一人文芸倶楽部Tower117

詩:塔野夏子 五行歌:南野薔子 短歌:桐野黎 俳句:星野響 文章:銀野塔 準メンバー=羽生結弦選手ブログ:えのき(すべて同一人物) http://tower117.secret.jp/

一人文芸倶楽部Tower117

詩:塔野夏子 五行歌:南野薔子 短歌:桐野黎 俳句:星野響 文章:銀野塔 準メンバー=羽生結弦選手ブログ:えのき(すべて同一人物) http://tower117.secret.jp/

ストア

  • 商品の画像

    五行歌集『万華鏡天象』(五行歌ポストカード「万華鏡」つき)

    A5判 36ページ 表紙カラー本文モノクロ 南野薔子の個人五行歌集の冊子です。『硝子離宮』(市井社)後の五行歌作品からセレクトしたものでまとめています。92首を収録しています。 万華鏡のように展開する心模様を味わっていただければ幸いです。 万華鏡ポストカードつき(万華鏡ポストカード単体では一枚100円で販売しています)。 収録作品より 遠さ だけがもたらす 透明な陶酔がある たとえば星座 たとえば君 何もかも 夢だったことに すればいい 破片はすべて 万華鏡に閉じこめて めぐりあうなら 寂光の 汀で ただ しずかに抱き合う
    400円
    Tower117
  • 商品の画像

    五行歌ポストカード「万華鏡」

    南野薔子五行歌集『万華鏡天象』の表紙に使われている万華鏡写真と同じ写真を使用したデザインに南野薔子の五行歌集を添えたポストカード。100×148mm。裏面はスタンダードなはがき宛名面デザインです。 ポストカードに載っている五行歌は歌集未収録です。 ※『万華鏡天象』にはこのポストカードが一枚おまけでつきます。
    100円
    Tower117
  • 商品の画像

    五行歌集 硝子離宮

    新書判・並製・168頁 発行日 2015年9月28日 装丁 しづく 南野薔子の五行歌集。1997年から2015年春頃までの五行歌250首超を収録しています。 透明で硬質な心象風景を描いています。ちょっと幻想的だったりシュールだったりするものも。 コンパクトな新書版で気軽に持ち歩いていただけます。 花を飼いたい 凶暴に乱れ咲く花 あらゆる欲望を喰んで 昂然と 美しくなる花 心の ほとりに 離宮を造る 美しい刹那ばかりを 棲まわせる 此の世の時間から 一夜を盗みとった 二人の闇に とめどなく 黒薔薇の散りこぼれる 指一本 触れずに 君が私の中に曳いた 蒼い閃光 ……まだ 響いている 夜空は 深く 美しくなる この胸が カムパネルラを喪う そのたびごとに
    700円
    Tower117
  • 商品の画像

    五行歌集『万華鏡天象』(五行歌ポストカード「万華鏡」つき)

    A5判 36ページ 表紙カラー本文モノクロ 南野薔子の個人五行歌集の冊子です。『硝子離宮』(市井社)後の五行歌作品からセレクトしたものでまとめています。92首を収録しています。 万華鏡のように展開する心模様を味わっていただければ幸いです。 万華鏡ポストカードつき(万華鏡ポストカード単体では一枚100円で販売しています)。 収録作品より 遠さ だけがもたらす 透明な陶酔がある たとえば星座 たとえば君 何もかも 夢だったことに すればいい 破片はすべて 万華鏡に閉じこめて めぐりあうなら 寂光の 汀で ただ しずかに抱き合う
    400円
    Tower117
  • 商品の画像

    五行歌ポストカード「万華鏡」

    南野薔子五行歌集『万華鏡天象』の表紙に使われている万華鏡写真と同じ写真を使用したデザインに南野薔子の五行歌集を添えたポストカード。100×148mm。裏面はスタンダードなはがき宛名面デザインです。 ポストカードに載っている五行歌は歌集未収録です。 ※『万華鏡天象』にはこのポストカードが一枚おまけでつきます。
    100円
    Tower117
  • 商品の画像

    五行歌集 硝子離宮

    新書判・並製・168頁 発行日 2015年9月28日 装丁 しづく 南野薔子の五行歌集。1997年から2015年春頃までの五行歌250首超を収録しています。 透明で硬質な心象風景を描いています。ちょっと幻想的だったりシュールだったりするものも。 コンパクトな新書版で気軽に持ち歩いていただけます。 花を飼いたい 凶暴に乱れ咲く花 あらゆる欲望を喰んで 昂然と 美しくなる花 心の ほとりに 離宮を造る 美しい刹那ばかりを 棲まわせる 此の世の時間から 一夜を盗みとった 二人の闇に とめどなく 黒薔薇の散りこぼれる 指一本 触れずに 君が私の中に曳いた 蒼い閃光 ……まだ 響いている 夜空は 深く 美しくなる この胸が カムパネルラを喪う そのたびごとに
    700円
    Tower117
  • もっとみる

