断捨離とは、ヤドカリのようなものだ。その都度、自分の成長や変化に合わせて、殻(服)を纏う。 ただ、私達人間の殻は、もともとたくさんあり過ぎて、もう卒業すべきものと、今合うものの区別がつきにくい。 ヤドカリのように潔ければ、こんなに迷わずに済むだろうに。
さっき浜でヤドカリのお引越しを見た。 「いやいやデカ過ぎるでしょ、その貝は」 でも本人はそれでいいみたい。 まぁ、自分が今まで入っていた殻を大事そうに持ち歩いていたから未練はあるのかもしれないけど… 本人がいいならいい。 わかってるけど、それを飲み込むのは難しい。