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#小説
note旅団に集いし冒険者仲間の皆様へー#創作大賞2025に向けて!ー
地球を旅する冒険者の皆様、地球で唯一の職業「元本読師」の職に就きました私、放浪の元本読師 文者 部屋美で御座います。
10月が終わりますよ!
冒険者の皆様におかれましては、どのような10月をお過ごしでいらっしゃいましたでしょうか?
本当に歳を取ると、月日の経つのはあっと言う間で御座います。
ちなみに…占星術で言う所の「風の時代」。
御存知の冒険者の皆様、おられます?
これま
靴職人と小さなタモリたち 〜聖夜の奇跡〜 第8054回タモリスト文学大賞#小説部門応募
それは何年か前のクリスマスイブのことでした。
街はクリスマスムード一色。色鮮やかな装飾やイルミネーションが施され、家族やカップルたちは笑顔で買い物を楽しんでいました。
テレビを点ければサンタクロースの格好をしたタレントさんがCMに出ておりますし、新旧のクリスマスソングが流れてくる。例年通りの祝祭ムードに世の中は満ち溢れていたのです。
しかし私はと言えば、そういう訳にはいきません。
私はオー
短編 | あなたは神様を信じますか?
「愛実、そろそろ出掛けますよ」
日曜日は、いつも母と一緒に過ごしてばかりだった。
本当は友だちの「今度の日曜日は、メグちゃんと一緒に遊びたいな」という誘いに「うん、喜んで」と言いたかった。
「お母さん、メグはね、日曜日は、お友だちと遊びに行きたいな」
「なに言ってるの?遊ぶのは学校だけでいいでしょ?わがまま言わないで。お母さんの言うことを聞いてね」
友だちと一緒に遊びたいという私の希
【連載小説】平々凡々な会社員が女子高生に!? vol.29 「嫉妬」
その日の夕飯は豆腐料理だった。
さすが、京都。ゆばもうまい。豆腐料理なんてじじくさいもの、と思っていたが、目からうろこだった。特にあんかけ豆腐が、ザクザクプルプルで絶妙な味を醸し出していた。くそう……なんかしてやられたような気分になる。
そんな夕飯の後、風呂の時間をおいて、自由時間となる。
松永と坂井がやって来る。この二人はホントに仲がいいんだな。
ミキちゃんも浴衣姿で照れている