最近の記事

ペーパーウェル13に作品を出品しています。

 こんにちは。一人文芸倶楽部Tower117です。  今回もまたペーパーウェル企画に参加させていただきます。13回目の今回のテーマは「ミュージアム」です。  私は「リトルミュージアム詩歌館/散文館」というA4モノクロペーパーを出します。詩歌館、散文館でそれぞれ1枚ずつの、2枚組の作品となりますが、どちらか読みたい方だけプリントアウトしてくださっても。2枚とも出す場合も、片面印刷、両面印刷(長辺綴じ/短辺綴じ)はすべてお好みでどうぞ。  詩歌館はミュージアムにまつわる詩1、五行

    • 舞台「オーランド」鑑賞記

       こんにちは。銀野塔です。先月、舞台「オーランド」のキャナルシティ劇場での大楽公演を観てきましたのでそれについて。   *******    8月18日キャナルシティ劇場。7月パルコ劇場で開幕した「オーランド」の大楽公演を観てきた。大楽を狙ったというよりそこがスケジュール的にベストだったからそうなったんだが。なぜ観に行こうと思ったかというと、話は1990年代後半に遡る。白洲正子の『両性具有の美』(新潮社)という本を買ったんだが、それの一番最初に収録されていた文章のタイトルが「

      • 話が脱線だらけの中原中也記念館往復記

         こんにちは。銀野塔です。先日中原中也記念館に行ってきましたのでそのことについて。   *******    八月上旬某平日。たまにしかない、家事雑事を気にせず動ける&仕事が立て込んでない一日であった。私には明確な夏休みというのがないし、休みがあっても基本的に出不精でうちでごろごろしたい人なんだが、たまには夏休みらしいことをしたいじゃないかと思って、中原中也記念館へと日帰り一人旅をしてきた。  事前に行き方を調べておいた。私の場合JR新山口駅経由のアクセスになるのだが、そこを

        • 短歌集『獅子座同盟12』に参加しています。

           残暑お見舞い申し上げます。桐野黎です。残暑っていっても暑すぎる。  さて、今年も獅子座同盟に参加いたしました。五度目の参加となります(昨年の記事はこちら)。テーマが「星・宇宙・星座・獅子・夏」という本当に好みのものなので、毎年楽しみにしている企画なのです。  千原こはぎ様、いつも企画運営ありがとうございます。冊子のデザインもいつもカッコよいなあ、と見とれております。  PDFダウンロードはこちらから。  ネットプリント情報はツイッタ(X)で「獅子座同盟12 ネットプリント

          ぺらふぇす2024に参加いたします。(野生など追記)

           こんにちは。一人文芸倶楽部Tower117です。  2024年8月3日(土)~5日(月)に開催されるぺらふぇす2024に参加いたします。ぺらふぇすはA4サイズの紙の作品が集うネット上(主に旧TwitterのX)のイベントです。  ぺらふぇす2023秋に引き続き4回目の参加となります。  開始日はまだですが準備が整いましたので一足先にこちらに情報を載せます。「水彩景」というモノクロのペーパーです。詩1篇、五行歌4首、短歌4首、俳句4句、文章1篇を掲載しました。テーマは「水」

          ぺらふぇす2024に参加いたします。(野生など追記)

          ペーパーウェル12に作品を出品しています。

           こんにちは。一人文芸倶楽部Tower117です。    ここのところ毎回参加しているペーパーウェルですが今回も参加させていただきます。今回の企画テーマは「空」です。私は【VOID】というタイトルで、詩2五行歌4短歌4俳句4文章1のモノクロA4ペーパーを出します。文字のみ、地味で、多分見た目的に未完成なのか手抜きなのか、と思われるような代物です。よろしければお読みいただけますと幸いです。  PDFダウンロードはこちらからどうぞ。   ネットプリントはセブンイレブン   05

          ペーパーウェル12に作品を出品しています。

          私が作りたかっただけの詩歌のペーパー第二弾「Re: →RE_PRAY← inspired by Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd "RE_PRAY" TOUR」できました。

           こんにちは。一人文芸倶楽部Tower117です。詩歌のペーパー作りましたのでその話を。   *******    去年の春、羽生結弦選手の東京ドーム単独公演GIFTでとち狂って詩歌のペーパーを作ったが、今度は単独ツアー→RE_PRAY←でとち狂って作った。比較的直接的な感想や考察などはブログの方に何か月にもわたって何本もの記事で書いたしまだ書きたいこともあったりするが、それはそれとして詩歌は今回もまた、直接的な感想といったものより、私の受けた印象やそこから派生した心象風景的

          私が作りたかっただけの詩歌のペーパー第二弾「Re: →RE_PRAY← inspired by Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd "RE_PRAY" TOUR」できました。

          服飾と私

           こんにちは。銀野塔です。自分と服飾をめぐる雑感(と、川野芽生さんへのファンレターめいたもの)を。   *******    約三年前に書いた記事で私は自分の身につけるものについて「身体性をコーティングして、私という存在をある意味記号化してくれるような服やアクセサリーや持ち物」を選ぶ傾向があり、どうコーティングしてどういう記号として見せようかというコーディネートを考えるのが楽しくなってきた、といった話を書いた。要するに私はかなりある意味概念先行で服飾品を選ぶ傾向があり、それを

