私の最初の記憶
自分のことを知るために年表を書くことにして4日目。
1年ほど祖父母と暮らし、その後、父の仕事の関係で少し街のほうに引っ越し。父の仕事の関係と言ってはいますが、実は父が非番の日に農業を毎回手伝わないといけなくなってしまい、休めないということで別居になったというのが本音らしいです。
引っ越し先のお家は貸家の一軒家でしたが、大変古く、トイレも一旦外に出ないといけないスタイルで汲み取り式トイレでした。もちろん祖父母の家も同じでしたが。便所という名前がピッタリでした。
ただ、子供の私にはそのトイレが怖すぎて、長いことアヒルのおまるを使っていました。そのおまるの始末大変だったでしょうね。ありがとう、お父さんお母さん。
私の最初の記憶は、家族でこたつに入ってみていた『アルプスの少女ハイジ』。1974年の一年間していたカルピス漫画劇場。一年間続く漫画で、私の記憶ではハウス名作劇場だったように思っていたのですが。この名作劇場はテレビを見せてくれない祖父の毎週見せてくれていました。
私の子供の頃の記憶は、父母と妹と一緒にご飯を食べたり、テレビを見たり、祖父母の家に車ででかけたりというような幸せなものです。
昼間は、その街には保育園がなかったため、親戚のお家に預けられていました。祖父の弟の奥さんで、上品で優しい方でした。お茶やお花の先生もしている方で、娘さん二人もとても上品で美しい人でした。お孫さんたちもいらっしゃり、とてもかわいがっていただきました。
母が働いていたので、たくさんの方に助けていただいて、育ったのだとこのnoteに気づかせていただきました。