自性清浄。六祖壇経。人は外に向かって自己実現しようとすると名誉欲、権勢欲金銭欲に取り憑かれて堕落しやすいものです。食べるために仕事をするだけの人生を長く続けるといつか空しくなって自分の人生は何だったのかと悔やみがちなものです。内に向かって静寂の中で自省すると心が洗われ清浄化します
道不属知、不属不知。無門関。道とは如何なるものかについて南禅禅師の言葉です。知っているか知らないかという二項対立では道に生きることはできません。知性と知識では通用しないのです。結局、平常心是道で即ち、知を超越しているのです。何も知らないのでもなく知っているのでもないのです。
「レベル上げ禪」をしながら、整理する。ここ最近の体験から直觀したのは、1980年代の近過去日本では「室町起源の村落」「室町文化の教養」が一つの区切りを迎えてゐた事と、それと入れ替わりで新・新興宗教ブームが起きてゐた事。そしてその二つは表裏一体の関係にあつたのではないか?といふ事。