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#読書の秋2022

noteで本をおすすめしあおう!読書感想コンテスト「#読書の秋2022」を7つの出版社とnoteで合同開催します。好きな本の感想や作者へのファンレターを書いてnoteに投稿してください。文章はもちろん、マンガや写真、動画など形式は自由です。

人気の記事一覧

ブルーマリッジ

カツセマサヒコさんの新作やっと読了しました。 内容今の時代だからこそ共感できる内容で、 今の年齢だからこそ理解できる内容だなと思って。 パワハラとかモラハラとかこういうことって、ここ最近敏感になった言葉じゃないですか。これが数年前だったらあんまりしっくりきてなかったのかなって。 そして自分自身が20代後半になって、結婚を考えるようになったのと、社会人になってある程度の社会での働き方を理解し始めたからこそ共感できる内容で。 これが、10代の学生時代に読んでいたらまた感想

読書の時間 休みの日はゆっくりと……

はじめに 東海地方も梅雨入りした。休みの日はどこにも行きたくない。湿度は高いし外出は避けたい。室内でできることを考える。リラックスできて仕事の疲れを癒せることが一番。リラックスといったら、ヨガとかストレッチ、ピラティスなどがあるが、すぐにできるものではない。身体のリラックス法は前に述べたものかもしれないが、いつでもどんな時でも気軽にできることと言ったら私は読書を選択する。なぜなら読書が好きだから…… 読書をする前に 読書に集中するとき必ずと言っていいほど喉が渇き水分が

【読書会_開催報告】第6回_Yokohamaゆったり読書会(24年9月8日(日)開催)

▽はじめに 2024年9月8日(日)第6回 Yokohamaゆったり読書会を開催しました。今回初参加の方5名を含む8名で開催しましたが、脱線トークも含め楽しい時間となりました。(ご参加者の皆様ありがとうございました!)以下、開催報告になります。 ▽開催場所 今回も桜木町のレンタルスペースをお借りしました。桜木町駅徒歩1分でアクセスも良く、キレイな内装であったので、また利用したいと思っています('ω') ▽自己紹介・アイスブレイク まず自己紹介とアイスブレイクを行いました。

【読了】サロメの断頭台(夕木春夫/著)

■著者紹介:夕木春夫 ・1993年生まれ  ・本格ミステリやサスペンスを中心に活動。 ・緻密なプロットや意外性のある展開が特徴。 ・読者に驚きと考えさせられる作品が多い。 ・文学賞の受賞歴があり国内外で評価が高い。 ■あらすじ ①:油絵画家の井口は、祖父が購入した置時計の件で元泥棒の通訳 蓮野と共に、来日した富豪ロデウィック氏を訪ねます。ロデウィック氏は、井口のアトリエで彼の未発表作品がアメリカで見られたことを告げます。 ②:井口は、自分の作品が盗作されたと考え、蓮野と

食欲の秋、読書の秋、そして………スポーツの秋

私は恥ずかしながら春夏秋冬季節を感じるために、紅葉を観に行ったり、初冠雪した富士山を観に冬を感じたりすることが、不規則な仕事をしていたためなかなかゆっくり感じることができませんでした。 しかし今年は違った。 私は自己紹介にも書いた通り、20年以上介護の現場で働き8月に念願の相談員に転職(転属ともいうべきか)することができ、身体も以前より健康的になり、規則正しい生活を送っています。 なんて気持ちがいいんでしょう〜〜笑 さらに健康診断でも悪玉コレステロールの数値が基準値まで

本棚は「私のトリセツ」だ。

本棚を見ると、 「今の自分」がわかる。 何に興味があるのか。 どんなことに悩んでいるのか。 タイトルを見るだけで、 興味の矛先が分かってしまう。 あなたの本棚は、 今、どんなラインナップだろうか。 自分が分からない人ほど、本棚を見てみよう。 私は読書習慣ゼロから、 年間120冊読むようになった。 最初は「片付け収納」の本を 大量に読んでいたのを覚えている。 もちろん、 片付けに興味があったからだ。 次は、 心理学、自己啓発、 ビジネス関連の本だった。 個人事業

