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映画レビューまとめ

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映画のレビューをまとめてみました。
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記事一覧

『ラ・ラ・ランド(映画)』~この映画には“魔法”がある。エマ・ストーンが生み出すリアリティの魔法

『ラ・ラ・ランド(映画)』~この映画には“魔法”がある。エマ・ストーンが生み出すリアリティの魔法

視聴環境:Amazon prime video

※ネタバレします。

【内容】
俳優志望のミヤと、ジャズピアニストのセブの恋愛物語。

【感想】
『ラ・ラ・ランド』は、以前一度だけ観たことがあった映画で、久しぶりに観直しました。その中で改めて「魔法が起きている映画だなあ」と感じました。
恋愛ものとしては定番のパターン――初めは嫌い合っている二人が次第に惹かれ合い、結ばれていく――ですが、この作品

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『グレイテスト・ショーマン(映画)』〜現代版フラッシュダンス?『グレイテスト・ショーマン』が賛否を分ける理由

『グレイテスト・ショーマン(映画)』〜現代版フラッシュダンス?『グレイテスト・ショーマン』が賛否を分ける理由

視聴環境:Amazon prime video

※ネタバレします。

【内容】
幼い頃から貧しい環境で育ったアメリカ人のバーナムが、ショーのプロデューサーとして成功と挫折を経験し、再び立ち上がる姿を描く。

【感想】
冒頭のミュージカルシーンでは、主人公の波乱に満ちた前半生を一気に描き、いきなり最高潮の盛り上がりで観客を引き込みます。ミュージカル映画は、才能ある人々が時間と費用をかけて制作してい

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『ルックバック(アニメ映画)』〜『ルックバック』の深淵を覗き込む:心の奥底を揺さぶられた映画体験

『ルックバック(アニメ映画)』〜『ルックバック』の深淵を覗き込む:心の奥底を揺さぶられた映画体験

視聴環境:Amazon prime video

※ネタバレします。

【内容】
漫画家目指す小学生の藤野は、引き篭もりだった京本と共同で漫画を描いていくことになり…

【感想】
映画館で公開当時に観て、物凄い何かを感じました。その作品が、Amazon prime video で配信始まったので、観直してみました。
自分が何でこの作品をみることで、こんなに心を揺さぶらされたのか、確認してみたい…

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『隠し剣鬼の爪(邦画)』〜お互い好きなのに結ばれない…「舐めてた相手は達人だった」時代劇版「寅さん」

『隠し剣鬼の爪(邦画)』〜お互い好きなのに結ばれない…「舐めてた相手は達人だった」時代劇版「寅さん」

視聴環境:U-NEXT

※ネタバレします。

【内容】
東北の小さな藩の秘伝の剣術を習得した武士が、藩内の騒動に巻き込まれながらも、百姓の娘との身分違いの恋に心を揺らされる模様を描く。

【感想】
『たそがれ清兵衛』でもそうでしたが、お互いに好き合っていながら、何らかの事情で結ばれない男女の物語が描かれています。まるですれ違いもののラブコメや、『寅さん』のような展開で、山田洋次作品らしい構造でし

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『たそがれ清兵衛(邦画)』〜山田洋次監督が描く幕末の『黄昏流星群』。演技と殺陣が光る真田広之の傑作時代劇!

『たそがれ清兵衛(邦画)』〜山田洋次監督が描く幕末の『黄昏流星群』。演技と殺陣が光る真田広之の傑作時代劇!

視聴環境:U-NEXT

※ネタバレします。

【内容】
幼い娘2人と痴呆症の母を残して妻を亡くした幕末の貧しい侍が、藩命で腕の立つ剣士と立ち会うことなるのだが…

監督:山田洋次
原作:藤沢周平
出演:真田広之、宮沢りえ

【感想】
自分のために撮られた映画だと感じる作品に、たまに出会うことがありますが、この映画はまさにそんな一本でした。

真田広之の特集で知り、軽い気持ちで観始めました。ドラマ

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『愚行録(邦画)』〜満島ひかりが挑む衝撃のサスペンス—直木賞候補作の映画化

『愚行録(邦画)』〜満島ひかりが挑む衝撃のサスペンス—直木賞候補作の映画化

【内容】
エリートサラリーマンの一家が殺害から1年、犯人不明事件を追う週刊誌記者を通して、被害者一家や証言者自身の思いがけない実像が明らかになっていく。直木賞候補作を映画化した作品。

監督:石川慶
出演:妻夫木聡・満島ひかる

【感想】
「日本社会は格差社会ではなく、階級社会」
この映画の一言が、私の心に強く残りました。日本社会の裏に隠された闇を描き出し、人間の深淵な部分をえぐり出す、衝撃的な作

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『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(邦画)』〜低予算からロングランヒットへ!タイムリープ×オフィスドラマの新境地

『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(邦画)』〜低予算からロングランヒットへ!タイムリープ×オフィスドラマの新境地

視聴環境:U-NEXT

※ネタバレします。

【内容】
広告代理店で働く朱海は、終わらない一週間を何度もタイムループを繰り返す。このループから脱げ出す鍵は、上司が握っていることが判明するのだが…

【感想】
日本の低予算映画ながら評判が高く、ロングランヒットした作品と聞いていました。U-NEXTでの配信が始まったので、観てみました。
『オフィスもの』と『タイムリープ』という、これまでにない組み合

