おちまこと

2020年3月投稿開始。現在、記事数は約1900。「書くことが、仕事になるため」を目指し、2020年12月からは、毎日noteに投稿を続けています。記事は、少し長めのことが多いです。東京都在住。

おちまこと

2020年3月投稿開始。現在、記事数は約1900。「書くことが、仕事になるため」を目指し、2020年12月からは、毎日noteに投稿を続けています。記事は、少し長めのことが多いです。東京都在住。

マガジン

  • 暮らしまわりのこと。

    生活の事。日常の出来事。身近な植物や生き物のこと、などを書いています。

  • 「ラジオの記憶」

    ラジオを聞いてきて、印象に残ったこと。記憶にあるエピソード。遠い出来事から、近いことまで、ラジオに関することを書いています。

  • noteについて。書くことについて。

    noteを書いていくことについて、それで思ったことなどについて、書いています。

  • 読書感想(おちまこと)

    読んだ本の感想を書いています。

  • 「エンターテイメント」と「アート」

    アニメやアートや映画やドラマや音楽やイベントなどについて、書いてきた記事や、これから書いていく文章をまとめていこうと思います。

最近の記事

  • 固定された記事

「陰謀論」を、信じられなくなった理由

 不安が多い時ほど、『あれは実は裏で…』というようなことが、真面目な口調なシリアスな文体などで語られるようになり、そして、ある特定の団体や、人種や、国の名前や、意外な方法などがあがり、どんなことでも、世界は、誰かの意図で動かされている、といった結論になる。  厳密にいえば、間違っているのかもしれないが、私にとっては、それが「陰謀論」であり、「デマ」だと思っている。大小さまざまな出来事の全てに「あれは、実は…」が潜んでいて、必ず、そんなことを語る人がいて、それなりに筋が通って

    • 「公衆電話ボックス」の現在2024

       今だに携帯電話を所持したことがない。  その理由に関しては、自分としては、まだそれほど携帯電話の普及率が高くなかった20世紀末から介護生活に入り、そのときは仕事もやめていたので、何しろさまざまな節約を徹底し、だから、携帯を持つことも考えられなかった。  その後、資格を取得したものの、年齢のこともあり、介護も続けていたので、仕事が細々としかできず、介護が終わっても、恥ずかしながら、その経済状況はあまり変わっていない。  だから定期的に支出が怖くて(それが愚かだとしても)

      • 秋になっても、電線にかかりそうなので、柿の枝を切ることになった。

         庭には柿の木がある。  すでに50年ほどの寿命になっているから、それなりに古いものになっているし、すっかりこの場所になじんでいるようだ。  幹にはその古さが出ているように、ゴツゴツした感じもあるのだけど、それでも春になると、どんどん葉っぱも茂るし、枝も空へ向かって、というか太陽を目指して伸びていくから、その枝を切らないと、高くなりすぎて、色々と困る。 伐採 それで、毎年、冬になって葉っぱが全部落ちてから、枝を切ることになるのだけど、今年の冬は、全体的に2階の屋根よりも

        • ラジオの記憶㊷『文化系トークラジオ Life』------「“趣味と仕事”に関する社会学者の勘の鋭さ」

           2ヶ月に1度、深夜に放送し、しかもスポンサーがつかない時も少なくないのに、その内容は、あまり安直にまとめられないけれど、印象としては「哲学的」なラジオ放送で、それを最初に聞いたときは、とても不思議だった。  これが正規の放送として、何年も続いているとは思えず、なんというかラジオなのに地下放送的な気配がした。それでも、介護で昼夜逆転の生活をしている時は、生で放送を聞いていたし、そのうちに介護が終わってからは、皿を洗いながらポッドキャストで聴くようになった。  最初は、どこ

        • 固定された記事

        「陰謀論」を、信じられなくなった理由

        マガジン

        • 暮らしまわりのこと。
          682本
        • 「ラジオの記憶」
          42本
        • noteについて。書くことについて。
          131本
        • 読書感想(おちまこと)
          239本
        • 「エンターテイメント」と「アート」
          180本
        • いろいろなことを、考えてみました。
          384本

