Yuya Suzuki/鈴木 雄也

PVやインプではない情報の価値指針を作りたい🌍地方テレビ局➡︎ハフポスト➡︎新聞社 で「報…

Yuya Suzuki/鈴木 雄也

PVやインプではない情報の価値指針を作りたい🌍地方テレビ局➡︎ハフポスト➡︎新聞社 で「報道」「広告営業」を経験。「バズる」ため“意義を考えず生成されている情報”に注目が集まるネット上の仕組みを変えたいと研究活動中。🏅某新聞社主催"スタートアップ&ベンチャー向け"イベント企画開発担当

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記事一覧

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

先週風邪をひいてしまったので2週間分、15本をまとめました。特に「本のタイトルが長くなっている」という記事からは、手軽なインプットを求める風潮が本の世界にまで広が…

嫌われ者だが誇り高い?メディアの「営業」のシゴト

初めて出会った人に会社名(メディア名)を名乗ると、多くの人が目を輝かせて勝手に(?)「取材してもらえるの?!」と期待値を上げられます。しかし、「そこで営業やって…

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

知らぬ間に「うざい広告」を消す機能が実装されていました。アップルはその事実をこれまでに明言していませんでしたが、実際に操作した記者が告発しています。消された広告…

アテンションエコノミーを逆手に取って、「対価」を得る方法

とあるサイトの1ページや、SNSに投稿されたコンテンツを「見る・注目する」というたったそれだけの行動が、金銭的な価値を持つアテンション・エコノミー。それよってフェ…

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

SNSは個人情報の問題や詐欺広告などの問題も指摘されますが、使い方次第では分断を乗り越える力にもなるなど、社会を良くする視点もありそうです。また「アイドルテック」…

ウェブ業界の当たり前な常識に思う

ウェブ業界に初めて足を踏み入れた時、そこにある「当たり前な常識」に、とある違和感を感じたのを覚えています。 人によっては「何を今さら」と思うことかもしれません。…

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

多くのユーザーから忌み嫌われ、その存在を否定されることも多かった「インプレゾンビ」。その当事者に直接語りかけ、ヘルシーな投稿へと促そうとする勇者が現れました。そ…

本を読む時間はないのに、ミームを見る時間はあるモヤり

「本を一冊も読まないという人が、この5年で急激に増えているー」 つい先日、そんなニュースが駆け巡りました。 記事の要点は以下。 2008年から始まった調査によると、「…

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

Amazon創業者のジェフ・ベゾスが、スマホの使い方についてある「マイルール」を定めているそうです。曰く、その習慣によって、一日の集中力や思慮深さが劇的にアップすると…

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

海外の調査によると、メディア業界で働く人々のメンタルヘルスが「際立って深刻な状況」と。曰く、燃え尽き症候群の蔓延が見られるそうです。この背景には何があるのでしょ…

TOEICの目標スコアを達成した平凡な会社員の話

足掛け8年、留学経験ナシの会社員が、ほぼ独学で、仕事もプライベートもこなしながらようやく目標スコアを達成しました。 TOEICは決して才能ではなく努力の積み重ねだとい…

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

AIブームで大量のデータが流通することとなり、アクセスが一気に集中する年末には「あけおめメール」の自粛依頼もありうる、と。。そのほか、AIによる「調査報道」や「スキ…

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

東京大学・鳥海研究室発AIベンチャー、TDAI Labさんによる「石丸旋風」分析によると、実は「なんとなく」支持していた人が多かったと。意外性があり非常に興味深いです。そ…

「ニュース」と「ニュース風動画」の差は何か?徹底検証してみた話

どうでもいい日常をニュース番組風の紹介するYouTube動画が話題です。「新しい私服を購入した」「為替投資で65円儲かった」など…これがまた本当にくだらなくて、面白い。…

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

オリンピックで一躍話題となった「無課金おじさん」。情報社会の生き方にも通じるライフスタイルのヒントをもらえる記事は秀逸です。その他、「SNS中毒で学力ダウン」や「…

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

スマホ依存の娘との壮絶な闘いの記録についての記事は、読み応えあり、考えさせられました。スマホやSNSを手放すことはもはや考えられませんが、その仕組みや向き合い方は…

