空飛ぶひつじ

東京在住の30代。映画と本が好きです。 短文を心がけた作文や四コマ漫画を載せていこうと…

空飛ぶひつじ

東京在住の30代。映画と本が好きです。 短文を心がけた作文や四コマ漫画を載せていこうと思ってます。お付き合い頂ければ幸いです。 【SUZURI】 https://suzuri.jp/HighFliyingSheep

マガジン

  • 粗末な漫画

    絵に自信はありませんが漫画を描きたくなることがあります。

  • 暮らしの断想 

    ザレゴトです

  • 映画の残響

    映画やドラマ鑑賞が趣味です。感想文をまとめています。ネタバレは御免ください。

  • 女とラー Lady's and Nudles

     僕はラーメンが好きで、これまで都内を中心に1000杯以上のラーメンを食べました。これはそんな僕がラーメンを女の子に例えた遊びの記録です。  ラーメンも人も多種多様なところが魅力です。みんな違って、みんないいのです。

最近の記事

No,018 坂口くんの夢

【言い訳のような解説】 実話です。人間だれしもダラけてしまうものですね。

    • 自意識の壁/僕はツーブロックと言えなくて

      人生の大半を自意識と共に歩んできた。あるいは今もである。  美意識に目覚めた僕は意を決して人生初の美容院、いやサロンに向かったが、予約をしておらず醜態をさらした。  やっぱり自分にはサロンは敷居が高すぎるのではと悩んだが、減量に成功した僕の変身願望はおさまることを知らず、再びウェブで予約をし入店を決行した。 散髪スタイリングを担当する男性の美容師スタイリストは、人生楽しいことばかりで挫折したことありませんみたいな笑顔で僕に注文を聞いた。  僕には憧れの髪型がある。ツーブ

      • 自意識の壁/僕はサロンに憧れてるわけで

        人生の大半を自意識と共に歩んできた。あるいは今もである。  数年前にダイエットに成功した僕は思いがけず美意識に目覚めた。子供の頃から変わらない髪型を変えてみたいと一念発起したのだ。伸びたら切るだけの変わらぬヘアースタイルとはおさらばして、己の美意識に沿った”スタイルとしてのヘアー”を確立するチャンス、それが今に思えた。新しい自分と出会える期待と不安を抱えて、人生ではじめての美容院(巷ではサロンともいう)に行くことを決意した。  立川駅近くの大通りに面したその店は、全面ガラ

        • 【雑記】知識マウントに就いて

           シネフィルおじさんが炎上した。  Twitterで「映画を1000本すら観てない人は、映画好きを名乗る資格はない」と投稿したらしい。知識マウントってやつだ。  うん、確かにネットがない時代は情報の入手経路に制限があったり、入手困難なDVDやCDが沢山あったりして知識マウントが一定程度は成り立ったんでしょう。  けども現代では映画も音楽もサブスクにいくらでも転がってる。  つーか娯楽だけでなく歴史も、科学も、あらゆる情報をネットでアクセスできる。  情報の優位性が希薄になっ

        No,018 坂口くんの夢

        マガジン

        • 粗末な漫画
          18本
        • 暮らしの断想 
          11本
        • 映画の残響
          3本
        • 女とラー Lady's and Nudles
          5本

        記事

          「夢と魔法」の解読

          「モンスターズ・ユニバーシティ」は"夢は願っても叶わない"というお話です。  怖がらせ屋になりたいマイクは、容姿が可愛いせいで最後まで夢は叶いませんでした。  このテーマをより深く掘り下げたのが「ソウフルフ・ワールド」です。  ジャズピアニストを夢見る中年男性は、大きなチャンスを前に死んでしまい、死後の世界で"生まれたくない魂"と出逢う物語です。彼もまた、夢が叶わずに終わります。  夢が叶う人生が尊いのなら、叶わなかった人生はそれに劣るのか。  そんなはずない。生きてるだ

          「夢と魔法」の解読

          No,017 出発の時!

          【言い訳のような解説】  きっとバズを運ぶサンタさんは苦労が絶えないことでしょう。

          No,017 出発の時!

          僕の困難なフェミニズム エッチなものは、エッチじゃないか!