        記事

          秋の庭の小さい草花のことを、私はほとんど知らなかった。

           夏が長くなって、秋がほとんどなくて、急に気温が低くなって、もう秋が去りそうになっている。  それでも、自宅のコンパクトな庭にも、妻が自分の好きな草花で整えてくれているので、この季節でも、いろいろな色の草花があることに気がついた。  でも、なんとなく見ているだけで、その花の色くらいしかわかっていなくて、だから、改めて妻に聞いた。 イヌタデ「アカマンマともいうけれど、それは俗称。  秋咲く花。  それで、秋が深くなると、花の色が濃くなる。  ピンクが濃くなってくる--

          秋の庭の小さい草花のことを、私はほとんど知らなかった。

          【御礼】 「写真のご利用、ありがとうございました」。

           4年前にnoteを始めて変わったのは、毎日のように写真を撮るようになったことです。  携帯もスマホも持っていない生活が続いているので、最初は人にいただいた古いデジタルカメラを使っていました。それはファインダーがついていたので、のぞいた光景が、そのまま自分と関係があるように思え気に入って使っていたのですが、落とした時に壊れてしまい、新しいものを購入しました。  新しいカメラにはファインダーがついていないので、風景を小さなモニターで確認するようになり、最初はそれにとまどって

          【御礼】 「写真のご利用、ありがとうございました」。

          『出かけない土曜日と、「コロナ感染者、11週連続減少」』。2024.11.16。

           年末年始などを除けば、ここ4年間ほどは、毎週土曜日には出かけてきた。  だから、今日のように出かけない土曜日は、自分にとっては、珍しいことで、ちょっと戸惑いがある。 洗濯 だから、いつもよりもゆっくり起きて、今日の天気を妻に聞いたら、曇りだけど、夜中に雨が降るかもしれない、と聞いて、洗濯をすることにした。  しばらく着ていた部屋着や、スウェットも洗濯機に入れると、洗濯槽がかなりいっぱいになったようだけど、スイッチを入れて、その分量が表示されたら「29リットル」で、思っ

          『出かけない土曜日と、「コロナ感染者、11週連続減少」』。2024.11.16。

          読書感想 『むらさきのスカートの女』 今村夏子 「多様性のリアル」

           第161回芥川賞受賞作。『むらさきのスカートの女』  そういって、その発表が、西暦何年の何月、といえる人は、相当に文学への関心と知識が深い人なのは間違いない。  自分にはそんな知識はないので、検索すると、2019年で、元号で言えば、平成31年から令和元年に移り変わる特殊な年だった。そして、この161回の芥川賞は、1年に2回のうち上半期で、7月に発表された。  芥川賞を受賞すると、今もまだ話題にはなり、出版界は長く不況といわれているけれど、その作品は注目を浴びるし、図書

          読書感想 『むらさきのスカートの女』 今村夏子 「多様性のリアル」

          【展覧会感想】 「日本 現代 美術 私観」。東京都現代美術館。2024.8.3~11.10。---「ほぼ理想的なコレクション」。

           自分自身が30代になってから、急にアート、それも現代美術と言われる分野に興味を持って、特に今、制作を続けているような、日本のアーティストが、特に魅力的だと思うようになった。  それが1990年代の後半のことだった。 急に興味を持ったアート 自分でも、不思議なのは、それまで、西洋でも東洋でも日本でも、美術やアートにほぼ興味がなかったことだ。  それが、その頃、もしかしたら父親を亡くしたことなどもあって、心理学者のユングに詳しい人からは、中年の危機などと呼ばれる時期だった

          【展覧会感想】 「日本 現代 美術 私観」。東京都現代美術館。2024.8.3~11.10。---「ほぼ理想的なコレクション」。

          横浜トリエンナーレのトートバッグが、家に3つもある理由

           トートバッグは、買い物とか、近所に出かけるときなど、日常的に使うから、すぐに持っていけるように玄関のそばにぶら下がっている。  そこには、おそらく10個くらいはあるのだけど、その中で、気がついたら「横浜トリエンナーレ」のものが3つある。おそらくは、家の中のトートバッグの中では多数派なのだと思う。 横浜トリエンナーレのトートバッグ それは、とても個人的で、他の人にはどうでもいいことかもしれないけれど、その理由は思い出せばシンプルだった。  横浜トリエンナーレは「3年に一

