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【V】あまり知られていない「脱水」の症状と対策

梅雨入りしてしばらく経ちますね。
みなさま、ご機嫌いかがでしょうか?体調崩されたりしていませんか?

気温と共に湿度もぐんぐん上昇⤴し、不快指数もぐんぐん上昇⤴するこの季節。昨今の気候変動も相まって、気分や体調を損ねる方も多いと思います。

ゲームで言うと、HP(体力)ではなくLP(生命力)が直接、削られていくカンジ。たまりませんねw。
あ、ロマサガやりたい。
(↑内容と関係ないお話はおやめくださいw)

血液、内臓、自律神経、免疫系など、あらゆる体内のシステムも狂いやすく、逆にこの季節に体調が良い方はすごい!と思いますw。
ほんとに完全無欠の健康な人か、あるいは身体感覚がマヒして不調すら分からなくなっているヤバい人wか、のどちらかです。

つまりこの季節は健康人か病人か、という「極端な人」だけが、どうもないwんですね。大多数の人は「何かしら不調があって」当たり前、ともいえます。
この季節は特に、多少の不調があってもあまり気に病まないようにしましょう。そのほうが気持ちが楽になりますw。

私自身も脳幹ストレッチのおかげで、今年はだいぶ精神・肉体共に助かっていますが、良くなっていた肩の痛みがまた少し出ています。
普段は爆睡wのこの私が、昨夜は中途覚醒が一回ありましたし。

我が眠りを妨げるのは誰だ……!
(↑久々に厨二病発作wも出ました)

まあ「これくらいの不調で済んでいる」と思えば、脳幹ストレッチやってて良かったです。
ありがた〜や、ありがた〜や。


ということで、たまにはベジタスらしいお話をいたしましょう。(たまには、て……)
こんな季節に起こりやすい「脱水」のお話をいたします。


「脱水状態」は気付きにくい

この季節に誰もがなりやすくて気をつけるべき身体の異常。それが、「脱水」です。

まず、脱水状態の厄介なところをお話します。
脱水、といえばたいてい「熱中症」が思い浮かぶと思いますが、熱中症は脱水が進み、かなり重症化した状態です。
だから、熱中症になる前に、脱水状態に気付く必要があります。

実は、人によっては脱水状態は非常に気付きにくいのです。

「え?喉の渇きで分かるやん?」

と思った方。
それは健康な人の場合のお話です。

身体全体の「水」を司るのは「腎臓」です。体内の水分調節は腎臓が行っています。

腎臓のことはここでお話しています↓

腎臓が健康できちんと働いてくれれば問題無いのですが、腎臓に何らかの異常がある場合、脱水には気付けないことが多いです。

熱中症にかかる方に対して、
「何で水を飲まなかったんだ?」と、不思議に思ったことはありませんか?

実は「喉の渇きを知らせるはたらき」も、腎臓が担っています。だから、腎臓が弱っていると、喉の渇きも分からなくなり、熱中症のような重篤な症状にならないと脱水が分からないわけです。

熱中症だけじゃない!?意外な脱水の症状

あと、脱水の症状は何も熱中症だけではありません。
ヒトの身体は6〜7割が水分なので、その割合に異常が出ると身体全身のいたるところに異常が起こります。

まず最初に起こりやすいのは、筋肉や関節の異常です。
これは脱水が起こることで血流が悪くなり、体内のミネラルバランスが崩れ、特にカルシウムやマグネシウムがうまく働かなくなって起こります。

私自身も肩の痛みが出た、と冒頭に言いましたが、これは軽い脱水の症状です。
肩こりとよく似た症状なので、分かりにくいです。
腰痛や膝の痛みだったり、足などがつったり(こむら返り)もします。

神経にも影響が大きいので、頭痛や睡眠障害、めまいなども起こります。
もちろん精神にも影響しますから、気分の落ち込みややる気・根気がなくなったり。とにかくいろいろな症状が出ます。

この季節にこういった症状が強く出る方は、たいてい「脱水」です。(まさかのw)
私も最初はこれらの症状が「脱水」が原因とは知りませんでしたwので、お気をつけくださいね。

水を飲めばいいってもんでもないw

では、「脱水」を予防したり治療にはどうすればいいのでしょうか?

「気付けないなら、もう常に、ガブガブ水を飲むしかない!!」

と思った方。少々お待ちくださいw。
それは、アカンやつです。

一般的には水分を摂ることこそ、脱水の対処法だと思われがちですが、はたしてそうなのでしょうか?


たとえばスポーツ選手など、高温にさらされても脱水状態にならず、体温調節ができて適応できる人もいます。

「そういう人は、いつもちゃんと水分を摂っているからでしょ?」

と思われるでしょう。
ところが、私の世代以上(いわゆる昭和世代w)の方なら分かると思いますが、昔は真夏の炎天下での部活中も、

「水飲むな!!」

と言われてましたねw。

私は小学校で剣道、中学校でテニスをしていましたが、隠れてトイレの手洗い場の水をなんとか盗み飲んだりしていました。

トイレの水!?……いやいや、水飲めるなら、トイレとかもう、どーでもいいんですよ。防火水槽の水すら、濾して飲んでやろうか、なんて思ってたくらいですからw。

明らかに水分不足で干からびそうになりながら部活していましたが、今考えると日射病(昔は熱中症のことをこう呼んでいましたね)になる部員はほとんどいませんでした。

これはどういうことでしょうね?


もちろん適量の水分摂取は重要です。
(今、上記のようなことすれば大問題ですから、決してマネしないでください!)

ところが、水を飲んでいても脱水になる人はなってしまいます
実は水分摂取だけでは「脱水状態」の予防や回復はできません。やはり、腎臓をはじめとする内臓や血液のはたらきが重要になってくるのです。

オススメ脱水解消法

結局、血液や内臓の疲弊が「脱水」も引き起こしているので、その原因である「過食」がいちばんの元凶です。特に糖分やアルコールなどの毒素は影響が大きいので少なめに徹したいところです。

また、先ほど水分補給は大事とは言いましたが、短時間でのイッキ飲みwは内臓を冷やすので、かえって逆効果です。
最悪、「水毒症」という命に関わる病気になることもありえます。

水分を摂るなら、果物や野菜に含まれる水分のほうがはるかに効率的に摂取できます。カルシウムなどの重要なミネラルも同時に摂れますし。
もちろんこれらも、食べ過ぎると身体を冷やし、腎臓の負担になります。ポイントは、水分も「過剰に」必要ではないことを理解することです。


今回、久々に真面目にお話をした気が……(オイ!)
まあそれくらい、「脱水」は恐いですから。
逆にこの季節の脱水さえクリアできれば、この後の秋冬のコンディションは整えやすくなります。そういう意味でも、今の時期の体調管理は大切です。

冒頭に言いましたように、あまり気を遣い過ぎてストレスになるのも本末転倒です。
いつも言っていることですが、できるところから少しづつ、やってみてくださいね。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!まいけるでした。

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