Motoさん

IT業界にずっといて、大半は米国外資のポストセールス部門で働いてきました。 猫を飼って…

Motoさん

IT業界にずっといて、大半は米国外資のポストセールス部門で働いてきました。 猫を飼ってます。

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  • 外資アメリカンITテクニカルサポートマガジン

    外資系ITベンダーで長くテクニカルサポートを提供してきた経験を通して得た気づきを投稿していきます。

記事一覧

お勧めの習慣

何をやっても三日坊主に終わることの多い自分にとって、複数年続いていて、有益で、他の方にお勧めしたい習慣がある。それは10年日記だ。 1日のスペースに書けるのはほん…

Motoさん
4日前
3

人間は変われるか?

人間は変われるか?というテーマは自分にとってそこそこ大きい。 私は、自身の経験から、変わるのは容易ではないがしかし条件付きで変わることはできるのではないかという…

Motoさん
2週間前
4

故郷への思い

18歳で佐賀から東京(神奈川含め)に出てはや40年。 あっという間だった。 残念ながら父は2016年に旅立ったが、2024年の今日、母も健在だし兄もいるので、今でも故郷に帰省…

Motoさん
1か月前
1

涼しさを求めて夢は尽きない

#夏の1コマ

Motoさん
1か月前
4

老後の夢

まだ仕事を辞めた後や老後を語るには早いような気もするが、将来かなえたい夢みたいなものがあるので書いてみたい。 退職前にしたいこと こちらにも書いたがうちには老猫…

Motoさん
1か月前
8

お尻が震えたカンクン

もう24年前の話、2000年の9月、家内と私はハネムーンの行き先をメキシコカンクンと北米ラスベガスに決めた。 そんなに旅慣れていたわけではないのでJTBさんのパッケージツ…

Motoさん
2か月前
1

自分を持続可能とするために

自分は持続可能なのか? 現代を生きる人間にとってそれが最も重要な問いである。 現代とは? 色んな捉え方があると思うが、現代はVUCAの時代と言われている。 つまり、Vo…

Motoさん
2か月前
11

リモートワークについて

今頃なんだ?という気もするがリモートワークについて考えてみたい。 2020年のCOVID-19をきっかけにリモートワークは急速に広がっていった。 自社もIT業界ということもあり…

Motoさん
2か月前
5

猫のこと

元々は犬派だった自分が猫を飼い始めたのはもう10年以上前のことだ。 とにかく飼って良かった。 猫がこんなに可愛い動物だとは思わなかった。 お世話しているのかお世話さ…

Motoさん
2か月前
14

なぜビジネスにおいて素早いリアクションが重要なのか?

仕事の出来る人は大体反応が早い。 仕事が出来るから反応が早いのか、反応が早いから仕事が出来ると認められるのか? 無反応に対する我々の心の動き 人に何かをお願いす…

Motoさん
2か月前

リーダーシップとフォロワーシップは紙一重

フォロワーシップをとれる人が結局リーダー候補なのではないか? リーダーとは例えば以下のようなことを求められる。 リーダーは独善的と言われないようにみんなの意見を…

Motoさん
3か月前
3

Diversity and Inclusionに対する意識の根底にあるもの

大体どこの会社もDiversity and Inclusionは大事と言ってるが。。。 大体どこの会社も多様性は大事、違いを認め合い尊重することは大事だと言ってる。 しかしあまりピンと…

Motoさん
3か月前
2

会社の発展段階とそこで働く社員の適正

かなり以前からプロダクトライフサイクルや企業の成長サイクルで導入期、成長期、成熟期、衰退期という4つの段階があるという話がある。 そしてどの企業も、少なくとも私…

Motoさん
3か月前

企業文化を変えるということ

これからここに書くことは、書籍やトレーニングや人から聞いた話などのインプットと、実際に自分で経験したことが混在したものになると思うし、内容も非常に広範囲だと思う…

Motoさん
3か月前
1

外資ITテクニカルサポートのリソースバリエーション

外資ITテクニカルサポートの仕事は大体次の5つのリソースでカバーされる デジタル AI パートナーとの協業 アウトソース 社員 順番に説明すると、まずデジタルという…