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

先週風邪をひいてしまったので2週間分、15本をまとめました。特に「本のタイトルが長くなっている」という記事からは、手軽なインプットを求める風潮が本の世界にまで広がっていることを痛感させられました。一方で、そんな流れをつくったのはスマホだとする主張も実証が難しく、批判に晒されがちだとの記事からは「研究」文脈のアプローチさえも限界があることが語られています。そんな潮目を変えるためにはどんなリーダーが必

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嫌われ者だが誇り高い?メディアの「営業」のシゴト

嫌われ者だが誇り高い?メディアの「営業」のシゴト

初めて出会った人に会社名(メディア名)を名乗ると、多くの人が目を輝かせて勝手に(?)「取材してもらえるの?!」と期待値を上げられます。しかし、「そこで営業やってます」と言った途端に相手のテンションは急降下し、「メディアの営業って…広告出してって言われるの?」と訝しがられることがほとんどです。そんな悲しい役回りではありますが、私はこの仕事に大きなやりがいを感じ、誇りを持って働いていました。あまり知ら

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今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

知らぬ間に「うざい広告」を消す機能が実装されていました。アップルはその事実をこれまでに明言していませんでしたが、実際に操作した記者が告発しています。消された広告はインプレッション換算されるのでしょうか。ウェブ広告業界に、少なからぬインパクトを与えそうです(ユーザーにとっては朗報?)

①PV至上主義時代に、定性評価する意義良いニュースとは何か?という評価はとても難しい。しかし、ダイヤモンドさんはP

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アテンションエコノミーを逆手に取って、「対価」を得る方法

アテンションエコノミーを逆手に取って、「対価」を得る方法

とあるサイトの1ページや、SNSに投稿されたコンテンツを「見る・注目する」というたったそれだけの行動が、金銭的な価値を持つアテンション・エコノミー。それよってフェイクニュースがさらに拡散されたり、若者のメンタルヘルスにも悪影響を及ぼすなど、様々なリスクが指摘されています。

しかしこのアテンションエコノミーを逆手に取る「逆転の発想」で、実は誰もが簡単にウェルビーイングな状態に近づけるのではないか…

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今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

SNSは個人情報の問題や詐欺広告などの問題も指摘されますが、使い方次第では分断を乗り越える力にもなるなど、社会を良くする視点もありそうです。また「アイドルテック」という新たな潮流に関する記事も興味深いものでした。

①肩書きが多彩な人に学ぶ「副業」は本業の片手間でやるものではないー複業家を名乗る男性の話が素敵でした。

-千葉県印西市に住む中村龍太さん(60)の肩書は多彩だ。ソフトウエア開発のサイ

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ウェブ業界の当たり前な常識に思う

ウェブ業界の当たり前な常識に思う

ウェブ業界に初めて足を踏み入れた時、そこにある「当たり前な常識」に、とある違和感を感じたのを覚えています。

人によっては「何を今さら」と思うことかもしれません。が、前回書いた「本を読む時間はないのに、ミームを見る時間はあるモヤり」からもう一歩思考を深めて、改めて「ウェブ業界ってそもそも…」というところにフォーカスします。

ウェブ業界は「これ」で儲けている私が初めてウェブ業界に足を踏み入れたのは

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今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

多くのユーザーから忌み嫌われ、その存在を否定されることも多かった「インプレゾンビ」。その当事者に直接語りかけ、ヘルシーな投稿へと促そうとする勇者が現れました。その手があったか!と、これまでその発想に至らなかった自分が恥ずかしく思うほど、感銘を受けました。インターネットはインタラクティブ。誰とも簡単に繋がれる自由な空間だという基本を思い出させてくれるニュースでした。

①Forbesの地方自治体支援

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本を読む時間はないのに、ミームを見る時間はあるモヤり

本を読む時間はないのに、ミームを見る時間はあるモヤり

「本を一冊も読まないという人が、この5年で急激に増えているー」

つい先日、そんなニュースが駆け巡りました。
記事の要点は以下。

2008年から始まった調査によると、「1ヶ月に一冊も読まない」という人が、前回までは5割弱の水準で推移していました。それが今回、いきなり6割越えまでアップしています。

そういえば最近、「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という本も話題になっていましたね。

今回

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今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