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『上映トーク平野啓一郎「ベニスに死す」(世田谷文学館)』〜平野啓一郎が語る『ベニスに死す』と文学のつながり

『上映トーク平野啓一郎「ベニスに死す」(世田谷文学館)』〜平野啓一郎が語る『ベニスに死す』と文学のつながり

この施設の元館長である菅野昭正氏を追悼する展示「小説と映画の世紀」が開催されており、その関連イベントとして行われたトークイベントを観覧してきました。小説家の平野啓一郎さんが、映画『ベニスに死す』について語るという内容でした。
イベントが始まる前、美術館のスタッフが平野啓一郎さんのデビュー作が芥川賞を受賞したことに触れ、元館長の菅野氏が平野さんの作品を芥川賞受賞前から高く評価していたこと、またその後

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『ベニスに死す(映画)』〜グスタフの悲哀と現代の視点—『ベニスに死す』は今どう映るか?

『ベニスに死す(映画)』〜グスタフの悲哀と現代の視点—『ベニスに死す』は今どう映るか?

視聴環境:U-NEXT

【内容】
中年の危機を迎えた音楽家グスタフは、旅先で見かけた美少年を追い求めた末、現地で流行していた疫病にかかり死を迎える。

【感想】
グスタフの感情は理解できなくもないですが、全く共感できない映画でした。
小説家・平野啓一郎さんのトークイベントで『ベニスに死す』がテーマだったため、この映画を観めみました。映画に登場する美少年は、監督ルキノ・ビスコンティも惚れ込んだ存在

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『マチネの終わりに(邦画)』〜福山雅治×石田ゆり子、平野啓一郎の原作の映画で魅せる大人の愛と葛藤

『マチネの終わりに(邦画)』〜福山雅治×石田ゆり子、平野啓一郎の原作の映画で魅せる大人の愛と葛藤

視聴環境:U-NEXT

【内容】
世界的なクラシックギタリストの蒔野は、ジャーナリストの洋子と出会い、互いに惹かれ合う。しかし、洋子には婚約者がいた。葛藤しながらも、蒔野は抑えきれない思いを告げるが、二人の関係はあることをきっかけにすれ違っていくことになる。
平野啓一郎のベストセラー小説を映画化した作品。

【感想】
平野啓一郎さんのトークイベントに当選し、『ある男』に続いて、事前に情報を入れて

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『かがみの古城(アニメ映画)』〜『君の名は。』との共通点?『かがみの孤城』の魅力と課題を考察

『かがみの古城(アニメ映画)』〜『君の名は。』との共通点?『かがみの孤城』の魅力と課題を考察

視聴環境:Amazon prime video

※ネタバレします。

【内容】
不登校の中学生女子の主人公が、鏡の中の世界で謎を解き、立ち直る物語。

【感想】
実は、この作品を最初から通して観る前に、テレビ放送でラスト20分ほどを偶然観てしまい、物語の核心に触れる重要なシーンを知ってしまいました。そのため、加入している配信サービスで観るのをためらっていたのですが、やはり気になって最初から観てみ

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『ある男(邦画)』〜愛した夫は、誰なのか?

『ある男(邦画)』〜愛した夫は、誰なのか?

視聴環境:U-NEXT

※ネタバレします。

【内容】
愛する夫が事故で亡くなった後、彼が名前も出身も偽っていたことを知った妻。彼女は夫の真実を知りたいと願い、妻の依頼された弁護士はその謎を追い始める。
平野啓一郎のべすとせらー小説の映画化作品です。

【感想】
偶然にも平野啓一郎さんのトークイベントに当選。しかし、彼の小説をまだ読んだことがなかったため、せめて映画を観てから参加しようと決意し、

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『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!(ドラマシリーズ 1〜5話)』〜映画からドラマへ進化!現代日本を舞台とした新しいタイプのゼット世代の殺し屋

『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!(ドラマシリーズ 1〜5話)』〜映画からドラマへ進化!現代日本を舞台とした新しいタイプのゼット世代の殺し屋

【内容】
殺し屋の下請けをする若い女子二人組を描いた映画『ベイビーわるきゅーれ』のスピンオフのドラマシリーズ。

視聴環境:U-NEXT

【感想】
映画版のあの独特な世界観が、ドラマでも損なわれることなく、むしろテレビドラマならではの親しみやすさが加わり、楽しめました。低予算ならではの創意工夫が光る演出も印象的で、映画からドラマ化されても、よくありがちな「見た目の劣化」による失望感は全くなく、む

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『鴨川ホルモー(邦画)』〜妖怪もの×大学生の青春コメディ

『鴨川ホルモー(邦画)』〜妖怪もの×大学生の青春コメディ

視聴環境:U-NEXT

※少しネタバレます。

【内容】
京大生の主人公が、京都の名門大学対抗で行われる『オニ』と呼ばれる生き物を使った競技『ホルモー』の優勝を目指して奮闘する。
万城目学による人気小説の映画化作品。

【感想】
この作品は、関西の笑いのノリを活かしつつ、京大出身の作家が手掛けた奇想天外なコメディーエンタメ作品でした。どこか、小中学生の頃に寝床で妄想し、眠れなくなったような、そん

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