Motoさん
3か月前

政治と金の問題はIT化/可視化が鍵

このところずっと政治資金規正法改正の件がTVで放映されているが、今一つ釈然としない 自民党案は中途半端だとか、岸田首相が他の党の意見を受け入れたから麻生さんと茂木…

Motoさん
3か月前
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お勧めの習慣

お勧めの習慣

何をやっても三日坊主に終わることの多い自分にとって、複数年続いていて、有益で、他の方にお勧めしたい習慣がある。それは10年日記だ。

1日のスペースに書けるのはほんの3-4行。もし1週間程度書くことを忘れたとしても振り返って書くのにそこまで負担感はない。なんせ3-4行なので。
なぜこれがお勧めなのかその理由について述べてみたい。

自分の成長の過程が垣間見える。書いてるのは同じ人間である自分なので

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人間は変われるか?

人間は変われるか?

人間は変われるか?というテーマは自分にとってそこそこ大きい。
私は、自身の経験から、変わるのは容易ではないがしかし条件付きで変わることはできるのではないかという仮説を持っている。

その条件とは二つある。一つ目は「変わりたい」「今より良くなりたい」という意志を持つこと。二つ目は「居場所を変える」もしくは「小さい変化を積み重ねること」あるいはその組み合わせだ。

33歳で外資ITのマネジメント職にな

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故郷への思い

故郷への思い

18歳で佐賀から東京(神奈川含め)に出てはや40年。
あっという間だった。

残念ながら父は2016年に旅立ったが、2024年の今日、母も健在だし兄もいるので、今でも故郷に帰省することはある。
しかしいつからだろうか。何か居心地が悪いと思うようになり、コロナ以降は実家に泊まらなくなってしまった。
滞在も長くても一泊二日だ。
理由はいくつかあるように思う。

一つ目は私のイメージの中での故郷と現実の

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老後の夢

老後の夢

まだ仕事を辞めた後や老後を語るには早いような気もするが、将来かなえたい夢みたいなものがあるので書いてみたい。

退職前にしたいこと

こちらにも書いたがうちには老猫がいるので、彼女が旅立つ前は今まで通り何も実行に移さず猫最優先の生活を過ごしたい。一方、来るべき日に備えて準備やら妄想は進めたい。今考えているのは以下のようなことだ。

妻にもうちいどパスポートを取得してもらい一緒に世界一周。但しまだ仕

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お尻が震えたカンクン

お尻が震えたカンクン

もう24年前の話、2000年の9月、家内と私はハネムーンの行き先をメキシコカンクンと北米ラスベガスに決めた。
そんなに旅慣れていたわけではないのでJTBさんのパッケージツアーで当時80万円くらい掛かっただろうか。

アメリカン航空でDWF(ダラスフォートワース)を経由してメキシコカンクンへ。
泊まったホテルはリッツカールトンカンクン。
当時はあまり日本人は見かけず、アメリカ人にとってのお手軽旅行先

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自分を持続可能とするために

自分を持続可能とするために

自分は持続可能なのか?
現代を生きる人間にとってそれが最も重要な問いである。

現代とは?

色んな捉え方があると思うが、現代はVUCAの時代と言われている。
つまり、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の時代だ。
つまり一寸先は闇でどうなるかわからないような時代だ。
そういった時代に自らを持続可能とするた

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リモートワークについて

リモートワークについて

今頃なんだ?という気もするがリモートワークについて考えてみたい。
2020年のCOVID-19をきっかけにリモートワークは急速に広がっていった。
自社もIT業界ということもあり、2020年春には全面リモートワークとなった。
それから約3年後の2023年初頭にReturn to OfficeというTopからの大号令で、まずマネジメントに週三日のオフィス出社が義務付けられ、それから暫くしてメンバーにも

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猫のこと

猫のこと

元々は犬派だった自分が猫を飼い始めたのはもう10年以上前のことだ。
とにかく飼って良かった。
猫がこんなに可愛い動物だとは思わなかった。
お世話しているのかお世話されているのか不明な日々。
いつか終わりがくることはわかってはいるのだが、最後の一瞬まで大事に大事に接していきたいと思う。

飼うことになった経緯

きっかけは自分たち夫婦ではなく、妻の母親のためだった。
長年妻の実家で飼っていた猫が旅立

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なぜビジネスにおいて素早いリアクションが重要なのか?