「黒影紳士」season2-1幕〜再起の実〜 🎩第四章 幻影の実

――第4章 幻影の実――  「何を言っているのか自分で分かっているのか?それじゃあ態々、敵の懐に飛び込みに来たって言うのか」  風柳が呆れて言った。 「私と黒影がそんな事、手伝うわけないじゃない。そもそもサダノブだってその1/100に選ばれるかなんてまだ決まってないわ」  白雪は幾ら黒影でもそんな事になって欲しくないからこそ、必死で否定する。 「今日、夢に見た。  真っ赤な炎の中、いつものキャンバスと額縁の中に我々は確かにいた。サダノブはまだ見た事も無いから確かに選ばれるか

パンプキンスープを読むと、わたしは無性にアヒルになりたいと思ってしまう。

こんにちは、ショコラリスト®︎サユリです。 だんだん肌寒くなってくると、ほっくり体も心もあったまるパンプキンスープが恋しくなります。 そんなパンプキンスープをモチーフにした美味しい絵本はいかが? 毎年、ハロウィンの時期に我が家の棚に飾られるこの絵本、秋らしい暖かみのある色使いもこの時期のインテリアにピッタリ。 イギリス🇬🇧の女性絵本作家、ヘレン・クーパーの作品で、わたしの大好きなおすすめ絵本です。 森の奥深くに住む、猫とリスとアヒルのお話。 3匹は仲良しで、パンプキ

愛書狂とインフルエンサー 〜神保町古本まつり(ブックフェスティバル)で出会った人々

 三連休初日の今日は神保町の古本まつり(神保町ブックフェスティバル)に行ってきました。この古本まつりはいつもは暗い店内に引きこもっている古本たちが一年に一度の晴れ舞台とその日焼けし切ったフルボディを晒しまくる超豪華な祭りなんです。古本たちはあなた綺麗じゃないとか、互いに心にもないことを言いながら、我こそが神保町美人本、ブックオフの100均ブス本とは違うわと軒先や向かいの道路脇で昔の吉原の女郎みたいに通行人にあたいを買ってとアピールするんです。  この古本まつりにはそんな神保

7つの出版社とnoteで合同開催した、読書感想コンテスト「#読書の秋2022」の入賞作品を発表します!

2022年10月12日から約1ヶ月半開催した、読書感想を募るコンテスト「#読書の秋2022 」。期間中(10/12-11/30)には、9,457件もの作品をご応募いただきました!本を読むことのたのしさが伝わってくるような作品をたくさん投稿いただき、ありがとうございます。 noteでの応募作品一覧は、こちらをご覧ください。 note運営事務局が選出した「note賞」と、各出版社が選出した受賞作品が下記のように決定いたしました。 ▼note賞一周忌での“新作”「無人島のふたり

読者の秋、妄想の秋

毎度、米チャンプルーです。 友人から素敵な画像が届きました。 こんなベンチに座って、 好きな本を読みながら、 物思いに耽るのもいいですよね イメージとしては、 ビジネス本ではないかな? サスペンスはどうかな? サスペンスでイメージすると、 なんだか寂しげなベンチに感じてきました ファンタジーがいいかな? そう思うと、今にも小人が出てきそうなベンチに見えてくるから不思議 近々、栃木の方に行くので、 紅葉を楽しみながら読書しようと思います。 ではでは〜^ ^

noteで本をおすすめしあおう!読書感想コンテスト「#読書の秋2022」を7つの出版社とnoteで合同開催します。

noteで読書感想を募集する投稿コンテスト「#読書の秋2022」を、今年も開催します! 好きな本の感想や作者へのファンレターを書いてnoteに投稿してください。文章はもちろん、マンガや写真、動画など形式は自由です。 今年は「今こそ読んでほしい、この本。」というテーマで、7つの出版社と各ジャンルで活躍する8人のクリエイターに、合計33タイトルの推薦図書を選んでもらいました。この機会に、あたらしい本を読んでみませんか? 出版社の推薦図書についての投稿は、各出版社の編集者や著

