引っ越してから10年が経ち、別の部屋にあった大きな本棚を移動しました。 30年前の証明写真とか、社員証とか、学生証とか、友人からのハガキとか。 片付けものをしていると、記憶を耕しているような気がします。 そして、ハリポタの憂いの篩のように記憶を捨てていくのでした。
お盆と父の三回忌を前に片付け。 書類の中から古い写真が数枚。 遠くに住む父方の親戚と団欒の風景。 父が建てた1軒目の家の前で記念写真。 懐かしい顔ぶれ。 ふと気づいたら、写真の中で微笑む人は今は誰もいない。 今、こうして写真で会えて良かった。 父が会わせてくれたのだろうか。
今日は黒猫感謝の日だそうで、ビックリするくらい古い写真を用意しました。わかりにくいですが、実家にいた黒猫です。我が家の場合、猫といえば黒猫で、「ちん太」という名前が代々受け継がれていました。だから黒猫が好きだし、今もなお猫が好きなのは、黒猫のおかげなのです。ありがとうね。