          縦書きと横書きについての私感

           こんにちは。銀野塔です。  縦書きと横書きについて、漠然と感じたり考えたりしていることを。   *******    先日、五行歌の会の九州合同五行歌会が開催された。南野薔子名で参加したわけだが、大きい歌会で上位にほぼ縁がない(参加回数自体も少ない)、大きくない歌会でもそんなに上位に入らない私が、なぜか今回1席を取ってしまった。それがこの歌である。  縦書きのかたちは雨に似ている、というのはずいぶん前から思っていた。だが、普段何か書くのはもうほとんど横書きだ。特にPCやス

          縦書きと横書きについての私感

          一人文芸部Tower117の2023年

           こんにちは。一人文芸倶楽部Tower117です。今年も振り返りの時期がやってきました。    まず、一月に南野薔子の五行歌歌集の冊子『万華鏡天象』を出したのが大きいかなと。ネットショップも始めたり、栢瑚五行歌部の活動を通じてイベントや書店などで販売していただいたりで、おかげさまで、在庫僅少となっております。購入ご希望の方はネットショップ、もしくは一人文芸倶楽部Tower117サイトのお問い合わせからでもOKですし、栢瑚五行歌部経由でもOKです。  ネットショップはこちら。

          一人文芸部Tower117の2023年

          2023年個人的今年の漢字は「衝」

           こんにちは。銀野塔です。毎年考えることにしている個人的今年の漢字の話です(去年の分はこちら)。   *******    今年は「衝」。衝撃を受けたり、衝き動かされたりしていた一年だったと思うので。要するに羽生結弦選手に。  二つの単独公演、2月の東京ドーム公演GIFTと11月のたまアリ→RE_PRAY←は、なんというか、私の精神に共振してくる度合いが高いという意味で衝撃的だったし、アイスショーのかたちとしてもこれまでになかったもので、羽生くん自身の言葉で構成されていたりい

          2023年個人的今年の漢字は「衝」

          広告宣伝と私の複雑なるせめぎあい

           こんにちは。銀野塔です。広告宣伝についての私的雑考です。   *******    広告宣伝が苦手である。する方もされる方も苦手だが、まずされる方の話をする。  たとえばネットの検索連動型広告だ。私が何らかの物事を検索すると、それ自体、あるいはそれに関連する商品の広告がその後も何らかのネット上の広告欄に出たりする。  大きなお世話である。  別にそれを購入したいと思って検索したわけではない場合もあるし、すでに買った後だよ、という場合もあるし、調べてはみたけれどやっぱり買わな

          広告宣伝と私の複雑なるせめぎあい

          そこの路地入ったとこ文庫第9回に折本で参加いたします。

           こんにちは。一人文芸倶楽部Tower117です。  そこの路地入ったとこ文庫さんという同人誌等の委託販売イベントがあります。その第9回(2023年12月10日)が折本、コピー本回ということで、以前第5回に参加したときと同じように折本で参加することにしました。今回のテーマは「お庭」です。  折本の参加一覧はこちらです。  また、コピー本の参加一覧はこちらです。  私は今回、詩歌の折本とエッセイの折本を二冊セットで販売していただくことにしています。  詩歌集はテーマ「お庭

          そこの路地入ったとこ文庫第9回に折本で参加いたします。

          ぺらふぇす2023秋に参加いたします。

           こんにちは。一人文芸倶楽部Tower117です。  2023年11月23日(杢)~11月27日(月)に開催されるぺらふぇす2023秋に参加いたします。ぺらふぇすは「A4サイズの紙の祭典」です。  前回ぺらふぇす2023に引き続き三度目の参加となります。  開始日はまだですが準備が整いましたので一足先にこちらに情報を載せます。  今回「Crying for the Moon」というペーパーで参加します。月にちなんだ詩2篇、五行歌2首、短歌3首、俳句4句、文章1篇です。それに

          ぺらふぇす2023秋に参加いたします。

          私の贅沢貧乏

           こんにちは。銀野塔です。ここのところ読んでいた森茉莉の本から思ったことなどを。   *******    ここのところしばらく、隙間時間や寝る前に森茉莉をちびちびと読んでいた。読んだのはエッセイ、ないしはエッセイ色の強い小説である。高校生の時に、今でいうBLが友だちのあいだで流行ったこともあって『恋人たちの森』や『枯れ葉の寝床』といった耽美系の小説は若干読んだ。それ以来の森茉莉である。  エッセイないしはエッセイ的な小説を読んで思ったことは「他人とは思えない……」であった。

          ペーパーウェル11に作品を出品しています。

           こんにちは。一人文芸倶楽部Tower117です。  前回に引き続き、今回のペーパーウェル11にも参加いたします。  テーマは「時計・時間」です。私は『sometime, sometimes』というA4のペーパーを出しています。内容は詩1五行歌3短歌2俳句4文章1+αの詰め合わせです。  一応カラーですが、カラー成分少ないですし読むだけならモノクロで全く問題ありません。  PDFデータダウンロードはこちらからどうぞ。  ネットプリントはセブンイレブン  80043668

          ペーパーウェル11に作品を出品しています。