#リブラ が来年早々にも発行されるかもしれない。予期していたより早いペースだ。当面はドル版だが、日本でも使えるようになる可能性がある。そうなれば、日本の金融は大きく変わる。
来年早々にも発行されるという #リブラ について注目されるのは、その流通を各国当局が認めるかどうかだ。EUでは、「発行主体がEUにあること」としているので無理かもしれない。アメリカでは交換業者は認可されるか?中国では?日本では?
#リブラ の早期発行で大きな影響を受けるのは中国だ。どのような対抗策を打ち出すのか? #デジタル人民元 発行計画の繰り上げか?
#リブラ 交換業者が自国では認められないとしても、外国(例えばスイス)の交換業者からリブラを購入するのは(一定限度内なら)可能だろう。それが国内のワレット間を転々流通するのを当局が止めることは、できないだろう。
#デジタル人民元 が国内目的のものであることを考えると、国際的に見てもっと大きな影響があるのは、#ディエム(旧 #リブラ)だということになる。当局の圧力で後退させられたとはいうものの、もともと #世界通貨 を目指していた。決済情報をどのように利用するのか?
中央銀行デジタル通貨(CBDC)がどうなるかについて、国際決済銀行(BIS)のレポートは重要な意味を持っている。BISはもともとはCBDCについて積極的でなかったが、今年になってからは、積極的な姿勢を示すレポートが増えている。 https://www.fsight.jp/articles/-/47469