#上座部仏教
仏教のアレさんの『Why I Am Not a Buddhist』読書会2回目、科学的とか宗教的とかってどういう事態なのか
先週に続いてEvan Thompson ”Why I am not a Buddhist" の読書会であった。
当直明けで眠くて、また雑事をこなしつつであったので飛び飛びしか聞けなかったが楽しかった。さきほど録画を見終わったので感想でも。
なおこの会の趣旨についてはニー仏さんの記事のほうが的確と思われるので参照されたし。
というわけで本日は1章の途中からであるが、ユヴァル・ノア・ハラリ氏も実
第二言語は母語を上回らないか。私は無理っぽい
原則として母語より第二言語が運用しやすくなることはないが、例外はいくらでもありうる。
個人的には、英語が日本語より使いやすいと感じたことはほぼない。というようなことを経験に即して書いていこう。そして例外的な情況についても。
まず今読んでる本2冊について。
1冊目はこれである。
新反動主義の源流になった書物である。英語原文はネット上で無料で全文公開されている。
なぜわざわざ邦訳を買ったかと
ロバート・ライト『なぜ今、仏教なのか』読了した
進化心理学に詳しい人が書いた仏教の本である。
上座部仏教は進化心理学と相性が良いような気がしていたのだが、すでにこういう本が存在していて世界的にもベストセラーになっているというわけである。みんな似たようなことを考えるもんだね。
英語圏でこういう議論がさかんにされているということに興味をもった私はあろうことか原書を買ってしまったのである。
結論から言うととてもじゃないが英語で読める代物ではなく
令和2年の振り返り。ひでえ1年だったけど個人的にはいいこともいっぱいあった
2020年、令和2年ももうすぐおしまいですから、noteに書いたことを中心に振り返ってみるのだ。
1. 政治的なことは個人的か?政治的なことに関してはまず昨年10月に始まった消費税の悪影響の統計が出とことだろう。もう忘れかけていたが、noteに残しておいたおかげで思い出せた。note最高\(^o^)/
このときの2019年10-12月期GDPはかなり酷い数字だったのだが、コロナによる戦後最悪の
ウ・ジョーティカ・サヤドゥ『自由への旅』3回目読了
ミャンマーの上座部仏教の高僧であるウ・ジョーティカ長老の『自由への旅』の3周目終了した。
現代は”Map of journey"で、訳者は魚川祐司氏である。まさに自由への旅の見取り図といった趣である。ここでいう自由とはリベラリズム的な意味での自由ではなくて、西洋哲学でいう自律に近い。
著者のヴィパッサナー瞑想の体験に基づく見取り図でありときに生々しい。しかし語り口が平易であるために目が滑ってし
ウ・ジョーティカ『ゆるす』備忘録
ミャンマーの上座部仏教の著名な僧侶であるウ・ジョーティカ師はいくつか著書をだされており、そのうちのいくつかは邦訳されている。
本書はサブタイトルからわかるように、一般向けのありがたいレクチャーといった趣である。訳者の魚川祐司氏が名著『仏教思想のゼロポイント』を出版された五年前とほぼ同時期に購入して読んでいるはずなのだが、どうもピンとこなくてそのままになっていた。しかし思うところあって再読したとこ