藤田文武『40代政党COO日本大改革に挑む』を読む

維新の藤田文武さんの著書『40代政党COO日本大改革に挑む』が出版されました。 出版お披露目もあって、先日ネットメディアSAKISIRUでウェビナーがありました。 私も疑問に感じたことを遠慮なく聞きました。維新に厳しめな質問ながらも、藤田「COO」から丁寧に回答も頂きました。 大阪維新の会のチャンネルでも新著についてインタビューされてます。 ただ、自党メディアですので当然ヨイショあります。佐々木りえ大阪市議・元グラビアアイドル様の美貌やミニスカが (・∀・)イイ!!と

【君は君で、私は私。それがいい】『たのしいムーミン一家』トーベ・ヤンソン/著(講談社)

みんなちがって、みんないい。 個を大切にするムーミンらしさがぎゅっと詰まった、ムーミン初心者にもうってつけの一冊。 おすすめ度・読者対象・要点おすすめ度 ★★★★★ 読みやすさ ★★★★☆ 小学4〜 どの世代も ただ、大人にはくどいと感じる表現もあるので、大人の目線で読みやすさは★4 春。スナフキンが帰ってくると、ムーミンたちは冒険に出かけ、そこでムーミンパパのシルクハットにそっくりな帽子を見つける。帽子を持ち帰ると、ムーミン谷では不思議なことが起こるのでした。 好き

おさつバターと栗ご飯

お久しぶりです。塩屋です。 ここ数日で、朝と夜は、涼しくなり、秋の匂いが香るようになってきました。昼間の太陽はまだまだ暑いですが、秋ももうすぐそこまで。というこの頃。 私は、この1ヶ月半ほど、台風による気象病やら、コロナやらでダウンしておりました。 季節の変わり目は、自律神経が乱れて、体調を崩しやすいので、より気をつけていきたいと思っております。 秋といえば、皆さんは、何を思い浮かべますか? 私は、食欲の秋と読書の秋でしょうか。 おさつバターフラペチーノ スターバ

出会いに感謝📚

散策中に素敵な看板を発見し、立ち寄りました♡ 狭しスペースにぎっしりと本や音楽他諸々ある空間。レトロ感満載でテンションが上がりました♡ 個性的なお客様がちらほら… さすがオシャレな街…♡ 素敵な古本屋さん‼︎ これぞタイムスリップ★☆★ 是非覗いてみて下さいね♪

eliaの本棚、はじめます。

 この度、神保町にある共同書店「PASSAGE by ALL REVIEWS」の棚主になりました! あこがれの本屋さんをはじめます。 本の街・神保町の共同書店 「PASSAGE by ALL REVIEWS」は、2022年3月にオープンした一棚一棚に店主がいる共同書店。無料書評閲覧サイト「ALL REVIEWS」の延長という位置づけだという。プロデュースは仏文学者の鹿島茂さん。新聞の書評欄でよく記事を読んでいた。  PASSAGEを知ったのは、お名前は覚えていないのだけれ

