เข็มซ่อนปลาย -Broach-。東南アジア文学賞受賞作家の小説を元にしたチャンネル7のタイドラマ。1人の男をめぐって2人の女性の確執が深まり、政治や実業界までも巻き込んでいく。人間の欲望と怨嗟を生々しく演出している。怨嗟(แค้น)はタイドラマを読み解くキーワード。
人の数だけ「正しさ」がある以上、あなたは誰かにとっての「悪」であり、その誰かを苦しめている。それを知りつつも、あなたは葛藤しつつ、かつ揺るぎなく「正しさ」を執行しなければならない。それこそがあなたの生きる道なのだから。そしてあなたは、己に向けられる怨嗟の声も聞かなければならない。
2022/12/20 日銀は大規模金融緩和策を修正し長期金利の上限を0.25%から0.5%に。今回の利上げで住宅ローン金利は大きく影響する為、怨嗟の声が。 住宅ローン3000万借り30年返済だと固定金利が0.1%上がると返済総額が50万増、0.3%上がれば150万と影響は大に。
自己の怠惰と無気力を他人の罪に帰する人は、ついにサタンの傲慢に同化し、神に対して怨嗟を漏らすようになる。 ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」より
それが神に望まれていないと知りつつも、今日も私は神に怨嗟を訴えて「かの人に災いあれ」と祈る。それは己を著しく損なうものなれど、呪詛の思いはやまない。御心に反する思いだが、そんな人間が地上に産まれ落ちるのも摂理であることもまた確か。ならば一度は徹底的に呪いの道を歩んでみるのもいい。