            これは女優のエマ・ワトソンが2014年に国連で行ったスピーチの抜粋である。  僕は人権思想こそ唯一、万国共通の正義だと思っている。  何人も国籍、人種、宗教、年齢、性別、外見によって尊厳を踏み躙られることはあり得ない。  人権を踏み躙ることは蛮行である。この思想が生まれ、大切に育まれ、国連を中心に世界に発信されるに至るまでの先人たちの長く苦難な歴史を侮辱している。そういう連中は想像力が欠如している。  例え実現困難な綺麗事でも、この理念の旗を掲げる世界は美しい。  エマ・

          僕の困難なフェミニズム エッチなものは、エッチじゃないか!

          一人称を巡る問題 その3

           幼児期に一人称を"ワス"に決めたものの、やがて思春期になり羞恥心が芽生えた。そしてついにクラスメイトから"ワス"をイジられ絶望の淵に立った。   すでに学校で定着してしまった"ワス"をイジメにあうことないように目立たずシームレスに切り替える必要があった。  そんなのサウナで整ったホームズでさえ解けない難問のように思えたが、ワスは妙案を閃いた。その名も 「ワスは怒った時だけオレって言う」作戦(以下「ワスおこ作戦」)だ。  普段ニコニコ笑ってるワスが、怒ると別人格に変わり

          一人称を巡る問題 その3

          一人称を巡る問題 その2

           幼稚園で"ワス"と名乗ることに決めた僕は、小学校に入学しても変わらず名乗り続けた。  まだ常識を知らない同級生は"ワス"をすんなりと受け入れ、イジメを受けることなくクラスに溶け込んだ。  しかし小学校生活も五年が過ぎるとワスの心に変化が生じた。  自分だけが違う一人称を名乗ることが堪らなく恥ずかしくなったのだ。"オレ"を名乗るイケてる友達が羨ましかった。 (なんで"ワス"なんて言い出したんだろう、、オレって言いたい、、、)  後悔の念が込み上げたけど "ワス"が定着

          一人称を巡る問題 その2

          一人称を巡る問題 その1

           幼稚園の頃、ふと一人称に気がついた。  園内のお友だちは皆んな、ぼく、おれ、わたし、或いは自分の名前を名乗っていた。  それに気づくまでの自分が何を名乗っていたのかは記憶にないが、  自分はなんて言ったらいいんだろう、、 と、4歳の僕は突如として決断を迫られた。一度名乗ったら死ぬまでその一人称を使い続けなければならない、それくらい重要なことのように感じられた。人生で初めての重大な決断である。慎重に考える必要があった。  "おれ"はサッカーをやってる格好いいお友だち

          一人称を巡る問題 その1

          No.016 タマキンクイズ

          【言い訳のような解説】 今日は誕生日でした。34歳になりました。心にあるのは日本の行く末と未来を生きる子供たちの事ばかりです。

          No.016 タマキンクイズ

          No,015 心配性のロックスター

          【言い訳のような解説】  僕はライブでのコール&レスポンスが苦手です。  アーティストのパフォーマンスが良かったらこちらは自然と声を上げるし踊って盛り上がるので、舞台上の皆さんはナイスなグルーヴで煽ってくれればいいのになって思います。  殊更にコール&レスポンスを求める人たちは自信がないのかな?と勘ぐる時があります。

          No,015 心配性のロックスター

          この本は大親友の彼女のツレに美味しいパスタを作ってもらえなかった全ての男子に捧げられた鎮魂歌である

          この本は大親友の彼女のツレに美味しいパスタを作ってもらえなかった全ての男子に捧げられた鎮魂歌である

          No,014 どいつもこいつも・・・

          【言い訳のような解説】  性欲は男だけのものでなく、女性にだってあるよなぁ〜、って思います。  そういえばピクサー映画の『私ときどきレッサーパンダ』は女の子の性の目覚めを主題にしてましたね。  覗きはやっちゃいけません。  男女に関わらず。

          No,014 どいつもこいつも・・・

          No,013 現実逃避

          【言い訳のような解説】  死にたいとは思わないけど、こういうの欲しい!

          No,013 現実逃避

          No,012 歪んでても、愛。

          【言い訳のような解説】  僕はセックス・ピストルズのシド&ナンシーのように互いを傷つけ合いながら愛し合うカップルに不思議と魅力を感じます。  どうしようもないんだけど愛おしいんだよなぁ。

          No,012 歪んでても、愛。