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明るい次世代家族計画 ―血のつながり、心のつながり―

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家族(family)とは「家(home)」の「族(tribe)」である。 それは単に男女が交わり子を成す「血のつながり」によってだけではなく、小さなよろこびを互いに分かち合いたい…
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どうやったら「家族の絆」なんてものを深めていくことができるか

どうやったら「家族の絆」なんてものを深めていくことができるか

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。

最近ですね、なんとなく、家族との絆みたいなものが強めることができてきているように思うのです。なんでかなぁ…とか考えているのですが、その考えていることを簡単に書き記していくことにします。

妻さんと丁寧に接するやっぱり家族の柱というか、根本はぼくと妻さんです。この二人が揃わなければ、目の前にしている三名の子どもたちと出会うこともありませんでした

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19歳で私を出産したお母さんが書いてくれた作文。

19歳で私を出産したお母さんが書いてくれた作文。

母は18歳で私を妊娠し、19歳の秋に私を出産した。父は6歳年上だから当時24歳で、どんな出会いからそうなったのか、私は聞いたことがない。

私は長男で、下には2人の妹、1人の弟がいる。全部で4人の兄妹。歳も近くて毎日楽しかった。

その代わり、父は寝ないで働いていた。日中は家にいる母も、夜になると「お掃除の仕事があるから」と言って仕事に行っていた。私を中心に兄妹4人みんなで「行かないで」と泣きなが

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25年間関係がこじれていた両親と完全に仲直りした。その、たった一つのきっかけの話。

25年間関係がこじれていた両親と完全に仲直りした。その、たった一つのきっかけの話。

人生でたった一つの大きなコンプレックスがありました。
大学の頃以来、父母と仲良くできませんでした。

以前、以下のようなnote記事を書いたことがあります。遠隔でスマホを鳴かせて、「今そっちのこと想ってるよ。最近どう?」ってのを伝える鳩時計玩具です。よかったら、この記事の後で読んでみて下さい。

親とこじれた原因は、小さい頃から大人になるまで、選んだ行動を次々と否定されてきた人生だったと、僕が感じ

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関係がこじれた実家に、遠隔で鳴かせる「鳩時計」を設置したら起こった、想像以上のできごと。

関係がこじれた実家に、遠隔で鳴かせる「鳩時計」を設置したら起こった、想像以上のできごと。

人生でただ一つ、何十年も悩んできたことがあります。

10代のある時から、親と上手く話せなくなりました。

僕の親は僕がやることに次々ダメ出しして怒るタイプで、小さい頃はそれを疑問に思わずただ受け入れて泣いていましたが、10代後半に疑問に思い始めました。「俺って、何か間違ってるのか? そんなに悪いのか?」

僕に悪かったことがあるとすれば、口答えをしなかったことです。何度か逆ギレしたことはありまし

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「驚き屋」先生

あさりしめじきむちさんのツイート(https://twitter.com/rapmoni912/status/1661514335276109825?t=5L-G224vojPUsx_48JNwuw&s=19)で登場する先生がもう、素晴らし過ぎて!大好き!こんな先生、増えて!お願い!
子どもに驚く「驚き屋」が増えたら最高!

・・・・・
ずっと学校行き渋りだった息子、今の担任の先生になってから毎日

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「親の背中」考

「親の背中」は「見る」ものであって「見せる」ものではないと思う。
大人は自分のカッコよいところを見せて「親の背中を見て育てよ、オレみたいになりたいと思えよ」と考えるかもしれないけど、子どもはきちんと無理に背伸びしてエエカッコしいなのを見抜いてる。

見せたい「背中」は見ずに、見せたくない「背中」に子どもは気づいている。まだ子どもが小さい時は「お父さんお母さんはそのことを知られたくないみたいだから黙

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ハンドル名に年齢を入れる理由

ハンドル名に年齢を入れる理由

ハンドル名に年が入っているnoterさんはあまり見かけない。
2022年元旦の決意表明として、
なぜ私がハンドル名に年令を入れているか話してみたい。

※ふつうの自己紹介はこちら↓

2年3ヶ月前・・・困っていた今まで、守られて生きてきたと思う。
父母に、兄に、夫に。
路頭に迷うような目には、あったことがない。 
とはいえ、半世紀以上生きてきたから、大変な時もある。

相続とか、お墓探しとか、自分

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シングルファーザーの孤独

シングルファーザーの孤独

シングルで子育てする親は圧倒的に母親が多くて、僕のように父親のワンオペ育児というケースは稀です。
世の中的に少数ではありますが、シングルファーザーというのは存在していて、でもあまりに少数なために話題になることはほとんどありません。

もう今は完全に子育てが終わったのですが、今思い出すと子供が小学生の頃とか、けっこう孤独だったな〜って思い出します。
女性だとママ友っていますけど、男性は基本仕事をして

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長男とのプチ家出タイム

長男とのプチ家出タイム

日曜日の夕方、ちょっとした行きちがいから小3長男が夫に怒られた。

長男は泣いてリビングから出ていき、夫が追いかける。
それでまた長男は別の部屋に移動して体育座りをして泣く。

そのうちに、長男は裸足でマンションの廊下に出ていってしまった。

しゃがみこんでいる長男が落ち着くまで隣に座り、すこし落ち着いたところで、とりあえずサンダルでもはいたらどうかと提案しても返事はなかったけど、サンダルとりに行

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家族会議を開いた結果

家族会議を開いた結果

GWに子どもからの提案で家族会議をしました。
一体どんなことをやるのかな?とりあえず話を聞いてみよう、
と始まった会議。

どんなことを話し合って、結果どんな効果をもたらしたのかをまとめてみました。

家族会議で決めたこと

1.家族のルール

2.リーダー(曜日制)

夫は普段家にいないので、家にいる時間が多い曜日別にリーダーを割り振りました。
ポイントは子どももリーダーを受け持つということです

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長年私の服を選んできた人が妻になった

長年私の服を選んできた人が妻になった

長かった巣ごもり生活が終わろうとしている。
娘たちの学校がオンライン授業となり、私の仕事が 100% WFH(在宅勤務)となり、妻も外出しなくなってから、私・妻・娘 2人の 4人家族はここ香港で一歩も外に出ない生活を強いられていた。
 
この家庭崩壊リスクを私たちはどう回避したのか。
ひとことで言えば、家族がなるべく同じ部屋にいないようにした。
10歳の長女は、自分の部屋にこもってオンライン授業を

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孫のチカラってすごい

孫のチカラってすごい

「ほら見て、この写真。あの子も一人暮らしに慣れてきたってことかねぇ」

お義母さんが嬉しそうに、LINEの画面を見せてくれた。写真を送ったのは、どうやら我が息子のよう。

ん?なんだこれは?わたしには送られてきてないぞ。

「この写真はじめて見ました。あの子、お義母さんだけに送ったみたいね」

「あれ?カミーノちゃんのところには来なかった?あの子ときどき送ってくれるのよ、こうやって。仕事から帰って

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一年間苦しんだ娘は、「幼かった自分との約束」を守る強さを身に付けました。

一年間苦しんだ娘は、「幼かった自分との約束」を守る強さを身に付けました。

こんにちは。笹井純子です。

今日は以前書いたエッセイを紹介させていただきます。
これは昨年まるっと一年間、心身共にヘトヘトで高校を休学していた長女のことを書いたものです。今は休学以前以上にきらきらしていています。

昨年会えなかった友達に、みんなが受験終わった3月中旬から毎日のように会っていて「青春を取り戻している!」とか(笑)こんな日が来てくれるなんて、一年前は微塵も想像できませんでした。

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