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脱実家暮らし、次の城を求めて



実家を出たのは5年前。


理由は単純
結婚前の嫁さんと同棲するために



それまでは生粋の実家住まい。
2階の洋室が私の城であった。



愛の巣、そして我が城に、求めることは一つだけ




・エアコン完備





27年間エアコン無しの部屋で寝続けたすーさんが導き出した答えである。非常に浅い。
今思えばどんな部屋でも後付けできる。



甘すぎる見立てにより失敗したわけだが、賃貸住居選びで振り返ってどういう点が失敗したのか4つ紹介したいと思う。




その1
部屋の広さ


誰しも広い部屋に住みたい!
同じ家賃なら広けりゃ広いほうがいいじゃん!

そう思ってるのではなかろうか?
というか男は広い家=男としてのステータス的なところがあるように思う。
不動産童貞の思考回路は非常にわかりやすく単純。
賃貸だけどイキりたかった。



実際いろんな物件を回った結果、
3LDKの部屋にすることにした。
当時賃貸に住んでる友人の中で3LDKに住んでる人はおらず調子に乗っていた。愚かだ。



洋室2つはお互いのプライベートルームにして残りの1部屋はシアタールームにしようか!



妄想アクセル全開でAmazonでモニターを調べたりしていた。



結果的にいうと
有り余る部屋は物置と化し、廊下は長くて暗くて移動が面倒になる。
子供が産まれるとお祝いの品でさらに物置が加速。
シアタールームは妄想で終わった。



いわば1LDK2M(リビング、ダイニング、キッチン、2物置)だ。



なんせ無駄に広いので掃除が大変であり、夏は暑くて冬は寒い。
冷暖房にお金がかかるので、基本リビングが生活の中心。

友達が泊まりにきてもリビングで寝て事足りてしまう。
そして物置部屋があるので物は保管できる→捨てるのを後回しにして捨てられない。



あれ?部屋いらなくね?
気づくのに時間はそうかからなかった。





その2
建物の材料



そのアパートは鉄筋コンクリート製


地震などの天災が来ても壊れない家の方がいいからあえて選んだんだよう。と友達には言っていたが、
たまたま選んだところが鉄筋コンクリートだっただけである。





これだけでも覚えて帰ってほしい。

なんせカビがすごい。

寒い→暖房つける→乾燥する→加湿器


というループに陥り、特に何も考えず過ごしていたらある日家族全員が咳が止まらなくなって原因を追求したら寝室のマットレスがカビまみれになっていた。


ズボラな管理体制も原因だがコンクリートは湿気が籠りやすいという特徴があるので要チェックだ!
ちなみにマットレスは音速で捨てた。





その3
お風呂、トイレが古かった。



特にこだわりがなくて、あればいいやぐらいの感覚で考えてたお風呂、トイレ。
合格ラインは追い焚きできて汲み取りじゃなければ良い。


合格ラインが低すぎて即合格。



鉄筋コンクリートのアパートの時点でお気づきだろうが建物は古い。なので設備も古い、
ナウなヤング仕様ではないのだ。


やけにメルヘンな色合いの壁紙に薄い便座
タイル張りに黄色い色合いの浴槽


ネオクラシックカーは好きだが
ネオクラシック風呂、トイレは好みには合わなかった。


何より尻が寒い。




その4
3階



間取りの関係で1階の部屋と3階の部屋で迷って3階にしたのだが
毎日の階段がトレーニング。


というか引っ越し当時に冷蔵庫担いで上がった時点で後悔した
当然生活がスタートすれば車は1階に停めてるので忘れ物をしたら階段ダッシュである



あとは非常に個人的なことになるのだが、
2階の住人がタバコを吸うために玄関に出てくる時がある。ヘビーなのでかなりな頻度で


すーさんが階段を降りる音がするとヤドカリみたいに家に入るのが地味にストレス。


結局ヤドカリさんには退去時まで会うことはなかった。タバコの残り香が懐かしい〜



以上4点が実家を出たすーさんが男の城選びで失敗したと思うポイントだ。




経験をフルに活かして現在は
2LDKの風呂トイレ最新、軽量鉄骨の小ぶりなアパートに家族3人で住んでいる。


暮らしやすくて最高にハッピーだ。
足りてる足りてるぞー!

足るを知っているぞー!謎



もしこれから実家を出て一人暮らしまたは同棲の家探しする人は参考にしてみてくださいね。


それではおやすみなさい〜



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