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#読書メモ
【読書】コーチングと仏教、Connecting the dotsな1冊!
NHK出版 学びのきほん はじめての利他学100ページほどの読みやすい本でした。
歴史的な考察や利他的な思想を持っていた歴史上の人物について広く触れている点は面白かったです。
時代や国によって言葉は変わって、まるで反対のことを言っているようで、根本の部分で人の思想は変わらないのだなと感じました。
ただ、東洋で深められた「利他」という思想は、西洋の「愛他」とはかなり成り立ちや考え方が異なるようで
【読書】作者の術中にワザとはまってみると、ただ気持ちがいい
平野啓一郎『空白を満たしなさい』
文庫上下巻で長かったが、夜中にようやく読み切った。
釈然としないところがあって、何度も読み直したが、読み終えてみてすっきりしている。
絶対あり得ない設定で色々あり得ないのだけど、途中で、「はいはい、もういいよ」とはならない平野啓一郎の創造力にまたも引きこまれた。
登場人物に思いをはせる、共感するという小説っぽさではなく、「ああ、なるほどね。そういうことか」
読書『アーモンド』:人間の本質は光だ!
自分では絶対に選ばないであろう一冊を読みました。
期待通り、とてもよかったです。
自分ではチョイスできないのに、期待していたのはこの記事の通りです。
ソン・ウォンピョン『アーモンド』
もともと外国小説はそれほど読まないのですが、韓国の作家さんは初めてです。
作者について
なんと、『アーモンド』がはじめての長編小説だったとは。
才能ですね。
作品について
ネタバレになるので内容にはふれま
内向的なあなたこそ、気をつけた方がいい聞き上手のワナ
あなたは話し上手?
それとも聞き上手?
そう聞かれれば、内向的なわたしは、「まちがいなく聞き上手です」と答えます。
実際に、人から相談を受けることも多いので、聞き上手を自負しているところもあります。
自分から話すことが苦手なので、「うんうん、ふむふむ」と人の話を聞く。
たまに気の利いた返しで、核心をつけば相手も相談した甲斐があったと思ってくれているに違いありません。
聞き上手はマネージャー
わたしはヘイルメアリーパスを温存する
アンディ・ウィアーの『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読み終えた。
ひさしぶりの上下巻の大作で、読みごたえ十分。
それでも最後の200ページは早朝からの一気読みだった。
ヘイルメアリーとは、アメフトの試合終盤で負けているチームが一か八かの賭けにでる神頼みを込めたパス。ヘイルメアリーパスからきている。
ヘイルメアリー、つまり聖母マリアだ。
この本を読んだ人は、一様にこう言うことだろう。
「こ
決算書は、実はおもしろ推理小説だった件
お金好きですか?
わたしは好きです。
良くも悪くもこの世界はお金という価値の評価指標が重要な役割をしめています。
日々の生活を考えても、入ってくるお金と出ていくお金を見るとどのような人間で、今頑張っていることや、将来をどのように考えているかが見てくると思います。
企業も個人と同じです。
企業の実力は、PL(損益計算書)、BS(バランスシート)、CF(キャッシュフロー計算書)を見ることで、客観
書き上手は聞き上手、よきものはそれだけである。本日は、お日柄もよく…
ほぼ寝たきりから徐々に快方に向かい、もう眠れないと4時過ぎに起きて読み始めて、朝5時ごろに押し寄せた最後の爽快な涙を思い出します。
読もうと思えば1日とかからず読めるこの本を、一感泣をしおりにして、何日かで読み終えました。
体調不良だったことも感泣を誘った要因だと思いますが、それを抜きにしてもあたたかい本でした。
原田マハ『本日は、お日柄もよく』内容紹介
スピーチの前提を超えたマハパワー
今日は誰もが越えたいあのボーダーを越えた記念日
超ポジティブな本だった。
書くことのハードルをとことん下げてくれた。
埋もれてきた善良ぶったわたしの文章哲学
もともと話すことが嫌いな代わりに、書くことはそんなに苦ではなかった。
それでも書くとは、誰かに向けて、何かを伝える、ためになることでないとダメだと思っていた。
それも清く正しく書くものだと思っていた。
それはなぜか。
自分のことに興味を持つ人なんてそうそういないから、せめて世の
【耳読②】『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』
こんばんは、つちいじりです。
耳読第二弾です。
前回の反省を活かして、本日はライトな社会・経済ジャンル本を選びました。
オードリー・タン。
アメリカ以外の外国で唯一名前を憶えている閣僚かもしれない。
オードリー・タンという人物
カレーライスのような著書
彼女の生い立ち、仕事、台湾について、そして彼女の見据える未来について網羅的に語られた一冊です。
オードリー・タンについては、落合陽一の
【耳読】『同志少女よ、敵を撃て』の感想ではありません
こんにちは、つちいじりです。
連休で15時間聴き終えました。
著者は逢坂冬馬。
本作はデビュー作にして、2022年本屋大賞受賞した話題の書です。
今回はこちらをAmazonオーディブルで耳読しました。
耳読は読書なのか
あらためて、この問いについて考えてみます。
読書のような面白さ・・・ありました
読書のような没入感・・・うーん、あんまり
読書のような疲労感・・・うーん、あんまり
読書