なぜビジネスにおいて素早いリアクションが重要なのか?

仕事の出来る人は大体反応が早い。
仕事が出来るから反応が早いのか、反応が早いから仕事が出来ると認められるのか?

無反応に対する我々の心の動き

人に何かをお願いする、確認するという行為はビジネスの現場では日常的に行われている。
この時、相手から反応がないと色々不安になってくる。
それがメールでのコミュニケーションだと以下のような感じだ。

他のメールに埋もれて見逃している? - 再送すべきか?

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リーダーシップとフォロワーシップは紙一重

リーダーシップとフォロワーシップは紙一重

フォロワーシップをとれる人が結局リーダー候補なのではないか?
リーダーとは例えば以下のようなことを求められる。

リーダーは独善的と言われないようにみんなの意見を聞かないといけない。

リーダーはみんなの意見がバラバラでも何かを選ぶ/選ばない決断をしないといけない。じゃないと決められない優柔不断なリーダーと思われる。

リーダーは困っている人に手を差し伸べないといけない。じゃないと冷たいリーダーと

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Diversity and Inclusionに対する意識の根底にあるもの

Diversity and Inclusionに対する意識の根底にあるもの

大体どこの会社もDiversity and Inclusionは大事と言ってるが。。。

大体どこの会社も多様性は大事、違いを認め合い尊重することは大事だと言ってる。
しかしあまりピンと来てない。
私が勤める外資の会社でも米国など他の西側先進諸国はピンと来てるが日本ではそうでもない。
例えば、入社面接とかで「Diversity and Inclusionについてどう思いますか?」という質問を日本人

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会社の発展段階とそこで働く社員の適正

会社の発展段階とそこで働く社員の適正

かなり以前からプロダクトライフサイクルや企業の成長サイクルで導入期、成長期、成熟期、衰退期という4つの段階があるという話がある。

そしてどの企業も、少なくとも私が在籍する外資ITにおいても、ある事業が衰退する前に次のお金のなる木を育てないといけないということで一生懸命努力している。
未来永劫成長し続ける製品や事業はないので、もしお金のなる木を作り続けることができない場合、それらの衰退と共に会社も

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企業文化を変えるということ

企業文化を変えるということ

これからここに書くことは、書籍やトレーニングや人から聞いた話などのインプットと、実際に自分で経験したことが混在したものになると思うし、内容も非常に広範囲だと思う。
それだけ企業文化を変えるというのは難しいことなのだ。

・そもそも人は変わるのが苦手

一昔前、Who moved my cheese?という書籍が流行った。
日本語タイトルは「誰が私のチーズを動かした?」だったと思う。
内容は如何に人

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外資ITテクニカルサポートのリソースバリエーション

外資ITテクニカルサポートのリソースバリエーション

外資ITテクニカルサポートの仕事は大体次の5つのリソースでカバーされる

デジタル

AI

パートナーとの協業

アウトソース

社員

順番に説明すると、まずデジタルというのは、製品の使い方、インプリ方法、トラブルシューティング方法について記載したものを、最近では製本せずPDF、Web Trainingなどの動画で提供すること。
また、特定顧客から寄せられたSupport Caseを通して得ら

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政治と金の問題はIT化/可視化が鍵

政治と金の問題はIT化/可視化が鍵

このところずっと政治資金規正法改正の件がTVで放映されているが、今一つ釈然としない
自民党案は中途半端だとか、岸田首相が他の党の意見を受け入れたから麻生さんと茂木さんが機嫌悪いとかそういう話だが、そんなことには興味がない。

とにかくIT化して可視化してほしい

外資に長く勤めていると、経費精算は随分前から会社のコーポレートカードを使って行い、レシートもスマートフォンで写真撮って精算はConcur

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