Amazon創業者のジェフ・ベゾスが、スマホの使い方についてある「マイルール」を定めているそうです。曰く、その習慣によって、一日の集中力や思慮深さが劇的にアップすると。情報的健康の必要性は、老若男女問わずすべての人に共通しそうです。

①巨人に挑む、中小連合の図。その争いは、表からは見えづらい裏舞台で繰り広げられている。

-巨大企業を指すビッグテックに対し、成長途上のスタートアップを代表する「リ

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今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

海外の調査によると、メディア業界で働く人々のメンタルヘルスが「際立って深刻な状況」と。曰く、燃え尽き症候群の蔓延が見られるそうです。この背景には何があるのでしょうか。その他、ニュースアプリを通じて「出会い」のマッチングを生み出す新たな取り組みや、社会的な「分断」に対するアプローチについての話題などなど。

①ウェブ広告はコカインやアヘンと同じ?ウェブ広告費が、コカインやアヘンに次ぐ反社会的勢力の資

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TOEICの目標スコアを達成した平凡な会社員の話

TOEICの目標スコアを達成した平凡な会社員の話

足掛け8年、留学経験ナシの会社員が、ほぼ独学で、仕事もプライベートもこなしながらようやく目標スコアを達成しました。

TOEICは決して才能ではなく努力の積み重ねだということ。また、仕事やプライベートをおろそかにせずとも…たとえ片手間でも、それなりの点数(850点レベル)は必ず取れる、という話をつらつらと書きます。

TOEIC勉強開始〜挫折まで留学経験なし。親も親族も全員、地方育ちの日本人。業務

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今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

AIブームで大量のデータが流通することとなり、アクセスが一気に集中する年末には「あけおめメール」の自粛依頼もありうる、と。。そのほか、AIによる「調査報道」や「スキルチェック」など、AIがらみのニュースには事欠きません。また、働き盛りのビジネスパーソンに「孤独」が広がっているという話題や、「嫌な仕事を断り続けたらどうなるか」という実験に真面目に取り組んだ学者チームの記事など、とても面白いニュースが

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今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

東京大学・鳥海研究室発AIベンチャー、TDAI Labさんによる「石丸旋風」分析によると、実は「なんとなく」支持していた人が多かったと。意外性があり非常に興味深いです。そのほか、ビッグテック同士が「裏で手を組んでいた」疑惑に関するスクープ報道に、東京キー局が主導するウェブニュース改革、さらにメディア史に残るかもしれない、プラットフォーム事業者による「ジャーナリズム支援基金」創設決定のニュースなど、

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「ニュース」と「ニュース風動画」の差は何か?徹底検証してみた話

「ニュース」と「ニュース風動画」の差は何か?徹底検証してみた話

どうでもいい日常をニュース番組風の紹介するYouTube動画が話題です。「新しい私服を購入した」「為替投資で65円儲かった」など…これがまた本当にくだらなくて、面白い。エンタメとして楽しむだけならそれでいいのですが、ふと、疑問に思いました。「これが本物のニュースになれない、決定的な違いは何なのか?」ーこんなことにマジメに取り組むこと自体が、すでにくだらないのですが笑、今回、徹底的に検証してみました

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今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

オリンピックで一躍話題となった「無課金おじさん」。情報社会の生き方にも通じるライフスタイルのヒントをもらえる記事は秀逸です。その他、「SNS中毒で学力ダウン」や「暴動にSNSが加担か」といったSNSに絡むネガティブなニュースと、それに対する「免許制度」や「AIシステム開発」など、画期的な対策に関する話題も目白押しなラインナップです。

①SNS中毒で学力ダウンスマホ依存やSNS中毒は、学力にまで影

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今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

今週の【情報通信をとりまく】気になるニュースまとめ

スマホ依存の娘との壮絶な闘いの記録についての記事は、読み応えあり、考えさせられました。スマホやSNSを手放すことはもはや考えられませんが、その仕組みや向き合い方は、常に改善を繰り返していく必要がありそうです。

①スマホ依存の娘との壮絶な闘いの記録読み応えあり、考えさせられました。

ーSNSの開発者たちが娘の次のスワイプを操作していることも、彼女の「人間としての未来」が最高入札者に売られようとし

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