【読書感想文】ドミノ 著:恩田陸

始めに  人間が多いのは嫌いである。密集する満員電車も、人口過多の夏フェスも、出来るならば避けて生きたい。  第一に考えてみたまえ。人が多い状態にはデメリットが多すぎるのだ。関係性の無い他人ならまだマシである。邪魔なだけだ。  一方で、関係性のある人間が集まれば、この薄汚い顔で八方美人をしなければならない。気を遣った挙げ句、煮え湯を飲まされる危険と戦いながら。誰かが成功すれば、唇を噛みしめて拍手を送り、自分が上手くいけば、後ろ指を指される。そんな妬み嫉みと向き合いながら。と

eliaの本棚、最初の本たち。

 神保町にある共同書店「PASSAGE by ALL REVIEWS」で、小さな本屋さんをはじめました。 オープンに向けて選んだ本たち 本棚オープンに合わせ、過去のnoteの記事を振り返り、記事の中で触れた本の中から選んだ7冊をご紹介します。旅をテーマに選びました。 『遠い太鼓』 (村上春樹)  ギリシャに行きたいな、と思わせてくれた一冊。1986年から3年間という、村上さんが、ちょうど「ノルウェイの森」などの大作を書き上げたころのエッセイだ。この時期、ギリシャ、イタリ

【オススメ本】なぜイーロンはTwitterに手を出した?イーロン・マスクの秘密が詰まった一冊

さて、皆さん、「イーロン・マスク」と聞いてどんなイメージをお持ちですか?彼の冒険的なプロジェクトやメディアでの発言でのイメージはもちろん、多くの人が知っていることでしょう。 しかし、私が最近読んだある本を通して、彼のもう一つの顔や、彼が背負う思い、そして彼の真骨頂を垣間見ることができました。 今日の記事では、イーロンマスク初の公認自伝を少し紹介してみようと思います。 『イーロン・マスク』ってどんな本? この本は、ただの伝記ではありません。現代のビジネス界での「レジェン

誰でも発信できる世の中だから【#読書の秋2022】

どうして今、この物語なんだろう。 noteの読書感想文企画、#読書の秋2022の推薦図書に、横山秀夫・著『クライマーズ・ハイ』 が含まれていることを知って、率直にそう思った。 20年近く前に刊行された当初、本屋大賞でベストテン入りし、後に映像化もされた人気作。 あまりに有名になりすぎて、これまで手に取るきっかけを失っていた。 名作とは聞くが、ハッキリ言って「何で今さら?」。 読み始めるまで、そんな思いが拭えなかった。 物語は日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落した、198

若松英輔著「悲しみの秘義」は、創作者の魂を教えてくれました。

みんなのフォトギャラリーよりmiho様からイラストをお借りしました。ありがとうございます。私は、若松英輔著「悲しみの秘義」の単行本を読んだのですが、単行本の間に、紺と紫を混ぜたような薄い紙がはさまっていたので、イメージの近いイラストを選びました。はさまれていた紙より、色づかいが、明るいですが、きれいなので、こっちも好きです。 喋々(ちょうちょう)です。 以後、よろしくお願いいたします。 今回は、読書感想文です。 私は「読書の秋2022」の記事をすべて読むという無謀なことを

書評「対話型マネジャー 部下のポテンシャルを引き出す最強育成術 」

最近マネージャーとしてのレベルを上げたく、このような本を読んでいるのだがハッとする気づきや学びが多くとても楽しい。 名プレイヤーは名監督であらず、という言葉があるように人を動かす能力と動いているのとでは視座・視点が全く異なるので、0から新しいことを学べている点は非常に大きい。 話を戻して本書で学びになった点は「機能するFB=気づきを与えて自発性を持った軌道修正が行われていく」「言語化をせかさずに、まずは部下に気持ちよく話きってもらうことを大切にしよう」「知らないから愛や関

読書に疲れたら読書抜きをすればいい。そんな事を書きました。 読書抜き https://note.com/natujikan/n/n0d8564ff8719

📘俺たちバブル入行組 池井戸潤

「夢を見続けるってのは難しいもんだ」(p.349) 半沢直樹と父の会話で、父が銀行員になる前に息子に伝えた言葉。半沢の心にずっと残り、彼を突き動かし続ける原動力となっている大切な言葉に感動しました。 「夢を見続けることはとてつもなく難しいことなんだよ。その難しさを知っているものだけが、夢を見続けることができる」(p.355) 波乱万丈で痛快なエンタメ要素のあるストーリーも素晴らしかったですが、道徳的な要素がたくさん語られていた本でした。 「大変なことが多い時こそ、前に突

