埴谷雄高の著作「濠渠と風車」の初めに「寂寥」と題されたお話がある。その本にして８ページくらいの量なのだが、何回読んでも膨大な時間の流れと広大な宇宙とある種の夜を感じる。 山毛欅と樅の森の朽ちた木の下に石のように座っている「そいつ」。 深くうねった谷を超えた向こうの糸杉の山にいる痩せた狼。 飛び立つ白い小さな羽虫。漆黒の夜のような寂寥。 それだけのページの中で、時間の流れは止まり果てしなく続き、風が吹き抜ける。 月が出ていないのに明るい夜。そんな時間が好きなのに、どうにか捉え
昨日の夜から頭が痛くて、薬を飲んだのに調子悪い。 そんな報告いらないか。 目の疲れとか肩こりとかから、頭痛になることってある？ うちのもう1人のデザイナーも、モニターを見すぎてるとなるって言ってた。 Mac使わないと仕事にならないし、ずっと見てると目が疲れるし、人ってどうしてそこまでしてお仕事するんだろう。 変な生き物だよな。 だからって今更、完全農耕民族とか狩猟民族にはなれないし、お腹空くしな。 おまけになんだかんだ言って、意外とお仕事好きだったりする。 遊んでばっかりい
今日、お洗濯物を干しててふと思い出したんだけれど、って言ってもお洗濯物には何の関係もない話。 きっと脳みそがお留守になってたから、どの位置かのヒダからこぼれ落ちてきた記憶だと思う。 中学生の時初めてホームスティしたお家の子供が、やたらとお金の話をする子供だった。っつってもお姉ちゃんは１０歳で弟は５歳だから、投資とかの話をしているわけではなくて、労働に対する対価の話と言ったらいいか、ようはお手伝いする時、お父さんとお母さんとの駆け引きをするわけ。 日本人の私からしたらお手伝
今日、何人の方が書いたかわからないけれど寒かったー。 昨日も寒かったけれど、今日はまた格別に一気に冬になったみたい。 あわててベットのマットレスにかけるフワフワを出した。 ベットに入った時に足がもう冷たってなる。今日の夜からはフワフワだ。 新しいお仕事になかなか時間がかかって、一晩中やりたい気分なんだけれど最近は徹夜なんかしたら次の日ダルダルになるのは経験済みなので、意を決して終わりにしなくてはならない。 うーーん。もっと一杯やりたいのに思うようにいかない。 おまけにそうい
お散歩していて拾った言葉 1 「お前には まだまだ 早いよー」 ６年生くらいのお兄ちゃんが４年生くらいの弟に、若干上から目線で余裕こいた音で言いながら自転車で通り過ぎていった。 ふふっ かわいいなあ。 前後の会話は拾えてないけれど、なにが弟には「まだまだ早い」んだろうと考えるとおかしかった。２−３年でも先に生まれてると、そういうセリフが出てくるんだなあって。 お散歩していて拾った言葉 ２ 「えー、私、軽い女じゃないよ。ダメって言ったらダメよ」 私服だったけど高校生くらいのカ
昨日、お片付けしてた浦島太郎の玉手箱の中から、１５年くらい前に使ってたノートが出てきた。 そこに、 成人期は青春期を密かに侵食していく氷河だ 成人期が訪れた時 子供時代の刻印が一気に凍りつき 年齢という氷が襲いかかった時にとっていた姿勢のまま 永遠に閉じ込められる と書いてあった。 何かからの抜粋だと思われるけれど、記録が苦手な私らしく「どこから」とも「なにから」とも書いていない。 こういう時に記録が得意な人だったらちゃんと書いてあるんだろう。 一体全体なんでこれを走り書
作業スペースをもう少し広げたくて片付けをしてたら、懐かしいものがたくさん出てきた。 ギャラリーの企画展の資料とか、作家からの手紙とか、パーティの写真とか。 みんな若いなあ。っていうか今見るとまるで子供だ。 その中には結婚して子供がいる人もいる。 あの頃の顔と雰囲気を改めて見てると嘘みたいだ。 誰だって何はなくとも大人の形状にはなるみたいだ。 デザインの資料とかファイルも出てきて、まるで浦島太郎の玉手箱みたい。 まあ、開けなくてもあの頃より歳は取ってるんだけど。 もういらない
公園を散歩していると、韓国の方がある地域の名前を連呼しながらスマホを見ていた。私からするとその地域に外国に来てまで観光するような何があるんだろう？と思ったんだけど、なにかが魅力的に紹介されているんだろうな。 地元にいるとわざわざ行かないところって確かにある。 観光地にお出かけして観光名所なんか回ってると、時々、地元の人の「はいはい」みたいな視線を感じることもある。 軽井沢の人とか、観光客と逆の行動をとらないとお家に帰るのに渋滞して大変だとニュースで言っていた。 そうだよな。イ
