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自分を持続可能とするために

自分は持続可能なのか?
現代を生きる人間にとってそれが最も重要な問いである。

現代とは?

色んな捉え方があると思うが、現代はVUCAの時代と言われている。
つまり、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の時代だ。
つまり一寸先は闇でどうなるかわからないような時代だ。
そういった時代に自らを持続可能とするためにはどうすればいいか?

学ぶしかない

生きていくためには学ぶしかないというのが結論だ。
しかし時代に合わせて新しく出現するものはいつの間にか習得できるのであまり心配する必要はない。
例えばスマホの使い方は誰かから教わるというより使っている内に試行錯誤(ぐぐることも込み)で、なんとなく覚えてしまった方が大半だろう。
そうではなく意識的に学んだ方がいいのは、お金、人間関係、健康についてだ。
大体これが人生に立ちはだかる三大問題だからだ。
一つ一つ、しかし簡潔にみていこう

お金

世の中はインフレだ。それに一役買ってるのが円安だ。輸入に頼ってる日本は物価がどんどん上がるし海外旅行など高くついて行ってられない。少子化が進み将来の年金はあてにならないが、今のお年寄り養うのに税金も社会保険も取られ放題だ。そして賃金もなかなか上がっていかない。非正規雇用が多いからか。都心の不動産は高騰し、もうマンションも手が出ない。
円安を嘆いていたら今度は日銀が変なタイミングで金利を上げて、米国の中央銀行FRBが金利を下げるもんだからドル資産もウナギ下がりだ。
ホント、ぱっとしない話ばっかり。
しかしこの状況でもなんとかしないといけない。
そのためには学ぶのだ。

  1. 景気のいい産業を見極めてそこに身を置く - これをやらないと昇給は期待できない。なお、その産業が、会社が斜陽化したらリスキリングして別へ移ることを考えるべき。

  2. 毎月少しずつでも積立国際分散投資。よくわからなければ既にリスク分散されているオルカンとかS&P500をドルコスト平均法で買い続けるのも一案。

  3. 制度は徹底的に利用する。もちろんIndex投資でNISA / IDecoをフル活用。自分だけでなく家族全員分やる。

  4. 節税の観点ではふるさと納税もいいだろう。

  5. それでも予想外に所得が増えすぎたら、償却狙いで不動産や太陽光などへ投資し、サラリーマンの方は個人事業主の青色申告申請をして経費計上を始め、さらには贈与、相続などの節税対策をしっかり行う

  6. 細かいが確定申告後の納税や予定納税などはポイントが稼げるスマホアプリでの納税が望ましい

  7. ついでに自分ばかり儲けると大体ろくなことないので、節税はした上でしっかり納税は行い、その上で困ってる方に寄付するなど社会貢献をすることが重要

次に人間関係だが、これについては非常に多くの学習ポイントが存在するので昔からあるロングセラーのそれっぽい本を読んで実行し、おそらくしばらくすると忘れるのでまた振り返って学んで実行の繰り返ししかない。
人間の脳は一万年以上変わってないので悩みのポイントも大体同じ。少しばかり仕事で成功したからといって威張っていると嫌われる、でも自分では気付かないとかシンプルなものが意外と多い。
後、学び続けるとそれなりの人格者になるので、類似の人が寄ってくる。そうするとそういう人達との会話の中でさらに学びに磨きがかかるようになる。

最後に健康だが、これの王道は、バランスの良い食事、たっぷりの睡眠、そして運動だ。そして定期的なメディカルチェック、それでも心配な方はDNA鑑定で遺伝からかかりやすい病気を把握して気をつけていれば大丈夫。

このお金、人間関係、健康という順番には意味がある。
お金をきちんと稼がないと、いい人も寄ってこないし、結婚も難しいし、バランスの良い食事も期待できず健康にも悪いということで負の悪循環に入る。

なんだ結局言いたいことは「世の中金ってことか?」じゃない。
よーく一番最初を見てほしい。
全てのスタートは、どの産業、会社、場所に身を置くのか?なのだ。

そんなことしたら、給与の高い超人気職種に人が集まると嘆かれる人がいるかもしれないが、そうなるとその職種は給与が下がるようにできてる。
資本主義においてはなにごとも需給で決まるので。

待ちの姿勢では駄目。
持続可能な未来のためにはまず自分が持続可能になる。
そのためには自らの人生において何が自分にとって大事か学び続ける、そして選ぶ。失敗したら学習して選び直す。何度でもやり直す。
それが大事だ。

#未来のためにできること

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