「大丈夫。きっと上手くいかない」|【読書セラピー】絶対悲観主義|成功を期待しない仕事哲学

「大丈夫。きっと上手くいく」 なんて根拠のない自信よりも もっと確信を得て 自信をつける方法がありました。 それが 「大丈夫。きっと上手くいかない」 どうも 安全・安心と絆でつながる キャリアコンサルタントのタルイです。 今回は日々の仕事に とてもカンタンに実践できて 失敗してもダメージを負わない 夢のような方法を知ったので ご紹介します。 「絶対悲観主義」 とっても後ろ向きな タイトルですよね笑 かつて作家のオスカーワイルドは 「楽観主義者はドーナツの輪を

¥100

『2022年に読んだ本』3選

映画を後回しにして、例年目標の100冊到達。 色んな意味で自分がめでたい。 はじめにくくれない! と言い訳していたものを、ジャンルだけでなく、期間でも区切り立体的に括って書くことした。 これでほぼ無限だ。 noteで読書感想文を書くのはおそらく初めてだ。 紹介したい! と思った本は、帰するところというべきなのか、いわゆるビックネームたちの書いたものになってしまった。 でも、本屋さんで、きっと一番最初には手に取らないであろう本たちを。 内容にとっても触れています。ご注意

読書の秋にチェックしてほしい、みんなのおすすめ作品まとめ。文学フリマやコミティアの出展情報も。

季節やトレンドにあわせて、月替わりのテーマでお送りしているnoteの特集。関連ハッシュタグ(お題企画)付きで投稿された記事を、まとめて紹介しています。 11月のテーマは、「読書の秋 おすすめ作品紹介!」です。 特集に合わせてカテゴリごとに募集しているハッシュタグには、すでにすてきな作品があつまっています。 「#読書の秋2022」 「#マンガ感想文」 「#私の作品紹介」 「#文学フリマ」 「#コミティア」 この記事では、特集に合わせて投稿されたすてきな記事をまと

【読書】死にがいを求めて生きているのby朝井リョウ

こんばんは。 最近、IKIGAIなど人生の意義を問う本が多いと思いませんか。 その理由はなぜだろうと考えていたのですが、現代の情報化社会において他人との距離が縮み容易に連絡が取れるようになった環境下で孤独を感じる人は少なくないのでは?また周りと自分の人生を比較して自分の人生が不幸であるかのように感じてしまうことがこの問の原因ではないだろうかと私は考えます。 また個人的に感じるのは、生きがいなどなくて適度に満足した忙しさや何か没頭することができることなのか!?とも思いました。

岡本太郎展で「美意識」を鍛えてきた!笑

こんにちは! 三笠書房の3年生編集者です! 日増しに寒くなってくるようで、秋の訪れを感じますね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?? 秋といえば「芸術の秋」! ということで、東京美術館の「岡本太郎展」にやって来ました! そこで面白いことに気がついたので、今日は皆さんにご報告したいと思います! ■ とっておきの「美意識」トレーニング法! 僕は、友達とよく美術館に遊びに来るのですが、「普通に観ても退屈……」ということになれば、よくやるクイズがあります。 それは「タイ

【2022年11月版】創作のネタ探しに!11月の創作カレンダーができました

江崎道朗 氏の『米国共産党調書』を読み中。驚きの嵐 日米戦争へ米国共産党がさまざまなところへ入り工作を行っていることが… 「えっあそこも!どこでもかしこでも」 今も色々と工作があるのだというような目を持ち、街の景色やSNSを含めた情報を見なけれなば。あと1/3続きが楽しみ。

