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本屋さんならではの「嬉しい出会い」の話を聞いてほしい
先日、最寄りの本屋さんに出かけた時のことです。
その本屋さんは毎週末に寄るぐらい愛用しているので、どのあたりの棚にどんなジャンルの本を置いてあるのか、だいたい把握しています。
ただ、その前情報のおかげで「よく眺める棚」と「全く近寄らないジャンルの棚」が極端に分かれているのも、正直なところです。
先日行った時はNHK出版の本を探していたので、雑誌の棚の近くを通りました。
その時、雑誌『BRUTU
〜ひとり〜『藍色の福音』
導かれるように若松英輔さんの本を読む。
昨年 秋から少しずつ手にとり読んでいた
『藍色の福音』。
若松さんの文章を読む時は急ぎたくない。
そうしようと心がけているのではなく、自然とそうなっている。
若松さんの綴る本は決して難解でなく、むしろ私のような者にとって、とても読みやすい文章だ。だからこそ、一行一行を、そしてその行間を、大切にしたい。
いつの間にか、読むペースは一章ずつ。
詩も一編ずつ。
純度65%のハッピーエンド「息が詰まるようなこの場所で」
気温5度、風速5メートル。冬の中の冬。これからテニスをするには無謀な数字が並ぶスマホを裏に返し、ベンチにすわり読書を始めました。しかし、なかなか生徒が校舎から出てこない。この寒波から逃れるために、ますます持参した本に意識を傾けました。
というわけで、今日は私立中高の部活指導に出かけていました。が、どうやら合唱コンクールの練習があったらしく、練習開始時間が遅延。その結果、持参した「息が詰まるような
【読書感想文】人生の舵取り
ジェーン・スー『闘いの庭 咲く女ーー彼女がそこにいる理由』を読んだ。
この本はジェーンさんが、13人の著名な女性にインタビューして、女として(というより「人間」として)、どうやって今まで生きてきたのかを問うことで、人生を生きる上で大事なことを見つける本だ。
主にあとがきからの抜粋になってしまうけど、自分の人生を生きるために必要なこと。それは「決してあきらめない。自分を信じる」こと、「自分の人生