          横浜トリエンナーレのトートバッグが、家に3つもある理由

          とても小さいのに、実は大事なものだと、よくわかった出来事。

           出かけるときは腕時計をしている。  携帯やスマホを持っていないから、自分で時刻を知りたいときには必要になるせいだ。  外出すると、駅などには必ず時計があるから、意外と本当に必要なときは少ないような気がするから、いらないかもと思うけれど、たまに忘れたときに限って、時計がない場所に居なくてはいけない場合もある。  昔は、腕時計を忘れても、周囲に時計をつけている人が多く、その人の時計を見て時刻がわかったし、少し遠くの文字盤も見えるほど視力が良かったのだけど、今は腕時計をして

          とても小さいのに、実は大事なものだと、よくわかった出来事。

          「トランプ勝利の理由が一つ分かった気がした」----動画・『ゲンロン友の会・無料放送』

           中年という年齢になってから、就職活動をした。 (※見出しの直接的な内容は、この記事の終盤になります。そこだけが必要な場合は、その項目だけでも読んでもらえたら、と思います)。 中年の就職活動 それまで10年以上、介護のために無職だったせいもあって、学校を出て、資格試験を受けて、正式に資格取得できるのが翌年だったことあり、その1年は本当に仕事がなかった。  それは、新卒で100社受けても内定が取れない、といった深刻さとは違うのかもしれないが、それでも履歴書を送っても、ただ

          「トランプ勝利の理由が一つ分かった気がした」----動画・『ゲンロン友の会・無料放送』

          さようなら、お皿たち

           かなり目に馴染んでいるプラスチックの皿があって、いろいろなものを載せて食べてきた。  軽いけれど、底に滑り止めがあるせいか、テーブルなどに置いても、ピタッと止まる。レンジ対応です、と言われて購入したこともあって、数限りなく、電子レンジの中でまわっている姿を見てきた。 古くなった皿「表面の転写シートがはがれてきたから、ちょっと怖いし、捨ててもいいかな-----」。  ある日、妻に言われた。  プラスッチックの皿だったけれど、表面に小さい柄があって、それが、かわいいと思

          さようなら、お皿たち

          【御礼】---先週も、「おめでとうございます!」を、見ることができました。(2024.11.10)。

           いつも読んでくださっている方、ありがとうございます。  おかげで、こうして書き続けることができています。  初めて見つけていただいた方も、ありがとうございます。    もし、よろしければ、今回の記事からでも、読んでもらえたら、うれしく思います。  先週も、「おめでとうございます!」を見ることができました。  皆さんが、読んでくださっただけでなく、スキをしていただいたおかげです。  ありがとうございました。 テレビについて(70)『永野&くるまのひっかかりニーチェ』

          【御礼】---先週も、「おめでとうございます!」を、見ることができました。(2024.11.10)。

          『インフルエンザと、「新型コロナ、繰り返す流行」』。2024.11.9。

           寒い。  もう気温が明らかに低い。  秋が深まるのではなく、もう冬になってしまった気がする。 駅前 午前9時前に家を出て、駅までの道を歩く。  人通りは少なめで、よけいに、気温が低く感じる。  駅前のカット&カラーの店の前に女性の客が一人待っている。冬のコートを着ているようだった。 店 駅に着く。  改札のそばに麹ドリンクのスタンドのような店があって1度か2度は飲んだことがあり美味しかったのだけど、500円くらいするので、それほど何度も飲むようなことがなかった。

          『インフルエンザと、「新型コロナ、繰り返す流行」』。2024.11.9。

          読書感想 『神に愛されていた』 木爾チレン  「書くことを、信じ続けられるすごさ」

           ラジオを聴いていて、本に関する話題になるとメモを取ろうという姿勢になる。  その時は、リスナーからの日常的な出来事の中で、ある作品と出会ったというような言い方で、小説の題名が出てきていた。リスナーは女性のようで、その上、その作品は若い人に評価されていて、ということを知り、自分は若くないけれど読んでみたら、とても素晴らしかった、という内容だった。  若い女性が支持する作品は、若くなくて男性の私からは、たぶん、最も遠く、通常モードで暮らしていると、読む機会はないのだと思った

          読書感想 『神に愛されていた』 木爾チレン  「書くことを、信じ続けられるすごさ」