1公開「真如寺」等持院横「六請神社」足利将軍の足跡【きぬかけの路シリーズ】【嵐電シリーズ】【京都ツウシリーズ】
きぬかけの路は京都の特徴を掴んだ観光コースである。金閣寺、龍安寺、仁和寺など有名どころ以外にも見どころがあります。
ご注意!!真如堂ではないです!真如寺です!!真如堂は次の通り。
変更履歴
▼HP、アクセス、本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
▽六請神社:北区等持院中町53
「ろくしょうじんじゃ」と読む。昔は「六所神社」とされていたかも?また、「衣笠岳御霊社」だったとする説もある。
現在地の北方にある衣笠山麓に鎮座していたが、等持院創建時にその鎮守社として境内に祀られる。明治の神仏分離により現在地に遷座。
祭神は伊勢大御神、石清水大神(八幡神)、賀茂大神、松尾大神、稲荷大神、春日大神である。力強い!!って、仁和持は今でも境内に神社があり、ここと似て京都の有名な神社の神々を祀っている。
この地の開拓者の霊を祀り、祖神の天照国照神(アマテルクニテルノミコト)、大国御魂神(オオクニミタマノクニ)に六柱を勧請し、「六請神」と呼ばれた
1005年、藤原道長により絹笠岳の御霊会が催された
以来、衣笠は埋葬地になる
六地蔵信仰と習合し、六の字が社号に加えられ、祭神も六社に限定されたとも
1341年、足利氏の等持院建立以来、その鎮守社として境内に祀られた
1433年、1443年、六所神社神前で猿楽が行われた
その後、江戸時代までは等持院と真如寺の鎮守社になり、産土神として、「六請明神社」、「六所明神」、「春日明神」などとも呼ばれた
1868年、神仏分離令後の廃仏毀釈後に現在地に遷座
→拝殿・本殿
拝殿は木造瓦葺き。本殿は木造銅板葺きで2006年に修復が行われている。
祖神の天照国照神(アマテルクニテルノミコト)、大国御魂神(オオクニミタマノクニ)に六柱を勧請したとあるので、祭神は伊勢大御神、石清水大神(八幡神)、賀茂大神、松尾大神、稲荷大神、春日大神である。
祖神から本来は、天津神と国津神を祀っていたということで良いのだろうか。もしくは、アマテル=太陽男神=ニギハヤヒという意味なのか??
お隣の真如寺ですね。
おっ、、もしや「おもかる石」か??
→力石大明神
社殿右手には、小石に願い事を書いて奉納するとご利益を授かれるという「力石大明神」がある。
1600年代からのようだが、石を祈願し持ち上げればあらゆる力を授けられるといわれている。いわゆる「おもかる石」である。
現在では、小石に性別、年齢、祈願事を記して奉納する。祈願成就するという。
おもかる石といえば!京都で言えば、今宮人zにゃ、伏見稲荷大社、松尾大社ですかね。これは全国津々浦々あるので別途、纏めましょうかね。
などなど神社アトラクションですね。
▽真如寺(眞如寺):北区等持院北町61
鹿苑寺・金閣、慈照寺・銀閣と共に臨済宗 大本山 相国寺の山外塔頭の一つ。ズバリ!法堂に注目なんですが、通常非公開です。法堂は「大雄殿」という中国式で、本尊は釈迦如来だが、中二階の須弥壇に置かれた珍しい仏様。
5月は権現公開され、額縁青紅葉が素晴らしく、秋は言うまでもなく紅葉が超綺麗なのだが予約制になっているので独占して紅葉を楽しめる。
臨済宗相国寺派に属し、大本山相国寺の山外塔頭
1286年、臨済宗の尼僧・無外如大(むげにょだい)が師である渡来僧・無学祖元の遺爪髪を安置するために創建
1342年、夢窓国師・夢窓疎石が室町時代初代将軍・足利尊氏の執権・高師直と足利尊氏の弟・足利直義の外護によって伽藍を整備し、寺号を「真如寺」に改めた
1371年、南朝初代で、第96代・後醍醐天皇の皇子で、臨済宗の僧・無文元選禅師(むもんげんせんぜんじ)が豪族・奥山六郎次郎朝藤(おくやまろくろうじろうともふじ)に招かれ、奥山家の所領から60町歩の土地と建物を寄進されて創建
応仁の乱の兵火によって荒廃
1656年、後水尾上皇が法堂を再建し、以後相国寺派に属するようになる
1918年、遠州奥山の大本山・方広寺から「半僧坊大権現」を勧請
→参道とカキツバタ
→方丈、庭園
2023年5月7日は特別公開だったので参拝した。10:30法要なので、先に内陣拝観した。原在中作の襖絵「四季花卉(かき)図」「西湖図」などがある。
紅葉時期は奇麗なのは確実ですね!今度、予約していこう!!見下ろし系紅葉ですね。予約しようと言っていますが、結構、高いですね・・・。
→法堂(本堂)
通常、非公開の本堂ですね。開山は無学祖元・禅師(仏光国師)で、宝冠釈迦如来を安置している。門跡・宝鏡寺に繋がりがわかる僧の仏像が多かった。
本尊は2階部分に安置される形式で、宝冠釈迦如来坐像で、脇侍は摩訶迦葉(まかかしょう)立像と阿難陀(あなんだ)立像となっていた。この三尊は1662年、仙洞御所から遷したものとか。
→年1回公開「半僧坊大権現」
毎年5月中旬の週末に「半僧坊大権現」を開帳し、御祈祷法要を行う。10:30から法要で、法要後に「厄除けの肩たたき」が行われる。当日は「お茶席」「手作り市」も行われ、境内のカキツバタも見どころ。
半僧坊大権現(はんそうぼうだいごんげん)は、静岡県浜松市引佐町奥山にある臨済宗の大本山方広寺の鎮守
1350年、方広寺開山僧が留学先の中国より船で帰国の折、暴風雨で船が沈みそうになったとさ、鼻の高い異人・サルタヒコ風味の「半僧坊」が船首に現れ、「私は禅師が帰国され正法(仏法)を伝え広める為に、故国へお送り申します」と叫んで、遭難の危機を乗り越え無事に博多の港へ送り届けたと言われている
後に禅師が方広寺を開いた時に再び現れ弟子となり、禅師没後「このお寺を護り、世の人々を苦しみや災難から救いましょう」と言い残し姿を消し、以来鎮守となったとさ
1881年、その方広寺の伽藍が大火に遭い、再建の為に勧進され全国に広まる1918年、相国寺に祀られていた半僧坊を眞如寺境内に遷座して今日に至る
2018年、満100年となる
10:30法要で、11:30に本尊を拝ませていただきつつ、住職にお経で「肩たたき」をしていただく!肩こりが治った!?気がした・・。結構、重い肩たたきだった。
→稲荷社と龍社
▼旅行記、セットで行くところ
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