最初の記憶は父に手を引かれて近所の日赤病院のエレベーターを降り入口ガラス窓から部屋の中を覗くと数人の女性が生まれたばかりの赤ちゃんにおっぱいを飲ませていてその中で母に抱かれた小さな弟に初めて会った日。順番通り両親が先立てば人生最長の知合いは弟だから今迄通り最期まで仲良くやれたら。