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熱意と行動が生み出す抑圧
みたにノ戯言P.10
僕の住む世界だけかもしれないが、人のやる気とか好き嫌いを測ろうとする人が結構いる。そんなもの測ってみたところで、誰が得する訳でもないが、勝手に思考して無作為に決めつけるその行動を是と考えている様に見える時は驚愕である。
『人の内面と社会的な表面で起こる小さな軋みの』
について今日は考えようと思う。
僕は色々な所で言っているが、役者修行の身である。そのためかも知れな
芸術は空間を喰って生きている。
〜みたにノ戯言P.8〜
これはあくまでも僕自身の芸術論であるが、芸術作品はそれ単体では芸術になりえない。
そもそも、物や事柄をそれ単体のみ存在させることが出来るのかは疑問であるが、やはりその作品が存在する空間が、どの様なところであるかが、その芸術の意味するところが多いに変化する。芸術は空間によって生かされて、空間を喰って個性を身につける。
なので、絵画や写真や彫刻など、それのみで芸術的価値が
人は、林檎の色を決められる。
〜みたにノ戯言P.5〜
”林檎は赤い“誰もが知るこの決定を僕たちは疑わない。
100人に林檎の絵を描かせたら99.99999....%、みんな赤い林檎を描くに違いない。
けれども林檎は青い(緑色)時期を通して赤くなる。
初めから赤い色ではない。
これは周知の事実だ。
だが、僕は、青い林檎を敢えて描こうとする人に未だかつて、出会ったことがない。存在はするだろうが、圧倒的に少数派であるのは
箱詰めされた心。余白のある身体
〜みたにノ戯言p.4〜
制限された生活を誰しもが疎む。
開放されたいと願い、自由を妄想する。
手元に無い物を望み、埋められた願いの横に、次の願望が巣穴を掘る。
別にコロナ禍じゃなくても、何かから逃れたいと身を捩った事は、誰しもあるだろう。僕も洪水のように襲い掛かる痛みの渦に流されないよう、しがみ付いたり、逃げたりを繰り返して生活している。憶測でしかないが望むものを持たず、どのような制限
慣れる流れる常識になる。
〜みたにノ戯言P.3〜
《慣れ》それは安心と適合の始まりであり、効率化や習得の鍵でもある。慣れる事は、平和を現実に感じられる瞬間かも知れない。
僕は俳優になるために演劇学校に通っている身だ。学校なんて聞くと、”夢と希望の詰まった青春“の様に見えるかもしれないが、その影に“自分自身と向き合う”という残酷な現実もある。それはまた別の機会で文字に置く。
俳優にとって何が大切になって来