文字は活字にした途端、生命を失う。これは「書く」という手順をとばして、字の大量生産へと走ったためである。また、文字は横書きにした途端、呼吸を失う。すなわち公文書が縦書きから横書きへと移ろった2001年1月1日から、日本語は現在に至るまで呼吸困難に陥っていると云っても過言ではない。
154.Noteで本を出版されている方で、スキ・フォロー・コメントがあった方の本を読んでいる。齊田興哉さんの『テク脳』はアマゾンで一位だ。大純はるさんの小説は縦書きが断然がいい。玉川可奈子さんの和歌論は参考になる。やっぱり本が読み易い。Noteの横書きは欧文(当方)向きだ。
小説執筆での悲しき話。出版前提の場合は縦書きで執筆した方が、感覚がつかみやすい。さらにいえば、文章もきれいだ。だがしかし、執筆速度はものすごく遅くなる。横書きの方が間違いなく速い!縦書きでも速度が速くなりたい! みなさんはいかがですか?
これまた些細なことだが、アニメ「聖女の魔力は万能です」の一場面。横書きの本なのに、左から右に向けてページを繰っていってる。それで読めるのか?? 行末が左寄せなので、右から左に書いていくタイプの横書きでもなさそうです。軽く違和感。