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#日記
あなたと一緒に、仕事がしたい。"働く理由" はそれしかなかった。
「みなさんに、退職のご報告があります。」
部長の口からその言葉が飛び出したとき、辞めるのは彼ではないと知っていたはずなのに、大きく心臓が波打った。
実際は、部下の退職報告を代わりにしたというだけの話だ。けれどわたしはそのとき、不意をつかれて思わず息を呑んだ。
そして、考えた。
もし、彼が今、本当に会社を辞めてしまったら。
わたしは一体、どうするのだろう?
しばらくの間、放心状態になってし
義母の実家を訪ねたら、家族が20人増えました。
お義母さんの実家がある山梨へ、彼の家族と一緒に挨拶に行った。
山梨の大家族の話は彼からもたびたび聞いていたのだけど、想像以上、というより「話を聞いて知識として知っているのと、実際に体験するのはまったく違う」ということを、強く実感した2日間だった。
3人の叔父さんや9人の従兄弟とまるで親友のような距離の近さ、親族がみんな半径1km圏内で暮らしていること、ほぼ同い年で働きながら5児の母をしている人
私が見ている世界は、あなたが見ている世界じゃなかった
「どうしてそんなに、相手のことを考えられるの?」
「人に対して、共感性が高いよね」
今まで周りの人からそう言われるたびに、わたしはいつも「人のことが好きだから」とか、「人に興味があるから」と、答えてきた。
自分自身、そう信じて疑わなかったから。
だけど先日、気づいてしまった。
わたしは相手のことなんて全然考えられていなかったし、興味を持っているつもりで、本当は何もわかっていなかったという
憧れ続けた、あの場所に。〜企画メシ2021に向けて〜
まさか、自分が「あの憧れの場所」に立つことができるなんて、一ヶ月前までは全く想像もしていなかった。
コピーライターの阿部広太郎さん主催の連続講座、「企画でメシを食っていく2021」。この度の選考を経て、わたしは晴れて企画生になった。
初回の課題を出し終えた今、この数週間を振り返ってみて、「ああ、飛び込んでしまったんだなあ…」と、ようやく実感が沸いてきている。
どうして今、わたしはここにいるの
明日を生きてみたいと思えるように、自分のために書く文章
つい先日、noteを読んでくれている友人に「いつか、幸せな文章も読んでみたい」と言われた。
そのときは「幸せだったら、文章なんて書かないよ」と冗談半分で返したのだけど、心の中では「たしかになあ」と納得していた。
自分でも薄々気づいてはいたけれど、わたしには、幸せなとき「文章を書きたい」という衝動に駆られることが、あまりない。
理由は、「現在進行形で幸せを感じていたら、文章にする必要なんてない
2020年、わたしの心を救った5冊
2020年は、ひたすら自分と向き合った1年だったなあと思う。
向き合う時間が増えたから、自分の課題や改善点をたくさん見つけて、落ち込んだり悩んだりすることも多い年だった。
そんな毎日を過ごす中で、その時々のわたしを救ってくれたのは、本の中で出会った、煌く言葉たちだ。
偶然開いたあるページの一文で心が軽くなったり、物語の登場人物の生き方に勇気をもらったり。
今でも心に残っている、言葉や物語た