今日もいいお天気。 ジャイアンツから４人、ゴールデン・グラブ賞に輝きました☆ｷﾗﾝ 岡本和真なんてサードやら外野やらファーストやら、いろんなポジションに移動させられてたのに、ファーストの守備でいただきましたよ。もちろんサードでは2回いただいてます。 マルチだよね、ふふっ。 そして、この人にあげてほしかった吉川尚樹！初受賞ですよ。おめでとう。 むっちゃ上手だったしキレッキレだったし、痛かったし、それでも頑張ったし。 良かった良かった。 あとは、坂もっちゃんと菅野っちね。９人中
舌打ちって怖い。 韓国ドラマとか見てると結構な確率で「舌打ち」シーンを目にする、耳にする。 国が変わればだから文句言ってるわけじゃない。日本人の癖も他の国の人から見たら不可解なものもあるだろうし。 今日は病院の日だったからバスに乗ってお出かけ。 途中でベビーカーを押したお赤さんと、２歳くらいの女の子が乗ってきて私の斜め前の席に座った。 ベビーカーを持ってたから勝手に日本人だと思っていた。 少しして窓際に座ってた女の子が日除けをいじっちゃったのか、バシンと大きな音をたてながら
「でももう、ちゃんと言い訳は考えてるんだよね」 らしいですよ。お母さん、お父さん。 すれ違った小学生の女の子たちの会話。 3年生くらいかな。 でも「言い訳」って使ってるあたり、悪い事だとは認識してる模様。 思い通り、まんまと通用するといいね。 通用するくらいの悪い事ならいっか。 でもさあ、案外バレるものだけどね。まあ、努力あるのみ。 U-NEXTの「The Penguin」のEP7を見て考えさせられた。 主人公オズワルドの「欲しいものはなんとしてでも手に入れる」って感じと「
近くに新しいマンションが建設中で、今は内装段階だと思われる。 「おーい、左、左だよー」 「はい 左ですねー、左」 「間違えるなよー、左だからなー」 こんな会話が聞こえて来た。 たったこれだけの会話でも言い方一つで雰囲気が変わってくる。 うりゃあー、分かっとんのか、くぉらぁー！みたいに言われると「わかってるよっ！何回も言うなよ！左なんだろっ！」って聞いてる方もゲンナリする。 でもこの現場は楽しそう。 時々笑い声を交えながら楽しそうにお仕事をしている。 たったそれだけのことなのに
いいお天気。 カメラをリュクにいれてあったかい紅茶を持って、昨日の予定通りカワセミッチェルに会いに行った。 ワクワクとドキドキと、会えなかったらどうしようの不安を抱えながら、いつもの場所に行って見た。 川の横にあるいつものベンチにリュックをおろして座った。 一息ついて川面も見てたら、おっとー、目の前の川面を真っ直ぐに横切る、お腹がオレンジ色でキラキラ青い羽のカワセミッチェルが一直線に横切って行った！ おおおおおおっ、ちょっと待ってくれっ！まだリュックからカメラも出してない！
リモコンってもうほとんど必要なくなった。 アレクサに頼めばなんでもやってくれる。最近、どれがどれのリモコンなのかも不明になってきた。でも、ここで捨てちゃうとまずいんだろうな。 一応とっておこう。 カワセミッチェル（生まれて始めたったカワセミ。名前をつけてみた）に会えなくなってもう１年近く経つ。 noteでもfacebookでも色々な人がカワセミに出会ったと投稿している。 写真付きで。羨ましい、羨ましすぎる。 何が足りないんだ。愛情か？そんなはずないんだけれどな。 いいなあ。
子供の頃は大統領ってすごく頭が良くて立派な人なんだろうなと思ってた。 でも、１番はインパクトなんだなって。 銃撃された時、すぐに立ち上がって拳を振り上げた時には、根性あるやつだなと思った。銃撃された後ビビって腰抜かすかと思ったのに。 なんだろうな、あの感じ。 アメリカって面白い。 まあ、なんとなくあっちに入れたくないからこっちみたいにも見えるけど。 でも「風が吹けな桶屋が儲かる」みたいな事で、日本大丈夫？って思っちゃう。 今の総理大臣って、大統領と上手くやれそうな気がしない。
３連休は雨だとなぜか勝手に思い込んでいたから、むっちゃいいお天気でなんだか得した気分だった。 たったそれだけで得した気分って安上がりなやつ。 美容室に行った。ショートだからイメチェンするっていっても限りがある気がしてた。今回はあんまりこうしたいっなってなかったから、おまかせにしてみた。 そうしたら前髪を揃えたいっていう。色もやりたい色があるっていう。 色々やりたい事あるんだーと思ったからまかせてみた。 美容師さんってすごいね。たいして長さもないのに、全然違ったイメージになっ
