凛々しく・かわいい弥生人の顔
弥生時代を生きた人たちはどんな顔をしていたのだろうー。出土した人骨を基に復元した弥生人のそっくりさんを決めるコンテストが最近鳥取市で開かれ話題となったが、では実際の装飾や表情はどんな風だったのか? 下関市立考古博物館(山口県下関市)では「発掘された山口ー山口県埋蔵文化財センター巡回展」に合わせた展示で、2人の「弥生人の顔」を紹介している。
1人目は、考古博物館周辺の綾羅木郷台地遺跡から1988年に出土した「人面土製品」(県指定文化財)。全長9㌢、直径4㌢、重さ270㌘の棒状