読書について。 蔵本が増えることに喜びを感じるのはその「本を得ること」においては正当であるが、例えばそれがより多くの知を得られたと考えるのは危険な考えである。なぜと言うに、読書とは元来「知る」でもなく「教わる」ためのものでもなく、いかにもそれは「考える」ためのものであるからだ。
頭の良さについて。 頭の良さとは経験によって得られた知識をうまく関連付けて、そしてそこから普遍性、絶対性を見出し、そうして理論や法則を論理的に構築し、そしてそれを頑固に守りそれは当然のことであるとして感覚的に遂行し、そして無駄に気にしない、ということが頭の良さだと僕は思う。
あたまが良い人の脳は回路がシンプルって話がある。ということは、馬鹿ほど回路がゴチャゴチャしていると。