一人の時間が増えれば増えるほど、その寂しさを埋めるためにクスリを使ってしまう。気持ち良くなるためではなく、現実の痛みから目をそらすために。クスリだけは絶対に自分を裏切らない。だから自分にはクスリが必要だった。クスリしかなかった。