歴史思考について

深井龍之介著の「歴史思考」について考察してみたい。 深井龍之介さんは、ポッドキャスト「歴史を面白く学ぶコンテンツラジオ」でお馴染みの方である。 この本のテーマは現代人の悩みに関するアンチテーゼである。 深井さんは、コンテンツラジオ聴取者の感想から、「悩みから解放された」「気持ちが楽になった」など言う意見を聞いて、悩みと歴史という何の接点もなさそうなキーワードに興味を抱く。 そして一つの結論を提示する。 それは「メタ認知」を高めることが、悩みを解決する方法なのではないかというこ

【文庫本の世界】カバーの先の装丁デザイン

はじめに 私は、本を文庫で購入することが多い。 ひとつは経済的な理由からだが、もうひとつには、本棚に並べた時の背表紙の統一感が好きだという理由もある。 装丁の世界で言えば、文庫本よりも単行本の方が、デザインや用紙に趣向が凝らされている。カバーを外した本体表紙においても、その作品独自のデザインがあしらわれており、唯一無二の世界が広がっている。世の中には、カバーを取った表紙デザインだけの展示会も存在するくらいだ。 しかし。 文庫本には文庫本の、装丁の良さがある。定められ

小説、マンガ、エッセイ、イラスト。みんながおすすめする作品に出会える特集がスタート!

季節やトレンドにあわせたテーマで投稿をつのり、集まった記事をまとめて紹介するnoteの「特集」。11月のテーマは「読書の秋 おすすめ作品紹介!」です! 特集に合わせてカテゴリごとに募集しているハッシュタグには、すでにすてきな作品があつまっています。 「#読書の秋2022」:みなさんがおすすめする本をご紹介 「#マンガ感想文」:みなさんがおすすめするマンガをご紹介 「#私の作品紹介」:noteに投稿された小説、マンガ、エッセイ、イラストをご紹介 「#文学フリマ」:クリエ

「読書の秋」に読んでほしい作品は?おすすめの本やマンガの感想、自分の作品の紹介記事を募集します!

季節やトレンドに合わせたテーマで投稿を募り、集まった記事をまとめて紹介するnoteの「特集企画」。11月1日からは「読書の秋におすすめの作品」を紹介する特集をはじめます。 みなさんの思う「読書の秋」にぴったりなおすすめの作品を教えてください!読んだ書籍や連載などの感想はもちろん、自分が創作した小説やマンガなどを紹介する記事もお待ちしています。 すてきな記事は、後日公開予定の特集ページに掲載させていただきます。 たくさんの投稿をお待ちしています! 今回募集するお題募集する

クリエイターと出版社が選ぶ「今こそ読んでほしい、この本。」──「#読書の秋2022」推薦図書33タイトル

開催中の読書感想コンテスト「#読書の秋2022」。好きな本についてnoteに投稿すると、賞品がもらえるチャンスがある、「読書のお祭り」です。 今年は、「今こそ読んでほしい、この本。」というテーマで、クリエイターや出版社に推薦図書を選んでもらいました。名作小説から話題のビジネス書、エッセイまでバラエティ豊かに揃っています。この機会にあらたな本に触れてみませんか? 推薦図書■有賀薫さん(スープ作家) 『川っぺりムコリッタ』荻上直子/講談社 『かもめ食堂』『彼らが本気で編むと

読書感想文の書き方のコツも。書評家・三宅香帆さんに学ぶ「“好き”を伝える文章講座」レポート

これまでに8冊の本を出版し、メディアでも多数の連載を持つなど、書評家・作家として大活躍されている三宅香帆さんに、「好き」を伝える文章の書き方を教えていただく講座を開催しました。 この記事では、三宅さんの文章メソッドのポイントをお伝えします。開催中の読書感想コンテスト「#読書の秋2022」に参加しようと思っている方はもちろん、好きなアイドルやアニメなど“推し”について文章で伝えたい人に参考になる文章術です。 (講座の全編をご覧になりたい方は、アーカイブ動画をどうぞ) 「伝

出版社では「こんな年賀状」作ってます!

