Nさんとホームの本の夢《Dream Diary 37》
xxxx年/06/06(x)
これから旅行に出るため、私は仕事上の師であるNさんと一緒に駅のホームにいた。見るとホームの床に本が落ちている。Nさんに促されて私はその本を拾い上げた。『環インド太平洋かき氷見聞録』というタイトルだった。ページを捲ってみると、アメーバやウイルスや、ミトコンドリアなどのカラフルな顕微鏡写真が載っていた。変だなと思ってタイトルを見直すと、『3C273準星系微生物学』となっていた。再びページを捲ってみると、「ヨイショする営業マンは隣りの畑の里イモまでヨイショする」との一文が目に入った。どのページも文字ばっかりの恋愛大河小説だ。おかしいな。本を閉じて再びタイトルを見直すと、『エル・デスペラード・スタイルブック』となっている。表紙はプロレスラーの覆面、つまりマスク姿の写真だ。はるく・ほおがんと、このエル・デスペラードとやらでは、どっちがビジュアル的にマウント取ってるんだろう。表紙写真を見ながら考えていたら、Nさんが表紙のマスクを指差して、これを買って来なさいと私に言った。私はそれを買いに海の家へと出かけて行った。しかし探しているマスクは海の家には無かった。かき氷レモンサワーを飲みながら一休みしていると、ヤドカリが一匹砂浜を走って行くのが見えた。急いで駅のホームに戻ってみると、Nさんは他の部下達と一緒に旅行に出発した後だった。私は旅行に行き損ねたが、それほど残念な気持はしなかった。
🏝️🐠 ι(´Д`υ) アツィー!ので海とヤドカリの写真をUP🐬💦