頭の良さのタイプ
一流大学卒業なのに就活や昇進で失敗する人はいる。偏差値だけでは、頭の良さははかれないのだと思う。頭の良さのタイプについて考えてみたい。
IQとEQ両立タイプ
IQは知能指数で、EQは心の豊かさや人間関係構築能力だ。ちなみに、私はEQは低い。EQの低さをシステムの知識と英語でカバーしてきた。もちろん、一流企業の平均よりEQが低いだけで、そのへんのヤンキーなんかよりは高いと思うが。EQが高いと、仲間をつくりやすく、穏やかでストレスが少なく、落ち着いて仕事がしやすくなる。人の空気を読むのも得意だ。ゴマすりも得意な傾向にある。部下の育成も得意だ。
アイデアが多いタイプ
とにかくたくさんアイデアを出せるタイプ。長考は苦手な傾向にあるが、短時間にたくさんのアイデアを出せる。それを精緻化できれば、さらに強くなる。私はこれに該当すると自分では考えている。
長考・研究タイプ
論文を書いたり、研究プロジェクトをやったりする人に多い。理系向きである。逆に、このタイプが文系だと、会社員になってからは悲惨である。
知識・教養タイプ
非常に知識や教養が広く深いタイプだ。クイズ王などに多い。このタイプもビジネスでは苦戦しやすい。
お金儲けに情熱を注ぐタイプ
お金儲けが絡むと途端にモチベーションが上がるタイプ。私はこれにも該当する。文系でも、お金が絡むと急に計算などもできるようになる人がいる。経済学部卒業に多い気がする。
専門スキル習得タイプ
英語や金融、簿記会計、ITなど特定スキルの習得に情熱を燃やすタイプ。私はこれにも該当する。
総評
日本企業(JTC)において最も出世できるのは、IQとEQ両立タイプだ。これの圧勝だと思う。ただし、専門スキルタイプも転職ではかなり強い。ただし、転職組は出世が生え抜きよりも遅くなる企業がほとんどなので、やはりIQとEQ両立タイプが最強だろう。アメリカなど海外では他のタイプも活躍できる。
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