こんにちは! 三笠書房の3年生編集者です! 早いもので、今年も残り1か月半となりました。 年末に向けて何かと忙しくなる中、皆さんはいかがお過ごしですか!? ■ 三笠恒例の「年賀状キャッチコピー」大会! 年末の準備といえば、「年賀状」ですよね! 町の書店では「年賀状のレイアウト集」や「ペン習字」の本が並び始めて、年末を意識させられます。 ところで、三笠書房の社用年賀状は、例年「新年の抱負」を表すキャッチコピーを掲載しているのですが…… そのコピーは、三笠の編集者部

名古屋の古本屋がステキすぎる。

1週間ぶりというか1週間過ぎての更新です。 仕事がたまって・・・というよりは、読書やゲーム、家族談話に時間をかけていました。 その間に得た知識や情報をまた発信していきます! さて、金沢の古本屋に行ったことを記事にしましたが、今度は名古屋に行ってきました! もともとは名古屋で開催された古本まつりが目当て。 だけど、残念ながら私の趣味と合わず・・・ 戦前戦後の本や小説が多めで、美術館図録や文庫、歴史関係が好きな私とは方向が違っていて断念しました。 でも、ここまで来て帰る

自分を変える「身口意」の法則#読書の秋2022

すごい本だなと思いました。 なにせ、目次を眺めているだけで泣きそうになったから……。 ・自分に正直に生きる 〜人は自分に対して自覚のない嘘つき ・言葉は「意味」よりも「意図」が大事 〜「なぜ、何のために言うか」を意識する ・存在に対して敬意を持つ 〜無条件の敬意が人間関係を変える ……など 色々な自己啓発本を読んできたけれど(笑)こんなにも力強い本に会うのは久しぶり……。 というわけでご紹介させていただきます🙌 一文一文を噛みしめながら読んでほしい一冊です。

こんな本を待っていた!【読書日記】最高のチームはみんな使っている 心理的安全性をつくる言葉55

突然ですが、 あなたの会社では 若い社員がやる気をなくす 「一言」が飛び交ってませんか? どうも 安全・安心と絆でつながる キャリアコンサルタントのタルイです。 久々の【読書日記】です。 どうしても紹介したかった本です。 本書の内容を一言で言うと タイトルそのままに 「心理的安全性をつくる言葉を 55個解説した本」です。 読んだ私の感想は 「こんな本を探していた!」 私のように概念としては 「心理的安全性」を 理解していたが、 具体的にどのように現場に 落とし

¥100

【哲学沼】人間は考える葦である。|「人間らしく生きる」を哲学で問う。

哲学者パスカルに言わせると 人生は「暇つぶし」で そのための「気晴らし」が必要なのです。 どうも 安全・安心と絆でつながる キャリアコンサルタントのタルイです。 いきなりですが 人間は考える葦である。 この言葉をご存知でしたか? これはフランスの有名な哲学者 パスカルの言葉です。 葦というのは水辺に育つ、 か弱く細い草のような植物のことで パスカルは著書「パンセ」の中で 人間は自然の中では 葦のように弱い存在である。 しかし、 人間は頭を使って 考えることが

¥100

読書感想コンテスト「#読書の秋2022」開催決定! 関連イベント、書店フェアを実施します。

noteで読書感想を募集する投稿コンテスト「#読書の秋2022」を、今年も開催することが決まりました! 2020年から始まったこの企画。今年で3回目となりますが、昨年より一層パワーアップしてお届けします。10月のコンテスト開始に先立ち、内容をちらっとご紹介します。 ①今年のテーマは「今こそ読んでほしい、この本。」「読書の秋」では、毎年出版社が課題図書を選定してきました。昨年までは、各社が自由におすすめの本を提案していましたが、今年は、一つのテーマのもとに本を選んでいます。

メガバンク銀行員ぐだぐだ日記を読んで

ふだんの生活の中で、自分にはあまり関係がなくて、でもなんだか気になることがあります。 それは、銀行。 まだ明るい午後3時に窓口をシャーっと閉めたあと、銀行は何をしているんだろう。ドラマの世界では、一円が合うまで全員でお金を探す、なんてシーンがあったけれど、本当にそうなのかな。 夫にすすめられて「メガバンク銀行員ぐだぐだ日記ーーこのたびの件、深くお詫び申しあげます」を読みました。 著者の目黒冬弥さんは、現役の銀行員です。 バブルの終わりのころに大手都市銀行に入行され、地方

蜘蛛の糸のメタファー

芥川龍之介の有名な作品に蜘蛛の糸というものがあります。 悪人が地獄の血の池で溺れかけているときに、ひとりの罪人が蜘蛛を助けたことでお釈迦さまが慈悲をくれたためです。 しかし、悪鬼は我先にと蜘蛛の糸をのぼり出したために、ののしりあったために、蜘蛛の糸は切れてしまうのです。 元の血の池地獄で過ごさなければならなかったのです。 これは勧善懲悪の話ではあるものの、仏と衆生を描いたものとは言い難いです。 感応道交では時空を超えて念を送ることができました。 生き霊に直撃し、クロスす

読書 ブームにのっていく

ビジネス書、小説、なんでも読む。 急にブームになるものもある。 すこし前にハマっていたのは政治家の自叙伝。メルケルさん、オバマさんと読んだ。 政治家の自叙伝は定期的にくるブームで、以前はゴルバチョフさん、ブッシュさんのものを読んだ。 政治家の自叙伝のあとは、小説だ。 辻村深月の「傲慢と善良」が良かったので、いまは辻村さんの本を中心に読んでいる。 ビジネス書、自己啓発書が紹介されることも多いので、読むことが多い。 そうしたなかでも、ブームのようなものがあり、あるテ

家族大好きサラリーマンによる絵本レビュー『わたしとなかよし』

どんなものからでも学びを得ることはできます。 子どものものと思いがちな絵本からだってそう。 今日は素敵な学びを得た絵本「わたしとなかよし」をご紹介します。 この絵本の主人公はブタさんの女の子。 絵本はブタさんのこの言葉からはじまります。 そう、自分には自分という友だちがいると言うのです。 なんというポジティブ思考。この一言でグッと世界に引き込まれます。 ブタさんはどんなときでもひとりぼっちではなく、いつもわたしという友達が一緒という考えを持っています。 「人は1人

『売れるもマーケ当たるもマーケ マーケティング22の法則』要約

 本が売り切れらしいので要約をどうぞ。どうやったら成功するかはアートなので再現性がない、しかし失敗はサイエンスだ!この22の法則を破ると罪と罰が待っているぐらいのイメージです。 はじめに  前書きでは、大量の予算を確保したテレビCMのようなマスマーケティングへ対する無念さや、懸念について書かれています。 広告費を大量投下したら利用者が確保できて売り上げが取れた時代は(27年前の時点で)終わったのだと筆者は言っています。  じゃあ、どうすればいいのか?マーケターとしてどう動

「内臓とこころ」を読んで

この本の著者である三木 成夫氏は解剖学者であり、東大医学博士。この本は保育者向けに開催された講演をまとめています。 語りかける文体から氏のウィットに富んだお人柄を推察でき、当時聴いてた皆様の会場の様子もまた伺い知ることができ、まるでその場の後方に席を置いて講演を聴講しているかのような感覚で読むことが出来ました。その様子に思いを馳せながら、三木先生と書かせて頂くことに致します。 「内臓復興」、そう、はらわたの話を、難解な表現もありつつ引き込まれてゆく文章に、突然何かをほのめ